澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

桐朋学園オーケストラ演奏会

2021年06月30日 22時56分05秒 | 音楽・映画

 先週末、桐朋学園オーケストラを聴く機会があった。

《プログラム》
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第三番ハ短調
ドヴォルザーク:交響曲第八番ト短調

 指揮:齋藤友香理
 ピアノ:尼子裕貴 
 桐朋学園オーケストラ

 いつも思うのだが、桐朋学園オーケストラの演奏は、プロの交響楽団と比べてもそん色がない。アンサンブルの緻密さ、音量の豊かさ、各奏者の技量の点で、他大学のオーケストラを圧倒的に凌駕していると感じる。

 ドヴォルザークの交響曲第八番は、何度も演奏会で聴いたことがある。若い女性指揮者である齋藤友香理は、この有名曲をさっそうと演奏した。



 演奏会は素晴らしかったのだが、上の写真でわかるように、管楽器以外の奏者は全員がマスク装着。指揮者も例外ではなかった。だから、誰がどんな表情をしているのか、指揮者はどんな人なのかなどという、ビジュアル的な面はよくわからなかった。
 
 コロナ禍は、演奏会の楽しみを半減させていると感じた。入場人員も通常の半分だったというのは、笑えない冗談だが…。早くこんな状況が変わることを願わずにはいられない。


「天皇陛下が五輪開催に懸念」宮内庁長官が拝察

2021年06月25日 09時03分41秒 | 新型コロナウイルス

  宮内庁長官が定例記者会見で「天皇陛下が五輪開催に懸念」と言及したことが、大きな波紋を呼んでいるそうだ。

 昨晩(6月24日)の「プライムニュース」では、櫻井よしこ女史がこれを採りあげ、宮内庁長官の言動を厳しく批判した。
 一方、ネット番組で安富歩・東大教授は「天皇のこの発言は、象徴天皇制の枠組みを一歩踏み出すものだ」と 桜井女史とは反対の立場から批判した。

 平成天皇は退位に当たって「私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました」と述べられたが、安富教授によれば、これこそ象徴天皇制から逸脱する言葉だと言う。すなわち、「国民の安寧と幸せを祈ること」は天皇の国事行為ではないにもかかわらず、平成天皇の意思によって「天皇の仕事」として付け加えられてしまった。

 令和の今日、「天皇陛下が五輪開催に懸念」と伝えられれば、五輪期間中、コロナ禍が想像以上に深刻化するのではないか、そういうデータが隠蔽されているのではないかという疑念がわく。
 官房長官の発言は、天皇の権威に瑕をつけないために、あらかじめ予防線を張ったのではないか。振り返ってみれば、天皇の側近は常に同じようなことを繰り返してきた。「昭和天皇は太平洋戦争開戦を望まず、常に平和を求めてきた」というような回顧録が発表される一方、戦争末期「もう一花咲かせてから、戦争終結を」とつぶやいた天皇の言葉が特攻隊の悲劇を増幅させたという事実はあまり語られることもない。天皇の優柔不断、指導力の欠如が、あのような形での敗戦をもたらしたという側面も忘れるべきではない。
 
 要するに、惨憺たる結果に終わるかもしれない東京五輪に対し、「朕はあらかじめ憂慮していた」と保険をかけたのかも知れない。 

 宮内庁という組織に関しては、「皇室を守る」(桜井よしこ)、「皇室を規制する」(安富歩)という二つの見方があるようだ。宮内庁長官の今回の発言をどう認識すべきか、考えるべきことは多い。

 

【速報】日本の緊急事態!「天皇陛下 五輪開催による感染拡大に懸念と拝察」宮内庁長官。天皇がコロナ懸念・御聖断五輪中止あるか?安冨歩教授電話出演。一月万冊清水有高。

 

「天皇陛下が五輪開催に懸念」宮内庁長官が拝察【news23】


夏の花~ノウゼンカズラ

2021年06月15日 09時32分20秒 | 散歩

今年もまた、ノウゼンカズラの花が咲いた。この花を見るたびに、夏が来たなと感じる。

ノウゼンカズラ(凌霄花[3][4][5][6][7]Campsis grandiflora)はノウゼンカズラ科落葉性つる性木本[8]からにかけ橙色あるいは赤色の大きな美しいをつけ、気根を出して樹木や壁などの他物に付着してつるを伸ばす。中国原産[9][6][7][4]平安時代には日本に渡来していたと考えられる[9][7]。夏の季語[6][4]」(Wikipediaより)

 二十年ほど前、家人が植えたこの花が、毎夏、庭に咲くようになった。少したってから名前を知ったのだが、夏の季語だったと知ったのはたった今。

 庭に咲いた花を撮ってみた。



 

 


植物園を散歩

2021年06月13日 19時58分47秒 | 散歩

 コロナ禍で休園になっていた植物園が、事前予約で入園できることになったという。そもそも、屋外の公園で「飛沫感染」「接触感染」する可能性はほぼゼロなのに、なぜ、これほどまでに大騒ぎをして、もったいぶるのだろうと思ってしまう。きっと、「女帝」知事におかれては、愚民は常に調教しておかねばならない、というお考えがあるのだろう。

 実際に園内に入ってみると、人影はまばら。噴飯ものだったのは、ベンチが間引きされて「使用禁止」になっていたことだ。青空のもと、爽やかな風が吹き抜け、目の前には華やかなバラ園、こんなところで「飛沫感染」など起こりようもない。

