澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

ふたたび筑紫哲也論

2008年11月10日 15時28分43秒 | マスメディア

TBS系列以外のTVでも筑紫哲也を偲ぶ番組が放送されている。
「巨星墜つ」というようなタイトルを付けた番組もあったので、思わず失笑だ。

筑紫哲也、五木寛之、鳥越俊太郎、姜尚中は似たもの同士だ。
「九州出身」で「目立ちたがり屋」、「東大出身ではなく」「ナルシスト」というあたりが、この4人の共通点だろうか。
朝鮮半島の文化的影響を受けているためか、九州出身者には、自己主張が強く、「俺が、俺が」式の人間が多い。また朝鮮半島と同じように、男でも、見かけの美醜を気にする傾向が強く、ナルシストが多いと言われる。姜尚中のいやらしいカメラ目線を思い出せば、納得だろう。

この4人が、TVに出まくり、”カッコよく”話しているのが、主婦や若者には受けるらしい。
きょう筑紫哲也は「偉大なジャーナリスト」だったと、天野祐吉が言っていたが、噴飯の極みだ。ジャーナリスト精神を説きながら、いざ「オウム事件」「週間金曜日問題」が起きると、筑紫は”逃亡”してしまったではないか。そのことに触れずして、天野のような同じ穴のムジナにインタビューしても始まらない。

また筑紫哲也が「平和愛好者」だったと、なかにし礼が誉めていたが、これも怪しい。
さらに自分のガンでさえも、ジャーナリストとして客観的に取材していたというようなエピソードもあったが、これはいったい何なのだ。

70歳を過ぎて、TV番組でガンを告白してもなお、番組を辞めなかったとして称えられているが、とんでもない話だと私は思う。
世の中に「余人をもって代え難し」などということは、無いに等しい。だが、自分がそれだと思う、この傲慢さ、いやらしさが、本当に鼻につくのだ
「朝日新聞」が「平和憲法」を盾に、「ご高説」を振りまくやり口と全く同じなのだ。大衆を見下し、原理、原則のご高説をのたまうやり口だ。

たかだかTV番組の司会者にすぎない彼を、「偉大な…」「巨星」などと褒めそやすのはいかがなものか。

誰かが、筑紫哲也が地獄にいき、金日成、スターリン、毛沢東などの「巨星」に会うという話をブログに書いていたが、それは皮肉としても、何だか持ち上げすぎだと私は思う。

筑紫哲也が「巨星」「平和主義者」かどうかはどうでもいいが、田原惣一朗のように、自分の子供をTV局にコネ入社などさせていないかどうかを知りたいところだ。
彼が最後までTV出演にこだわった理由は、案外、そんなところにあるのではないかと疑うからだ。だとしたら、このジャーナリストの化けの皮が剥がれることになるのだが…。