徘徊する人に出会う

2019年07月24日 21時09分20秒 | 日記・断片

午前4時10分ころ、人とすれ違う。
「おやよう、ございます」いつものように挨拶をした。
6月を明るさの頂点とすれば、今日はすでに7月下旬で暗闇に近いし、濃霧(もや)。
「あの、マスダマーケットはどこですか」と聞かれた。
相手を改めて見ると80代と思われる白髪の男性だった。
「この道を真っすぐですよ」と答えたが、マスダは午前9時ころの開店だ。
「まつ直ぐですね。ありがとう」相手の声は、バリトンで実に良く響く声だった。
その男性は、10分後には本願寺の前の交差点に立っていた。
本願寺の蓮を観に行く。
男性のことが気になり、探しに行くがどこにも姿がない。
明かに徘徊する高齢者と思われた。
数年前であるが、下半身下着姿で徘徊するご婦人を見かけたこともある。
その時は午前4時30分ころだった。
「おやようございます」と挨拶をしたら、相手のご婦人は「山が美しいですね」と言う。
そこは取手の東3丁目であり、山など見えるはずもない。
「どこから、来たのですか」と思わず聞いてみた。
「バスで、東京・大田区池上から来ました」
そのご婦人の言葉に不信を抱き、姿を確認したら黒いコートの下は、下着姿であり陰毛が透けて見えたのだ。
失禁していたようだった。
近所の知人の家へ連れて行けばよかったのに、午前4時30分過ぎであり躊躇され相手の姿を背後から黙って見送る。
「誰かが何とかするだろう」と逃げ腰になっていた。

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私にとっての宗教 宗教の社会的存立意義

2019年07月24日 19時19分47秒 | 社会・文化・政治・経済

▽人を救い、社会を救う以外に、宗教の社会的存立意義があろうか。

▽<人間のため> <民衆のため> <社会のため>の宗教でなければ、何の意味もない。
自分だけ良ければというのは、信仰ではない。

▽「あのたの信仰する宗教は何か?」
ガンジーは、彼の部屋のなかの二人の病人を指しながら、「<あの方々に)奉仕することが私の宗教です」と答えた。
「私にとっての宗教」

▽「民衆の苦悩の現実から目をそらせる宗教は、死にかかった宗教だ」米国の公民権の指導者キング博士


 
 
 
 商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

インドの「偉大な魂」ガンディーの〈宗教〉に関する著述と講演記録を集大成。

内容(「MARC」データベースより)

ガンディーはヒンドゥー教を篤く信仰しながらも、経典に固執するわけでもなく、伝統を盲目的、無批判に受け入れるわけでもなく、常に良心と理性をもって宗教にあたった。インドの偉大な魂、ガンディーの宗教に関する著述と講演記録を集大成した1冊。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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自分は責任能力ある=「死刑」直視できず-植松被告・障害者施設襲撃3年

2019年07月24日 17時19分01秒 | 社会・文化・政治・経済

重度障害者は不幸をつくる

7/24(水) 

相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人を殺害したなどとして、殺人罪などで起訴された植松聖被告(29)が時事通信の取材に応じた。

来年1月から公判が始まる見通しだが、植松被告は「刑事責任能力がないという主張はしない」と語った。

 事件は26日で3年を迎える。植松被告は7月上旬、勾留先の横浜拘置支所で複数回、接見に応じた。

 事件を起こした動機については、「重度障害者は不幸をつくる。反対する人に言うつもりはない」と説明。自らの主張は報道などを通じて裁判員となる人にも伝わったとし、「(公判で訴えたいことは)特にない」と語った。

 弁護士とは「具体的な話はしていない」としながらも、刑事責任能力を争う考えは「ありません」と完全に否定した。

 死刑判決を言い渡される可能性については「それは仕方がない」とうなずいた。ただ、「事件前に考えが及んだのか」とただすと、「後回しにしてしまった。今も後回しにしている」と弱気な一面をのぞかせた。

 負傷した施設職員に対して謝罪の言葉を連ねる一方、「意思疎通の取れない方を安楽死させるのは間違いでない」と入所者の殺害を正当化。

「共生社会は実現できないというのは試す前から分かっている。最終的には安楽死を認めることになる」と持論を展開した。

 神奈川県福祉子どもみらい局の川名勝義参事監は「被告のような差別的な思想、考えは決して認められない」と否定する。

「まだまだ差別、偏見、異質な者への不寛容などはある。差別的思想の排除へ向け、しっかり発信していく」と話した。 

 

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小説 土佐堀川 広岡浅子の生涯

2019年07月24日 11時50分26秒 | 社会・文化・政治・経済
 

商品の説明

内容紹介

累計57万部突破 ! ! 

ドラマ原案本
連続テレビ小説「あさが来た」
毎週(月~土)放送中 NHK総合ほか 主演:波瑠

宮本輝氏絶賛! ! 
「読んでいて溜息をつくほどの
ひとりの女性の一念の凄さ、
そして鬼気迫る行動力! 」

近代日本の夜明け未だ女性が社会の表舞台に
躍り出る気配もない商都大坂に溌剌たる女性がいた! 

