このまえちょっと書いたのですが、
「人間は舌だけではなくて、情報も含めて『脳』で味わうらしい」
という件について…。
人間が食べ物の味を感じるのは、確かに「舌」なのですが、
実際にそれを判断するのは「脳」なんですよね。あたりまえですが…。
ただ、脳のつくりは不思議なもので、純粋に舌からの情報だけでなく、
その他の情報も含めて判断を下しているらしい、と。
(どっかの偉い先生が言ってました)
以前見たTV番組での話なんですが、
自称「ワイン通」という人達を集めて安いワインを飲ませるときに、
年代モノとウソついて説明をしたら、ほとんどの人が「すばらしい!」と
答えてしまったのですね。
これは、「すばらしいワインだ!」という「情報」を加えて、脳が味を
判断してしまったということらしいんですよ。
一見すると、みんな騙されてバカだな~と思うのですが、
実際には、本当に脳は美味しい判断しているという訳で、
その意味では間違った判断ではないということになるのかな。
つまり、前もって美味しいと思わせるような情報を与えれば与えるほど、
同じ食べ物であっても脳が勝手に美味しいと感じてしまうみたいです。
もちろん、本来の舌の味覚も大事ですから、ホントにまずいものは
まずいのですが、あるレベルを超えたものについては、外部情報に
左右されやすいということになるんでしょうか。
その辺のことを考えて焼酎に当てはめると、
丁寧な造り、評判が良い、稀少銘柄、プレミア…等々という情報が
増えれば増えるほど、美味しいような気がしてくるということで…。
おまけに、そもそも焼酎って、味の差が出にくいし…、蒸留酒だから。
前々回、「焼酎の飲み当て」のところで書いたのですが、情報の無い
状態で飲む焼酎は、当てるのが難しいだけでなく、全然味気なく感じて
しまうのですね、有名銘柄であっても…。
自分の気持ちが盛り上がってないから、こんなもんかな?って感じ
なんですよね…。
その辺を考えると、純粋に味で判断している名ソムリエとか、
味覚の鍛え方が半端じゃないんだろうな~、と思う訳ですよ。
しかも周辺情報の知識も半端じゃないから、気持ちをより盛り上げて
美味しく感じさせるテクニックとかも持ってそうですよね。
一般人の私は、只々、情報に踊らされながら、ウンチク垂れてます。
それはそれで、楽しいんですけどね。
「人間は舌だけではなくて、情報も含めて『脳』で味わうらしい」
という件について…。
人間が食べ物の味を感じるのは、確かに「舌」なのですが、
実際にそれを判断するのは「脳」なんですよね。あたりまえですが…。
ただ、脳のつくりは不思議なもので、純粋に舌からの情報だけでなく、
その他の情報も含めて判断を下しているらしい、と。
(どっかの偉い先生が言ってました)
以前見たTV番組での話なんですが、
自称「ワイン通」という人達を集めて安いワインを飲ませるときに、
年代モノとウソついて説明をしたら、ほとんどの人が「すばらしい!」と
答えてしまったのですね。
これは、「すばらしいワインだ!」という「情報」を加えて、脳が味を
判断してしまったということらしいんですよ。
一見すると、みんな騙されてバカだな~と思うのですが、
実際には、本当に脳は美味しい判断しているという訳で、
その意味では間違った判断ではないということになるのかな。
つまり、前もって美味しいと思わせるような情報を与えれば与えるほど、
同じ食べ物であっても脳が勝手に美味しいと感じてしまうみたいです。
もちろん、本来の舌の味覚も大事ですから、ホントにまずいものは
まずいのですが、あるレベルを超えたものについては、外部情報に
左右されやすいということになるんでしょうか。
その辺のことを考えて焼酎に当てはめると、
丁寧な造り、評判が良い、稀少銘柄、プレミア…等々という情報が
増えれば増えるほど、美味しいような気がしてくるということで…。
おまけに、そもそも焼酎って、味の差が出にくいし…、蒸留酒だから。
前々回、「焼酎の飲み当て」のところで書いたのですが、情報の無い
状態で飲む焼酎は、当てるのが難しいだけでなく、全然味気なく感じて
しまうのですね、有名銘柄であっても…。
自分の気持ちが盛り上がってないから、こんなもんかな?って感じ
なんですよね…。
その辺を考えると、純粋に味で判断している名ソムリエとか、
味覚の鍛え方が半端じゃないんだろうな~、と思う訳ですよ。
しかも周辺情報の知識も半端じゃないから、気持ちをより盛り上げて
美味しく感じさせるテクニックとかも持ってそうですよね。
一般人の私は、只々、情報に踊らされながら、ウンチク垂れてます。
それはそれで、楽しいんですけどね。