遠くからはアメリカセンダングサとばかり思っていたが、ふとモウセンゴケの繊毛の粘液を想像させるネバネバしたものが見えた。
「森で遊ぼう」で共生の森で見つけて気になっていた。
撮った写真で調べた。なかなか見つからなかったが、「ひっつき虫」で検索すると、
・鉤を持つもの ・細かい鉤が密生するもの ・逆さとげを持つもの の次に
・粘液を出すもの〈 種子表面に粘液毛などを持ち、それによって粘り着くもの。 (例) メナモミ・ノブキ(キク科)、チヂミザサ(イネ科)など。〉とあった。
オナモミは有名だが、メナモミは知らなかった。
あらためて図鑑を開いた。メナモミと同定できた。特に珍しくはないようだが、これまで知らない植物だった。
その図鑑の写真ではよく分かりにくい。百聞は一見にしかずだ。
一つ一つ名前を知り、その個性を知ることは実に楽しいことだ。