9割メンタルの問題でした

2013年04月30日 | ガンバ大阪
【足りないものは渇望】



既知ですが3連勝で臨んだホーム鳥取戦は1-1のドロー☆
巷では(また監督も)つまらない試合であったという論評が多勢を占めています。
その通りであるとは思います。

しかし、私は遂にガンバ復活への「道標」がこの試合で確信することができました。 つまり、見えました♪
面子、そして選手個々の能力で何か問題があると言われればありません。 強いて言えば有能な選手がある一定のポジションに偏ってはいるなとは感じています。そう、中盤のプレーヤーがあふれています。
家長も二川も倉田も遠藤も今野も使いたい。。。。 だから4-2-3-1を敷かざるを得ないのでしょう。

ただ、その多くを占める主要の問題はメンタルにあると確信できました。

比較しましょう、鳥取とガンバ

鳥取は言われるまでもなくガンバとは大違いの低い戦力を自覚し当然対策を立ててきました。
小村監督の作戦は熊本、長崎というほぼ同位置の実力を持つチームがガンバと対戦したデータをつぶさに分析したと思います。
そして富山や札幌を反面教師にもしたと思います。それがいけなかったという点だけでなく後半等攻押し込むこともできた点も分析したはずです。
そして導き出した玉虫色の戦略。 そこに選手のメンタルとガンバ側の油断を計算し加味した試合運びで見事に勝ち点を奪っていきました。


特筆比較すべきは両チームの得点に顕れています。
鳥取は元々ボールを保持され押し込まれることは織り込み済みで1回のチャンスに全てをかけることの正しさを邪念なしに実行しました。
だから、1つ1つのチャンスに全員が必死になって取り組みました。 点が取れるとも勝てるとも思えない状況だからこそ90分の中に1-2度訪れるチャンスに強い意識を1つに統一して臨めたのです。
得点はガンバの両サイド(最初は右、そして左)のもたつきが要因でした。
最後のクロスを上げられたのは全くの油断と緩慢な気持ちの表れです。 上げられた後も中が薄かったことも同じです、
元々スコアリングで鳥取の1トップに長身選手が居ることを知っていながら西野を外し丹羽を入れた長谷川監督の判断の意図は不明ですが、それが間違いであっても局面的なものにすぎません。この試合を勝てなかった大きな要因ではありますが。

必死ですから当然相手の攻めには無駄がありません。日本相手にヨルダンが取った2点目に状況は似ています。

翻ってガンバはどうだったでしょう?
中盤底から中盤、FWと何回もボールは通りました。しかし肝心のFWがMF化してしまっていて押し込んでから5人プラスサイドでボールを回すのみで誰が一気に決めるかの意思統一が為されていなかった。
これはこの試合に限ったことではなく、「いつかはこじ開けれるだろう」「このまま取れるだろう」という気持ちに支配されてしまい1回のチャンスに集中できない状態が毎回続いてしまっています。

そう、まだ。。。。【なめている】のです。 これはファンもそうかも知れません。
確かに強い、何回もチャンスが来る。 しかし1回にかける必死さが皆無であれば何回チャンスが来ても満足に得点はできません。

ガンバは他のJ2チームと違い幸運にも何回もチャンスを作れるチームです。 そう、アドバンテージなのです。
他のチームが1回のチャンスに1回の集中するのならガンバは

10回のチャンスに10回集中しなければならないのです。 そしてそれが出来るチームなのです。 それができるから
他を凌駕する戦力と経験値があると巷で認知されているのです。
しかし、それをしない。 いたずらなボール回しに終始する。少しミスをすればそこを必死に集中かけられピンチ或いは失点を喫する。


これをメンタルの問題と言わず何と表現しましょう

こんな状態で神戸と戦えるか?とも感じるでしょうが、神戸はもしJ1のカテゴリーで戦うなら勝ち点3を計算しやすいチームのはずです。 いつのまにか我々も在るべき姿を忘れ自ら貶めてしまっているかも知れませんね。

5点取っても罪は無い。それを前半でやってしまっても取り過ぎということはありません。 爆勝したら反動がくると決まっているわけではありません。 危険があるとしたらやはり・・・「メンタル」だけです。
まるで得点するのが怖いみたいな停滞攻撃の連続。 何か意図があるのは間違いないですがそれが個々レベルで統一されていないことが問題であると思います。

ですので、今必要なのは

ミーティングですね^^


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ニアンの三言(ホンモノ3連勝)

