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街の看板屋さんのブログです

フットサル、サッカー、仕事、家庭菜園での出来事などを書いてます。

ドリブラーの姿勢

2007年02月17日 | サッカーの理論
ドリブルの上手な人の姿勢に注意してみてみると、極端に前傾だったり、後傾だったりする人はいません。いろいろなスタイルがあると思いますが、無駄に力を入れている前傾は、とまることができないのと、ももの前の筋肉を使っていることで足が地面から離れてしまい、ボールコントロールがおろそかになります。世界中のドリブルの上手な選手は、ももの後ろ側の筋肉と体幹を上手く使っていてボールが体にくっついているかのように運ばれます。ボールコントロールと軸足の移動が同時に行われるので、バランスも崩れません。
後傾でドリブルしている選手はいないでしょう。

ドリブルの仕方2

2007年02月03日 | サッカーの理論
ドリブルは、目の前にいる相手からボールを奪われないようにするものと、目の前の敵を抜き去るのとに区別できます。キープと突破と区別します、キープのドリブルは、時間を稼ぐこととスペースを見つけることに使います。このキープのドリブルで一番陥りやすい間違いは、何のためにドリブルしているのか考えていないことです。味方にパスを出すためのタイミングをあわせているのか、パスするコースを作るためにドリブルしているのか、時間を稼ぐためにしているのか、よく考えてドリブルしましょう。
さて、キープのドリブルは、まず相手に取られないことが大切なので、ファーストタッチに一番注意が必要です。相手の足が届かない自分がコントロールしやすいところにしましょう。次に右利きの場合、真っ直ぐより右に少しずらして転がして体をボールと相手の間に入れます、この状態からターンしたりフェイントをかけることが一番簡単です、あせらず相手の動きを良く見てぎりぎりのところで逆をとると効果があります。
突破のドリブルは、考え方としては相手の動きを止めるか、自分が進む方向とは違う向きに動かしたところを突破します。後ろ向きの人を前向きの人が「ヨーイドン」すれば、ほとんど前向きの人が勝ちます。このときにボールがとられないようにすることがフェイントです。ダブルタッチやスモールブリッジ、ちょっと浮かせることで突破できます。コツは、相手の隙をつくことです、気合が入った状態の顔つきや動きでディフェンスを抜くよりパスしそうな顔をしているほうが抜きやすいでしょう。筋肉の使い方は、陸上でもよく言われていますが、ももの後ろのハムストリングを使って動き出すと良く抜けます。動き出しの動作も小さく加速もスムーズでボールコントロールも足を上げないのでやりやすいでしょう。一度全体で横を見てからドリブルするのも効果的です。つづく

ジェフの戦術

2006年11月08日 | サッカーの理論
ナビスコカップを観ていてジェフの戦い方に感心しました。左サイドに一人必ず開いて張っています、そしてセンターの巻が中央に位置し、右サイドは通常、人をおかずスペースを空けた状態にしています。パターンとしては、両サイドを使って中にセンターリングなんですが、左サイドは中央に流れ、後の選手がすぐに開いて上がってきます。右サイドはスペースにパスが後ろからどんどん出てきま。出してと受け手のタイミングは、一発目のクリアーのタイミングです。
そしてサイドでもらった選手が持ち込んでセンターリングをあげるのですが、このあげたボールに対してのジェフの人数のかけ方がすごい、通常アントラーズだと2から3人でも多いのに、4から5人は詰めてきます。走らないとできないサッカーです。さらに驚くのは試合終了まで運動量が落ちません。アントラーズは終了10~15分前にMF人が息切れしてついていけず2失点して完敗でした。
ジェフは攻撃にも守備にも人数をかけることができる、すばらしいチームになっていました。アントラーズが低迷しているのは、中盤での運動量とパスの質だと感じました。なかなか昔のように一本のパスで裏へ抜け出て得点を決めるのは難しいレベルになってきたんでしょう、何か特徴のある攻撃のスタイルを作って来年は、も少しがんばってもらいたいです。

