参議院議員選挙の惨敗にもかかわらず、石破首相はぬけぬけと居直りを宣言した。
その理由の一つに、「南海トラフ地震・首都直下地震」の可能性を挙げている。これには、心底驚いた。天変地異の可能性を理由に自己保身を図る首相など、これまで存在しただろうかと。ルーピー鳩山、サイテー首相・菅直人でも、そんなことは理由にしなかったはずだ。
首相の座についてから、次々と明るみに出る石破の本性。それは、傲慢不遜、無恥と無能を絵にかいたような人物だ。「政治を停滞させない理由」として天変地異の脅威を言うのなら、何故、選挙公約にそれを「大きく掲げ」なかったのか。
まさかまさかとは思うが、この選挙期間中、石破は「南海トラフ地震・首都直下地震」について、何か気になる情報を得たのだろうか?その情報を憂慮して、自らの留任を決めたとか?まさか、石破に限ってそれはないだろう。
浜崎洋介・京都大学特定准教授(文芸評論家)が石破茂の著書「保守政治家 石破茂」を批評した映像がある。「読みながら手が震えてくる...石破茂、裏切りの人生」だが、これを見ると、私も手が震えてくる思いだ。
読みながら手が震えてくる...石破茂、裏切りの人生(京都大学/文芸批評家:浜崎洋介)