2013年04月22日 | ガンバ大阪
【サッカーの神様、2年も待たせるなんて】


先期、そして下ったカテゴリーでの不甲斐なさから一時ブログを離れていました。
3連勝するまでは書きたくない。これが自らに課した宿命でしたが・・
まさか課していきなり最短で達成されるとは・・・^^汗  「このブログは不運の象徴か」と思った時期もありましたがこれでニアンも吹っ切れました♪

まぁ、正直山形戦、松本戦は確信持てる内容ではなかったですが、この辛勝、そして完封があったからこそ富山戦の勝利と内容に確固とした良い方向性を感じれたですね。

ですので今日は ニアンの三言 ということで、ほぼ富山戦の内容をベースにして先の2戦も少し踏まえながらいきたいと思います。
(正直2戦の記憶は少し飛んでます;^^)


【無双と無双でなくなる境目こそが勝利への鍵】


はい、選手採点の前にここまでの試合で強く感じた事になります。
シーズン開始から暫くはガンバであってガンバではなかったことは事実だと思います。
不敗ではあるが唯一無二ではなかった。 負けなくて良かったと思ってしまった試合も3-4試合ありました。
それは多分、チーム構築に於ける試行錯誤の為せるものであることは間違いないと思います。

少しずつ良くなった札幌、東京、そして結果に顕れた山形、松本、そしてヴェールを脱ぎかけた富山の各試合。
極端に書くとその結果の順序が富山・札幌・山形・松本・東京であったならそれもまた逆の発想になっていたでしょう。
勝ち点としては同じでもね。 でも、ほぼしっかりとチームの成熟を感じさせる順序になっている。 そこが頼もしいと信じれる所以です。

その中で顕著と思われるのが「無双から無双でなくなる境目」ということになります☆ どういうことか?

ガンバはこのJ2のカテゴリーではお世辞抜きに無双のチームです。これは、、そうだと思います。 勿論、あくまでチームとして成熟しているという条件付きですが。 面子・技術だけでなく戦略、メンタルのバランスも持ち合わせなければチームとは言えませんから。

で、ここ数試合、前半は非常に実力差通りの内容で押しています。 これは額面通りの無双です。 例え2-3点取れていようが1点だけであろうが無得点であろうが。。です。

そして、試合の中で無双でなくなる時点は何処であろうか?と考えるに、 私はFWとその周囲のプレスが切れた時と断言したい。

そう、頑張るレアンドロ・倉田の絶妙な位置取りとプレスと抜け出し、そしてその2人と最適な距離感に位置しプレスをする周囲の選手達、
家長、二川、時々遠藤。
彼等の位置取りとプレスがおかしくなった瞬間にガンバのピンチや窮地が間断なく露わになっているのです。当然その攻撃陣が攻守に機能しないとそこをフォローする両サイド(加地・藤春)、今野が上がったり余裕を持ってボールに絡んだり、ピッチを広く見たりできなくなり
下がりに下がり、それが後ろのDF陣に連動し前へ殆ど球を運べない悪循環に陥っているのが常であったと見る。


この3試合、特に試合をこなせばこなすほど前の頑張りが長時間続き試合後半でも敵にとって危険な攻撃を繰り出せる様になったと思います。
前が頑張ると中盤も後ろも頑張る。 最後方に高さがあれば中盤も安心しポジションできる。 そうなると何故か同じ交代面子でも時に輝き味のあるプレーができる。。

競争意識や居場所の認識という意味では平井の投入即交替もチームに危機感を持たせたとも思います。
何よりも平井本人が腐らず見返すパフォーマンスに執心してくれれば最高と思える采配です。

相手の強さ弱さではありません、わかりますか? 復活と成熟のプロセスがほぼ順序通りに確実にステップを踏んでいるということが勝てるという確信を持てるのです。(結果も内容も)
つまり、どうして勝っちゃってるんだろ?と疑問など思いつかない理由がしっかりしている連勝なのですね。

無双が無双でなくなる境目を無くすか薄くすること即ち勝利の確定だと思います。

ほめ過ぎでは?と御叱りを受けそうだが、鳥取・岐阜のホーム連戦で2勝以外何の価値もないでしょうから。
問題なく突破しますが注目は神戸戦含めて失点してしまうのか?というところです。攻守バランスの取れた無失点度が今季の復活を計る鍵になります。