 俗世間はコロナ禍で大騒ぎ。ワクチン接種は「国民的義務」というような、奇妙な風が吹き始めたいま、ワクチン接種を受けない私にとっては、花を眺めるのがホッとするひととき。

 


閉園間近の京王フローラルガーデン「アンジェ」

2021年06月09日 22時52分18秒 | 散歩

 京王フローラルガーデン「アンジェ」は、五月末で19年の歴史を閉じ閉園するはずだったが、コロナ禍で緊急事態宣言が発出させられたため、有終の美を飾ることはできなかった。そこで、京王電鉄は、6月1日から13日まで、無料開放(通常の入園料は500円)という粋な計らいをしている。

 一昨日、私も出かけてみた。週日の昼下がりなので、人出は思いのほか少なく、今が見ごろの紫陽花など大いに楽しんだ。今週いっぱいで、この光景は見られなくなると思うと、ちょっとセンチメンタルな気持ちにもなる。閉園後は、京王電鉄や調布市などによって、大規模な再開発が行われる予定だそうだ。アンジェの前身は「京王百花苑」、その時から数えれば実に多くの来園者を楽しませたことになる。

 別れを惜しみながら、紫陽花の写真をたくさん撮った。

京王フローラルガーデン「アンジェ」




 

 

 

 


海にまかれた遺骨 東條英機の家族は…

2021年06月07日 13時22分08秒 | 歴史

 東條英機ら「A級戦犯」七人の遺骨が海に蒔(ま)かれていたことが、米国の公文書で確認されたというニュース。

 これに対しては、今朝ラジオで経済評論家・上念司が「A級戦犯という言葉は間違っている。GHQによる占領が解除された後、国会の超党派決議でA級戦犯はなくなったはず」と指摘し、安易にこの言葉を使い続けるマスメディアを批判した。
 また、郵便学者・イスラム研究家・内藤陽介は、「遺骨を海に蒔くのは、死後に神格化されるのを防ぐため」で「ヒトラーの遺骨も所在不明にされた」と指摘した。

 このニュースに接した東條家の一人は「(ないがしろにされるよりは)海に蒔かれた方がマシ」とコメントしたそうだ。この発言からうかがわれるのは、ある種の無念さ、世間に対する怨念の感情だろう。東條一族は、A級戦犯という汚名を背負いながら、ここまで生きてきた。東條英機は昭和天皇に代わって、一切の戦争責任を引き受けた。だから遺族の皇室に対する感情は、人一倍複雑だろう。三島由紀夫が自衛隊に決起を促し、皇居の方向に正座し、自決したとき、何を思ったのか。またいま、傲慢、優柔不断の秋篠宮が自分の娘の縁談ひとつ解決できない姿を見て、何を思うのか。

 「海に蒔かれてマシだった」という言葉は、いろいろなことを想像させられる。

 

A級戦犯7人の遺骨「太平洋にまいた」米公文書発見

配信
 これまで謎だった東条英機元総理ら第2次世界大戦のA級戦犯7人の遺骨の処理について、「太平洋にまいた」などと詳細が記された公文書が見つかりました。
 文書は当時、横浜市にあったアメリカ第8軍の少佐が遺骨処理について報告したものです。
 1948年12月23日午前0時すぎ、東京・豊島区にあった巣鴨プリズンで東条英機元総理らA級戦犯7人の死刑が執行された後、遺体は横浜市で火葬されました。
 その後、7人の遺骨は太平洋上空から海にまかれたということです。
 この文書をアメリカ国立公文書館で入手した日本大学の高沢弘明専任講師は、「遺骨を海にまいたことが記載された公文書が見つかったのは初めて」としています。

 

 


ワクチン接種を受けない私

2021年06月07日 11時08分57秒 | 新型コロナウイルス

 コロナ・ワクチン接種の通知が市役所から届いた。熟考(?)の結果、私はこの接種を受けないことを決めた。

 その理由は、①ワクチン接種の副作用が明確でないこと、②コロナ禍をめぐるマスメディア報道が信用できないこと、にある。

 ①については、友人が二回目の接種をしたあと、高熱が出て、一晩中大変な思いをしたと聞いたから。「副作用は大したことはない」という説明を鵜呑みにしていいのかと思う。

 ②については、コロナ禍が情緒的に「大変だあ、大変だあ…」と喧伝されて、問題の本質を真剣に考えようとする声は、ほぼ無視された。マスメディアは、まずPCR検査の必要性を煽り、今はワクチン接種を煽りに煽っている。木村盛世・元厚生労働省医系技官は、日本のコロナ禍を「さざ波」に過ぎないと指摘した。だが、TV、新聞は都合のいい数字だけを採りあげて、「欧米では…」「外国では…」と比較したうえで、政府の無策をあげつらう。ようやく最近になって分かってきたことは、日本のコロナ対策における最大の障害は、日本医師会の存在だということだ。開業医の政治的圧力団体である日本医師会が、誠実な「医療従事者」ズラをして、このコロナ禍を食い物にしようとしたかは、今や明らかだろう。

 自分自身が武漢ウイルスに感染してしまったら、ホントに洒落にはならない。後悔するのかも。だが、人生は決断の連続。私は、このコロナ騒ぎに胡散臭さを感じるから、「バスに乗り遅れるな」みたいな行動はとらないことにした。友人からは「陰謀論者になったのか?」とからかわれたが、それほどのことではない。ひとときの小さな決断にすぎない。