オリーブの枝作戦。続報。

さて。
３月１８日に

オリーブの枝作戦の
完了宣言がでてから、
約、１０日。

その後。
トルコ軍は、

何をしてるんだべか～？
って、話なんすけど。

実は。
オリーブの枝作戦。

続き、が
ありまして。

実際。
トルコ政府からの

公式発表、は
ないものの。

現地からのルポ、
という形で。

こちらでは、
トルコ軍が

進軍を続けている、という
報道が流れております。


黒丸が、テル・ルファット

アフリンまでは
ロシアとも、合意してたし。
問題なかったんだけど。

アフリン以南の
テル・ルファットという
町には

当時、アフリンから
撤退した

ロシア兵が、いくらか
イマダニ、駐留してましてね。

トルコ軍も
大手を振っては、
進攻できないわけだな。


で。
まあ、いうなれば

一応。
周りを、包囲はしているもの。

お上の交渉結果を
待っている、という形らしく。

正式に、ロシアと
合意して。

ゴーサインが出れば。
テル・ルファットにも

進攻しますよ～
ってな、状態らしい。

実際、テル・ルファットの
クルド人勢力や、

アサド派勢力は
とっくに、

撤退している、との
情報もある。

テル・ルファットを
抑えてしまえば

その後は。
更に、東の

メンビチに、
進軍するぞ！と

以前から、
頑張っている、トルコっすが。

ここには、
米軍が駐留してて

そう簡単には
いきまへんで～って。
頑張ってたんだよね。

ただ。
本日の、フラッシュニュースで
流れた報道では

トランプさんが
公式の場で

アメリカは、近々
シリアから、

完全撤退するぞ！
あとは、勝手にやってくれい

という。
スピーチをしたそうでｗ

まあ。
今までにも

トランプさんの発言と
ペンタゴンの態度が

１８０度違ってた
なんて、話が

何度も
あったから。

まだ、トルコとしては
両手をあげて

万歳は、
できないもののｗ

何かしら、の
前進があるのでは、と

期待もりもりの目で
なり行きを

見守っている、と
そういう感じですだ。


カンディルを中心とした、ピンク色の部分が、クルド人自治区

これとは、別に。
イラクの、シンジャル、という町。

一応。
クルド人自治区外、で
あるにも関わらず。

先日の。
ISIS追討オペレーションから
こっち。

まるで、自分の
領地内であるかのように

そこに
居座りしてたんだよね。
クルド人勢力が。

で、トルコが。
これにも、業を煮やして。

何で、イラク軍は
シンジャルから、クルド人勢力を
退出させないんだ？

イラク軍ができないなら。
アフリンみたいに。

トルコ軍が
手伝ってやっても、構わないけど？

って。
エルドアン大統領が
演説したんだよね。

そしたら。
現在のところでは。

クルド人勢力は
一目散に、撤退して。

一応、アトガマに
イラク軍が駐留してますって
ことになったらしい。


地図を見れば
わかるように。

大体、トルコの
南部の端っこ。

シルナック県と
ハッカリ県は

イラクの、北側。
クルド人自治区に、くっついているわけで。

ここに。
シリアの北部まで

事実上、
クルド人の勢力下になると

トルコの、南部の
国境は

全部、宿敵、とも
いえる

クルド人ゲリラ勢力
支配下に、なっちゃうわけで。

これ以上
危険な状態はない！と

トルコは、
一生懸命、

国際社会に
訴えてたわけだけど。

誰も、聞く耳、
持ってくれなかったので。

そんなら、自分で
やりますがな、と。

軍隊を投入して。
南部国境地帯を

クルド人勢力以外の
手に、渡そうと
頑張っておるわけで。

まあ、これが。
今まで、トルコのやってる

一連の作戦の
目的なわけだよね。

まだ
どう転ぶかを

判断するには
時期尚早だけども。

とにかく。
建国以来の、危機と言っても

過言ではないほど。
トルコは、憂慮してるわけです。

そして、この感情を
全国民が、共有してるからね。

そういう意味では
強い、と思うよ。

これから、
どうなるか。

オリーブの枝作戦は
どこまで、続くのか？

トルコの、対アメリカ
対ロシアの戦略は
どうなっていくのか？

相変わらず、
難しい

舵取り状態が
まだ、しばらく
続きそうっすよ。

あ、最後に、
ひとつだけ。

トルコが、
敵と、みなしているのは

国内に居住する
クルド人系住民じゃなくて。

トルコから、独立分離を
訴えて

ゲリラ攻撃に出る
テロリスト達、のこと
だそうなんで。

そこら辺。
混同しないように～って。
ことらしい。




本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。

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