長くなったので選手採点は後程。^^


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ニアンの一言☆東京ヴェルディ戦

2013年04月08日 | ガンバ大阪

【賭けない凄腕ギャンブラーの如く】



家族麻雀で勝ちまくるお父さん、というか馬券買わないで当たりまくる紳士というか。
ほぼ趣味の世界で内容の良い結果を出した感が大いにあります。
内容は良かったし何度も崩した形を見れましたし守備も大きくは崩れなかった。結果無得点無失点。
実利はありませんでしたが(実際は勝ち点1)、やはりガンバは抜きんでることができるという雑感ばかりが脳内を駆け巡ります。

横浜FC、千葉、そしてこの東京Vと取れる時に取れてればと思うと勝ち点6を失ったと同じです。
京都戦で勝ち点1を拾ったことを考えればマイナス5☆ですかね。 これも序盤の苦しみと捉えれば耐えられるのかな。

それではお待ちかね(?)ニアンの一言いきましょう♪


GK藤ヶ谷:6.5
今日のMOM、くしくも本家一言と同意見でした♪ この試合だけでなく安定した守備とガンバゆえに訪れる決定的な敵の攻撃シーンを今日も2度ほど防ぎました。 若い西野が定着したことで自分が出なければという思いが充実させるのでしょうか。このまま宜しく☆

DF加地:6.0
フィーチャリング選手♪ 家長とのコンビも手馴れて期待を裏切らない動きで攻守に効いていました。 ただハイボールがそこにあがった時には毎回不安を感じます。惜しむなくはせめて1-2度強烈なえぐりドリブルで相手ラインを下げてほしかった。

DF西野:5.5
全般的に大人しい印象でしたがCBはそれで良いと思います。相方が結構目立ちますので。ガンバの砦は自分が締めるという強い意志を持ち続けてくれれば自然とフィードも良くなる筈。

DF岩下:6.0
上手くラインを統率し敵の攻撃ポイントを消していました。前半と後半で守り方を少し変える指示を自ら出してくれると恒例となった後半の停滞を打破できると信じてます。

DF藤春:5.5
ボールが以前のように来ないという試練の中にいます。多分、マークされていることもあり監督が右からの攻撃指示を与えているからだと推察できますがそんな時こそ研ぎ澄まされた感覚で一発を狙い1回は来るチャンスを生かせる位置取りとスピードダッシュを常に頭に入れてプレーしてほしい。今日は多分2度守備で決定的な場面を防ぎました。1度高原を自由にさせました。

MF遠藤:4.5
良くなかったです。 次大丈夫だよね?

MF今野:5.5
これくらいはできる選手ですので評価は高くないですが効いていました。賭けないギャンブラーの中心的役割を果たしました。
本当に得意なシュートは相手が思いもよらぬ位置に入ってストン!でしょ? 君はゴール前で受けたらシュートしか考えなくてよいです。

MF:家長:6.0
キープ、位置取り、時々ハードな守備、パス、ラストパス、ドリブル。全てにおいて近年最高の動きだったと思います。これだけ他がシュートに恵まれていない試合こそ君が打たないといけないと思いました。 打ってれば勝っていたということでMOMならず。

MF二川:5.0
光る場面でヒーローになりそこねました。75分継続でパフォーマンスを維持できなかった感がありますが彼がピッチに居る時は攻撃の選択肢が増えますので寧ろそれも当然。 決めれなかったからこその低評価。次大丈夫だね?

MF倉田:5.5
もう彼がガンバの攻撃を引っ張る存在というのは自他共に、敵にもインプットされました。そこをものともせず引き裂き90分危険な存在であり続けることが課せられた命題です。 決定機も少し力を抜くことを覚えなければ佐藤みたいに決定率低くなりますよ。

FWレアンドロ:5.5
攻撃陣は無得点ということで軒並み0.5ポイント低くしていますが、彼の場合1トップにも適応してきた順応力と周りを使うクレバーさも出てきたのでいよいよ本調子かなと感じました。 パウリに出さずシュートだったなぁ・・・



FWパウリーニョ:5.0
既に限界なのか試合勘なのか。。私的には前者だと。 ボールタッチの雑さと途中交代にも関わらず緩慢な動きは切り札には向いていません。
一度先発で使ってみる? 1度決定機を救いましたので次回を待ちます。

MF阿部:4.5
途中交代では仕事ができませんでした。 試合に即刻入れる戦術眼と準備はしておかなければ。 試合見てたでしょ? まぁ先発型なので監督の人選ミスかも知れませんが。