常に全力、七転八起を超える九転十起のがんばりで、
大坂の豪商加島屋を切り盛りし、命の重さに想いを馳せ大同生命を興す。
女性教育にも心血を注ぎ、日本女子大学の創立にも関わった
さっそうたる女性の一代記! !

内容(「BOOK」データベースより)

豪商三井家から17歳で大坂の両替商・加島屋に嫁いだ浅子は、家運が傾くと持ち前の商才を発揮、「九転十起」の精神で難局を切り開き、大坂随一の実業家として大成する。晩年は女子教育にも力を注ぎ、日本初の女子大学開設に奔走。歴史に埋もれてきた不世出の女性実業家の生涯を、初めて世に紹介した名作が、待望の文庫化。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

古川智映子
県立弘前中央高校、東京女子大学文学部卒業。国立国語研究所で『国語年鑑』の編集に従事、その後は高校教諭を経て、執筆活動に入る。日本文芸家協会会員。ヴィクトル・ユゴー文化賞受賞。潮出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

古川智映子さん(84歳)は、青森県弘前市生まれ。
「母は、和菓子店と喫茶店を営みながら、女手一つで私を育ててくれました。喫茶店の向かいには、旧制弘前高等学校があって、その学生が、よくコーヒーを飲みに来ていました。
その学生たちが卒業すると、<お世話になったから>と、本を置いていくのです。
喫茶店は祖母の代から続いていたので、弘前高等学校に通っていた太宰治も、もしかしたらコーヒーを飲みに来ていたかもしれませんね」
(学生たちが置いていった著名な作家の本に小学生の時から親しむ)
東京女子大学の同期生には、後に作家として大成した有吉佐和子さんがいて、さまざまな面で刺激を受けたそうだ。
高校の教諭を辞め、筆一本で生計を立てることを決意。
そして、小説の題材を探し求めている中で、1冊の本に出合うことになる。
女性史研究家の高群逸枝の書いた「大日本女性人名事典」だった。
「だった14行に凝縮された広岡浅子の生き方が、私の胸に強く迫ってきました。
その勇気と行動力に満ちあふれた生き方に魅了され、<広岡浅子の一生を書いてきたい>と、小説の題材として取り上げることを決めました」
「さまざまな方からのお応援を支えに執筆を進め、1988年(昭和63年)に、小説・土佐堀川を世に送り出すことができました」

 
 
“あさ"が100倍楽しくなる 「九転十起」広岡浅子の生涯 

 
 

 

 

 

 
 
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裏目裏目…阪神・矢野監督、勝ち試合スルリ「俺の責任」

2019年07月24日 11時37分17秒 | 野球

 (セ・リーグ、阪神6-6DeNA=延長十二回規定により引き分け、16回戦、阪神10勝5敗1分、23日、甲子園)勝てたやろ…。3連勝を狙った阪神はDeNAにドロー。1点リードの九回2死二塁で守護神のラファエル・ドリス投手(31)が筒香に同点二塁打を浴びた。矢野燿大監督(50)は「俺の責任」としたが、ソラーテの1軍昇格に合わせて、2軍に降格させる可能性を示唆した。

 虎党のジェット風船がフライングで舞う。九回2死二塁。筒香の大飛球が近本の頭上を越えた。試合はまた、振りだし…。あと1人だった。次打者は今季わずか1安打の関根。一塁も空いていた。矢野監督は目をつぶって、天を仰いでいた。

 「外野も前に出さなあかんしね。佐野っていう打者も、(代打要員で)いる中で…。それは出た結果が俺の責任なんで」

 2度のリードを守り切れず、痛恨ドロー。ドリスにまた、裏切られた。先頭を歩かせ、詰め切れないという繰り返し。いくら相手ベンチに代打打率・389、代打得点圏打率・462の佐野が残っていようとも、指揮官は守護神を信じていた。

 20日のヤクルト戦(甲子園)も自ら勝利投手になったが、1回1失点と崩れていた。残る野手が捕手の坂本1人という総力戦だっただけに「重いし、しんどいし。中盤から後半に入りかけてるところでやっぱり体の疲れとかもね」と吐露する。そして、ついに、不安定なドリスの2軍を視野に入れたことを明かした。

 「最近すごく連投してるわけでもないんだけど。まぁまぁ…そういう部分では考える部分も多いなと」

 ソラーテの昇格に合わせ、1軍の外国人枠の「4」をどう使うか。これまでマルテやガルシアが降格候補として見込まれていたが、そこにドリスが加わる。金村投手コーチも「疲れていないといったら嘘になる。長いシーズン当然こういうときはある」と近日中のリフレッシュを匂わせた。

 先発させたガルシアも七回、先頭ソトに四球を出してから急変。無死一、二塁から宮崎に右中間に適時二塁打を許し、1点差に迫られ、なお無死二、三塁のピンチで右打ちの中井に右犠飛を許し、同点とされた。「難しい。球数も少なかったし、状態的にも良かった」。さらにスイッチさせた守屋もつかまり、1イニング5失点…。

