ビジネスの世界には「地位が人を作る」という言葉があります。
”ある人物をそれなりの役職に就けることで、その人物が実力を発揮する”という意味を持つ言葉です。
この言葉の本質は、ある人物に地位(例えば役職)を与えることで、彼もしくは彼女に責任感やリーダーシップが芽生え、その結果として本来持つ能力以上の力が発揮されるだろうという前向きな期待であり、ある意味、性善説に基づいた考え方です。
人格的に優れている人材に対し、それなりの地位を与えることで「地位が人を作る」効果が生じるのはもちろんですが、人格的に劣っている人材に対しても、地位を与えることは有効だとされています。
いわゆる、専門家、評論家、解説者など。
歴史にもしも、はないのですが、もう少し長く生きていたら、あるいは、正当に評価していたらノーベル賞を授与された人も少なくないと思うのです。
当然、歴史の上ではその後の評価に大きな影響はあったはず。
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