ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

シリアの天才ピアニスト!

2014年12月11日 18時29分48秒 | 事件・事故・宗教・政治
そう。
「奇跡」って
あるものなんだね~。

って。
思えちゃうニュースが

また一つ。
新聞を賑わしました♪



16歳の
「タンビ アサード」君。

なんと。
シリアの首都、ダマスカス(トルコ語では、シャム)
から

2年前に。
戦火を逃れて

家族と一緒に
トルコに逃げてきた
難民の少年。

電気関係技師の
父親が

ブルサで
仕事を見つけた関係で

そこで新生活を
スタートさせたんだそうだ。

ブルサに来て
1年ほどたった、

2013年7月の
ある日。

街中にある
音楽教室の扉を叩いた、タンビ君。

ひょんなことから
ピアノに興味を持ち

ピアノを習いたい、と
申し出る。

ピアノ教室の先生が
試しに

数レッスン
教えてみると。

瞬く間に
「天才」の片りんを見せ始め

彼の才能に
確信を持った、先生は

無料でタンビ君に
レッスンする事を
申し出る。

そして。
1年間のレッスン後。
2014年6月

モスクワで開かれる
コンクールの予選に
参加して

見事、優勝し
本選に参加する
権利を獲得!

しかし~。
ここで、問題が。

難民の彼、には
パスポートが、ない。

シリア出身、という
立場では

国際舞台で
何かと、不都合がでる。

あわや。
国際大会、参加は不可かと

誰もが
落胆した、その時…。

大統領、
エルドアンさんが登場~!

「鶴の一声」で
タンビ君の

トルコ国籍取得を
許可し

電話1本で
夜中に

ブルサの役所と、警察所を
叩き起こしw

午前1時に
役所から

「トルコ国民 IDカード」


警察の外国関係課
からは

「パスポート」を
発行させ

翌日。
タンビ君は、無事に

本大会参加に向けて
ロシアへと、旅立ったそう!

お役所と警察署は
夜中に叩き起こされて

きっと
てんやわんや
だったろうけどww

おめでとう!
タンビ君!!



この大会。
10~15年の

キャリアのある
人間でも

なかなか
勝ち抜きは、
難しい、らしく。

そこで。
競争相手を

たった1年の
レッスンで

打ち負かした
タンビ君は

1億人に一人、の
ものすごい、

才能の持ち主
なんだとかw

大会に優勝すれば
ニューヨークの

著名な音楽学校からも
お誘いが来ている、
というタンビ君。

満面の笑みで
「トルコ国民になれて嬉しい。
これからも、ますます、頑張ります!」


インタビューに
答えておりました。

こういうトコ。
トルコの、好きなトコ!

規則とか
うるさいことに、縛られず

臨機応変で
どんどん、対応できる、柔軟さ!

たかが、
シリアの難民の子供、と
蔑まれる事なく

ピアノの先生も
大統領も
皆で

16歳の少年の未来を
潰さないように

両てのひらの中で
モロくて、壊れやすい

花のツボミを
包み込むように。

全力で応援する
その姿勢は、

本当に
すばらしい!!

時々、
こういうニュースを見ると

心の底から
ほっこり、暖かい気持ちに

なれる、というもんで
ござんすww

きっと、タンビ君。
本大会でも、優勝してくれることでしょう!

今後の彼の活躍を
陰ながら、応援します~!!

ちなみに。
「tambi asaad」で

YOUTUBE内で
検索すると

彼のピアノが
聴けるよ~♪

本当は貼り付け
たかったんだけど。

なんだか、今日は
YOUTUBEの調子が悪い~w






本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます!

ぽちっと応援
よろしくお願いしまっす♪

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