緊急連載:チーム再建の構図(概略)

2012年05月29日 | ガンバ大阪
中断期間、トピックスとしては本当に書くことなくて更新に困りますね☆

それでもチームの現状に問題が山積されている以上、車輪が上手く転がるよう色々考えを構築していかねばなりません。

今日から連載するチーム再建の構図にてその道を探求していきたいと思います。 巷のガンバニアン達も是非コメントよろしくです。

本日は長い目で見ることも考慮した再建の概略です。

1.中心選手を据える
2.助っ人選択
3.指導陣心構え


上の3つを挙げました。
正直札幌、新潟、そしてガンバ以外のJチームは全て確かなモチベーションと手応えを幾つか感じていると思います。
どこも簡単に勝てないなと思わせるモノがそれを感じさせます。 上位にいるチームで、仙台はモチベーションが多きにありきで戦術の浸透度と熟成度が上手く噛み合った時期にきています。
磐田は長い低迷期から少しずつ改革してきたものがベテラン・若手の融合によって顕著に出てきています。特に若手リーダー(山田)の存在が大きいです。 なぜ代表に定着しないか不思議なくらいです。
広島は監督交代にも関わらず長年培った信じるに足る戦術の円熟期を迎え好調です。 清水も元々の面子と地力の上にゴトビさんの戦術が浸透しつつあります。 鳥栖は捨て身の頑張り、浦和も地力の上に新しい改革、そして指導者の意向が上手く機能していると思います。

対立軸にあるガンバにはそのどれもがあたりません。。。 つまり、同じスローガンでは浮上のキッカケさえ掴めない悪循環の中にあると思います。 ゆえに、上の3点から可能性を見出そうと思います。

1.中心選手を据える。

御存じのようにガンバはこの10年遠藤保仁という稀代の司令塔の下発展を続けてきました。遠藤を中心とする中盤をベースにし、それに合わせた戦術と見合ったDF,FWの配置によって強力な攻撃体制でもってリーグを引っ張ってきました。
しかし、例えば私は、遠藤が代表にも一切参加せずチームのみに心血を注げる状態ならあと1-2年は安心してられると思います。
しかし現実は否、度重なる代表選出(しかも中心)、ACL等の酷使状態でさすがに1人の選手としてのキャパシティを超越していてチームの状態に良くない影響を及ぼすことになっていると思います。
それでも彼はガンバの心臓です。 いきなり外すわけにはいきません。 また即刻新しい人物を中心に据えることも大博打過ぎます。
よって、遠藤、明神、二川という中盤の重鎮を入れ替わり残しながら新しい中心選手を1-2年サポートさせることが肝要と考えます。

そう、やはり新しい基軸は中盤の選手。。 今の状況では倉田選手ということになります。
彼に今必要なのはチームの顔という意識とそれに値するひた向きさだと思います。 守備にも意識を向けさせるには自覚が必要です。
できない選手ではないと思います。 ジュビロの山田選手の様な存在に成ってほしい、その為に、その成長を手助けできる存在がガンバにはあることが幸いです。 遠藤・明神・二川・加地(DF)。 ここで上手く世代交代できればジュビロのような長い低迷期を経ずにチームを復活させられると思います。 そこに、本当は武井(今、スランプですが)、寺田、藤春などの生え抜き若手が融合されれば少々他の面子が変わってもガンバのサッカーを具現できるはずですね。

既に能力にはお墨付きの若手に必要なのはメンタル改革です。(あと年棒です)

2.助っ人選択

レアンドロの獲得が噂されています。トップのカンフル剤として有効だと思います。彼はガンバの中盤を知っている。
でも、所属期間は短いだろうと思います。 だからこそ同時に更に有望な助っ人を今選択しておくべきです。
条件の第一は、向上心とハングリー精神の溢れる選手。 これがないとホンモノのフィット感が得られません。
また2-3年は活躍してくれることを前提とするとそういうメンタル面でポジティブな選手は使い良いです。
それはFWでも良いし、MF,DFでも良いです。 そのポジションに於いて確固とした存在をアピールできる選手。
過去で言えばシジクレイ、アラウージョ、バレー、ルーカスなどですね。

3.指導陣の心構え

前にも申しましたが監督は交代したほうが話は早いと思いますし、まだまだ松波さんには経験も浅く荷が重いと考えています。
だからといって、グアルディオラやモウリーニョがきてくれるわけでもなし。
ただ欧州あたりから有能な監督と話ができるのなら力を入れてほしいです。

しかし、現況は現況。 そうなると心構えです。 2年契約は失敗だったと思いますが、監督にはそれを忘れてこの中断期間よりしっかりとした心構えをして貰えたらと感じます。

大事なのは学習とデータ。 1日中机に向かっても良い、様々な戦術の存在とそれを裏付けるビデオ、対戦相手の徹底的分析(戦術・選手)、
チームの把握、戦術とポジションに見合った若手の発掘と育成。
やることは考えればたくさんありますが取りあえずこの3つ。 それを悔いなきよう一生懸命探求してもらいたいです。


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コメント
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