澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

ハリセンボンの刺身を食べる~台湾・澎湖諸島の旅

2009年06月06日 17時23分10秒 | 台湾
何しろ、旅行中2260枚写真を撮ったので、早く整理しないと忘れそう…。
印象に残る写真を3枚。



《写真》馬公名物・ハリセンボンの刺身
澎湖諸島の県庁所在地・馬公市の名物は、ハリセンボンの刺身。沖縄でもハリセンボンを食べるのだそうですが、とげ抜きが面倒なので、刺身では食べないそうです。中国語学校経営者の奥さんがごちそうしてくださったのがこれ。フグの皮よりもずっと厚みがあって、ぷりぷりしている。ちょっと渋い味が残るのは、フグと同様。日本酒を一杯やりながらいただいたら、もっと美味しいかも…。



《写真》「民族の救いの星」
台南・国立文学館の展示から。「民族の救いの星」が鼠だったというパロディ。「民族大救星」というのは、文化大革命時代、毛沢東を讃えた言葉でもあるが、ここでは蒋介石独裁を揶揄している。蒋介石の中国国民党は、国共内戦に敗北し、台湾へ敗走してきたにもかかわらず、中国大陸を取り戻す(光復大陸)というスローガンのもと、38年間ものあいだ戒厳令を出し続け、台湾人を弾圧した。
大陸でも台湾でも、「ひとつの中国」「大中華」を叫び続けた「救いの星」は、人民に大きな苦しみだけを残した…。



《写真》台北・迎賓館の門扉に残る菊の御紋章
台北・総統府の近くにある「迎賓館」の門扉には、まだ菊の御紋章が昔のままに遺されている。台湾では、日本統治時代を全面否定せず、文化財的価値がある建物はきちんと保存している。その点で朝鮮総督府の建物を爆破した韓国、満鉄アジア号を吹きさらしのあばら屋に放置している中国とは、全く異なる。


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