 「俺の責任の部分もある。続投させるか、継投のところも難しかったなと思う」

 負けなかったが、勝てた試合だった。采配が裏目で、頭を抱えてばかりの助っ人問題-。まず、そこを解決したい。

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「気づき」を持つ

2019年07月24日 10時21分21秒 | 社会・文化・政治・経済

出版社というのは、わたしは「発信産業」だと思っています。
他の会社と比べて、私どもに秀でている部分があるとすれば、それは「コンテンツを作る能力」でしょう。
そういう意味からも、社員に求めるのは柔軟性です。
人として、「信念」を持つことは大事ですが、それとは違う次元で、環境の変化に、柔軟に対応できるかどうかです。
それ以前の問題として、環境が変化していることに「気づき」を持てない人は、ダメですね。
完全に取り残されてしまいます。
「気づき」があれば、8割は変化できます。
また、「平常心を保つ」ことも大切ですね。
人間は、リラックスしていないと、本当の力は出せません。
やはり一流だなと思う人は、とてもリラックスされていて、私にすら心を配ってくださる余裕があります。
反対に、二流だなと思う人は、高圧的だったり、不機嫌だったりします。
主婦の友社社長・荻野善之さん
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「コンテンツ」の意味

コンテンツ(contents)という言葉は、1990年代頃からインターネットや携帯電話などのIT技術が急速に普及したことによって使用されるようになり、一般化したといわれています。
コンテンツは、直訳すれば「内容」や「中身」という意味があります。
しかし、最近Webサイトで使われている意味としてはただ単に内容を指すだけではなく具体的な「情報の中身」を表し、そこに含まれる情報が重要視されている傾向にあります。

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あぁ阪神ドリスまた背信

2019年07月24日 06時36分38秒 | 社会・文化・政治・経済

 猛省も不動地位が瀬戸際に

<阪神6-6DeNA>◇23日◇甲子園

阪神の守護神ラファエル・ドリス投手(31)が瀬戸際に立たされた。また背信の投球を演じてしまった。1点リードの9回、先頭伊藤光に四球を与えて、2死二塁。筒香に速球を痛打され、中越えの同点適時二塁打を浴びた。白星を消す痛恨投球。ベンチでうなだれた。「2死だったし、この打者を打ち取りたいと思った。高めを狙ったが高さが足りなかった」と猛省したが渋面なのは矢野監督だ。

筒香に打たれ、うつむくラファエル・ドリス

「先頭の四球で。どうしても重いし、しんどい。(シーズンの)中盤から後半に入りかけてるところで体の疲れとか。最近すごく連投してるわけでもないけどそういうのもなくはない」

抜け球、引っ掛け球が目立ち、苦戦する。20日ヤクルト戦(甲子園)も1点リードの9回に同点にされるなど不安定な内容が続く。今後も調子が上がらなければ、2軍落ちのピンチに陥る。ソラーテが加入して外国人4人枠争いがヒートアップ。指揮官は本塁打を放ったマルテについて「俺自身がどうするか悩みがまた増えていく形の競争になった」と話す。直後、ドリスの話題で「難しいところだよね。(疲れを指摘して)そういう部分では、考えることも多いなと…」と言及した。リーグ2位の19セーブを挙げるが、クローザーの地位は安泰ではない。

防御率0・97のジョンソンは外せず、打線の状態次第では助っ人打者2人制を敷く可能性もある。ガルシアも先発の一角を占めており、安定感を欠いたままなら不動だったはずの立場が危うくなる。【酒井俊作】

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秘密結社からの招待状

2019年07月24日 06時23分18秒 | 創作欄

沼田利根は、虚言癖のある母親を侮蔑していながら、しばしば虚言を弄してきた。
何ら才能があったわけでもないし、努力もしてこなかったのに、自己を誇示してきた。
それは言わば、コンプレックスの裏返しである。
ある日、利根の自宅に思わぬ封書が届いた。
外国語が全くダメな彼にカナダからのエアーメールであった。
The NovaTech Societyという組織であることが、下手な翻訳文で記されていた。
世界で最も有名で有力な人々の秘密結社だそうだ。
その結社のメンバーが、利根のプロフィールを分析した。
「あなたは、彼らが探しているいくつかのまれな特徴を持っているようです」
「7年に1度、The NovaTech Societyは、あなたのようなユニークな才能を持つほんの一握りの人々を世界の中から選んで、彼らの秘密を共有します」
要約すると、利根を秘密結社に招待するというのだ。
利根は、交際している沙良にこの文書を見せた。
だが、彼女は数行読んだだけで、「読みたくない」と顔をしかめてテーブルに手紙を置く。
「何か、良い事が起こりそうだ」利根はコーヒーを飲みながら、笑みを浮かべた。
「身持ちが悪くなる文章だわね。あなた本気にしているの?」
「ああ」
「バカバカしい!」沙良は席を立つ。
「帰るの?」
「これから、夜勤よ」沙良は喫茶店の道の向い側の総合病院へ向かう。
利根は秘密結社へ招待にの興味を覚え始めたのだ・・・・

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