ボールを転がす方向

2006年10月31日 | サッカーの理論
ボールを中盤より後でキープする場合、ボールを目の前の敵に向かってドリブルすることが一番多く、よく取られたりパスをカットされてしまいます。
ボールを転がす方向は、DFとDFのちょうど中間あたりを狙うと相手がどちらがチャレンジするのか迷うので一瞬の隙ができます、距離はなるべく近づかないことがパスを出すための時間を稼ぐことになります。
スルーパスの場所も、同様でキーパーとDFとOFのちょうど等距離のところで止まるようなボールが一番チャンスを生み出すようです。この理論もGKとDFが一瞬どちらが行ったら良いかためらうためだと思われます。又、もし両方が行った場合でもミスする可能性は高いのです。相手のミスをさせる、相手の動きを一瞬ためらわさせるパスは有効です。
このことは常に上空からグランドを見るイメージと、パスを出す技術を磨くことで実践できるでしょう、ボールを触りたがるプレーヤーは、パスの出しての楽しさを知るともっとサッカーが楽しくなるでしょう。

観る事の大切さ

2006年10月20日 | サッカーの理論
試合中に良く見ろとか頭を上げろ、首をふれ等良くコーチやチームメイトから指摘されている人がたくさんいます。
どこを見るのかしっかり頭の中にインプットしましょう。
「ボール・ゴール・味方・敵・スペース」
現在この5つをみることの基本と定義しています。
ボールの中心をいつも気にしていなければ、カーブボールもチップキックも正確には蹴れません。
常にゴールを見ていなければ、シュートチャンスを逃します,逆にシュートを決められてしまいます。
味方が何をしたいのか、何を考えているのか、よーく見てコミュニケーションをとりましょう。
相手のいるスポーツですから、敵の考えていることや、やろうとしていることの逆のプレーを心がけましょう
観る事の中でスペースを見つけることは一番難しいのかもしれません。
スペースとは、単純に人のいない場所のことを指します。味方が走りこむ先にボールを転がしておくことや、味方がどいたところに自分でボールを転がして入っていくようなプレーを指します。
*観る為には、良い姿勢が必要です、前かがみになったり、一箇所だけ見ていたり
組み立てる能力がないと自然にできません。良い試合の中でプロのプレーヤがやっている、観るための動きにも注目しましょう。

走り方と止まり方

2006年10月20日 | サッカーの理論
基本動作で一番大切な、走ることと止まることができないプレーヤーがたくさんいます、というか殆んどです。昨日もミニゲームを2時間ほどやったんですが、若くてまだまだ動ける年代の人が徐々に動き出しとストップするときに、バランスを崩していました。
フットサルを経験している人は意外と足裏に体重をかけることを、自然に経験しているのでしっかりとステップできるのですが、屋外でスパイクを履いていつもトレーニングしている人たちには、足の裏でしっかりと体重を感じることができません、この足の裏でしっかりと力をいれずに立っていることがわからないと、無駄な筋力を常に使っていることになります。したがってふくらはぎや腿の前の筋肉を使いすぎてつってしまうことになります。
がむしゃらに走ることより、しっかりと足裏を感じることからトレーニングしましょう

2軸を使った動き

2006年10月13日 | サッカーの理論
最近の技術理論の中で注目されている、2軸を使ったサッカーのプレースタイルを勉強しています。膝を抜くとか、並足とかいろいろ新しい言葉も出てきて解りずらいのですが、実際にこの動きを取り入れたトレーニングをしてみて解ることがいっぱいあります。
ジュニア世代から自然な動きの中でプレーしている子供たちに、間違った指導をしている指導者が大勢いることもわかります。2軸の動きはことばで説明することができませんが、本来自然にできているボールを使ったプレーを無理に修正させてしまいかわいそうなことになります。
体の中心に近い体幹のトレーニングは、バランス感覚を良くし少々当てられてもぐらつかずフィジカルを強くしてくれます。
以前ですと目に見える外側の筋肉ばかり鍛えて、動きずらくスピードを殺し、すぐに疲れてしまっていました。
もう少し実践してみて、より簡単に鍛えられるように工夫していきたいと思います。