Soar into the Sky!

トレントの日記

闇を切り裂く! <MAG LITE 改>

2007-07-02 05:00:11 | *Diary


この写真に写っているもの。結構多くの人が見覚えがあると思う。そう、恐らく世界で最も著名なフラッシュライト、MAG LITE だ。短い方が単一電池 2 本使用の 2D、長い方が単一電池 3 本使用の 3D

MAG LITE の完成度の高さは今でも髄一と言える。

以前ここに書いたように、高輝度 LED の波はこの MAG LITE にも押し寄せ、今では従来のクリプトン球モデルに加えて白色 LED を光源としたモデル登場している。

僕は昔から MAG LITE が好きで、クリプトン球の 2D、3D、そして 4D モデルに加え、LED 版の 3D、4D モデルも登場後すぐに購入した。MAG の外観デザインは今でも色褪せる事なく大変秀逸で、所有する喜びも与えてくれるのだ。

ところが、より小型で明るいフラッシュライトが登場している昨今、MAG の出番はどんどん少なくなりつつある。

今の基準では MAG LITE はそれほど明るくないというのが率直なところ。それでいて図体は大きいのだから、その存在を疑問視する向きがある事は否めない。

そんな哀れな MAG LITE だが、このデザインの秀逸さを活かし、高輝度化を図った改造品が世界の、特にアメリカのマニアによって数多く製作され、販売されている。MAG LITE はそうした改造のしやすさにも大きな価値がある。

この写真の 2 本も、実はアメリカから取り寄せた MAG LITE 改造品。先週手元に到着したばかりのものだ。

両方ともソウル・セミコンダクター社製の非常に明るい白色 LED を搭載している。3D 改造品の方はそれを 3 つ載せているのが下の写真から判るだろう。



それぞれフラッシュライトとして性格が異なり、単純な比較は出来ないが、双方明るくてかなり満足度が高いライトに仕上がっている。特に 3D 改造品は公称 600~700 ルーメンもの光束を誇り、実際非常に明るい。こうなると 10 ワット級の HID ライトをも凌駕する明るさだ。

製作はアメリカ・イリノイ州の Lambda Lights (ラムダ・ライツ)。個人のマニアである。Lambda ではこれらを以下のように呼んでいる。

・上記 MAG LITE 2D 改造品 → ProCharger P4 Special Edition
・同 3D 改造品 → Hydra Pro XP3 Special Edition 3D P4 LEDs

最近はもっと進んで、自身で設計して筐体の製作からこなしてしまう超強力なマニアもいるのだが、MAG LITE のデザインに惚れ込んでいる僕としては、Lambda Lights のような改造スペシャリストの存在を忘れる訳にはいかない。

Lambda これからも頼んだぞ!