HC健太:5.0
交代策のカードは人選、枚数含め今一度考え直してほしいです。 右からの攻撃を増やしたことはきっと成功に繋がります。
守備に少し重心を置いた感じも先に繋がります。 ホームではギャンブルしなきゃダメです。


確かに全体が見えてきた新ガンバ像。 個人的に期待するのは右シフトした攻撃が時折左に向いた時の藤春と二川の頑張り。
西野のフィード力と位置取りの修正。
この2つが噛み合えばと思います。
懸案の3連勝はまたやり直しですが無失点試合継続と共に再チャレンジしてほしいですね。



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チームは多分、きっと、病んでいる。

2013年04月07日 | ガンバ大阪
二度目の完封、二度目の無得点



これで一気にプレーオフ圏外まで下げました。
開幕7試合で一喜一憂しても気が早過ぎますがJ1の雄として去年の為体、そして今季ここまでの出来ではもう病んでいるとしか形容し難いですね。 時代が変わりました。
嘗て面白いように蹂躙していた浦和、柏、大宮なんかが今J1で覇権を争うが如くの勢いを保持しているその裏で、
我がガンバはJ2のチーム相手に勝ち星1つとるのに3-4試合かかっている状況です。

盛者必衰、祇園精舎の鐘の声。 まさにこの世は嘘をつきませんね。

極度の緊張なのでしょうか。 たくさんのシュートの殆どは不必要に力入り過ぎたものかコロコロと意図の薄く弱いパスのようなものばかりでした。
外れても納得できたのはレアンドロのバーと二川のポスト直撃だけかな?。

相手のシュート精度の低さに今回も助けられました。 藤ヶ谷も良いセーブを今日も2つ。
ただ、打たせちゃダメでしょ^^、そこまで攻め入れられたらマズイでしょ?^^ という試合内容に最後まで失点してしまうのではと
ヤキモキしました。 得点できそうな期待と共に結果としてストレスの溜まる試合になりました。

パウリはいつのまにかもう、限界なのかも知れません。 トラップに安定度を欠くパフォーマンスが去年の中頃から続いています。

阿部は先発だって何度使ったら理解できるのか。

で、ラス1枚残しは風物詩?


まぁ、更新もしんどいので次の「ニアンの一言」でしばらくサッカーから離れてみようと思います。

ん~^^不満っ☆


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Featuring Players☆東京ヴェルディ戦

2013年04月07日 | ガンバ大阪
今日も勝つ、注目選手はこの人達だ!



飽き性な私にしては珍しく継続している企画です。今回で第3回となります。
注視した選手がその額面通りの働きをすればチームの勝利は当然でしかもその内容が満足できるモノになる。

それでは4の5のなしに早速いきましょう。



DF:加地
主将から解放もされ復帰後試合もこなしいよいよ本調子になってくる時期だと思いますし、彼が本調子の状態であるうちは何処が相手でも試合はガンバのペース。
但し、彼が競り合いを中央でしてしまう事態は失点を意味しますのでイワシタン、ニシノンの両名はしっかり中を絞ること。
抉ったクロスを最低3回は観たいです。頑張れカージー♪


MF:倉田
彼の場合はもう、10万払う万博プラチナシートと同じで年間通じてのフィーチャー選手です。
ですから以降のこの企画では彼の名前が基本出てこない形にする為にもこの試合、圧倒的な存在感と結果を残してほしい。
今日期待することはワンタッチアシストとワンタッチゴール各1回☆ 厳しすぎるノルマの様に感じますが、それが当たり前に出来た時のガンバは手が付けられませんね。 頑張れクラッター♪


FW:平井
先ず出場するのかな?という感覚もありますが。 多分出番はあるはず。二川でも遠藤でも倉田でも家長でも、遊び感覚に長けたお洒落なパスを1試合に1度は出したくなり、出すものです。
それを遊びでなく「これ逃したらヤベェ~」と真剣に飛び出すのが彼の良さです。 今回はそれを決めてほしい。そう長崎戦2点目の形そのものです! 頑張れヒーラ・E♪




こんにちは、東京ヴェルディとは久々の対戦になりますね。
昔は歯が立たない雲の上のスター軍団チーム、それからリーグの変遷などがあり圧勝できたと思ったらカテゴリーが分かれそのまま試合もおあずけ。 まだまだ恩返し出来てない部分是非しっかり頑張りたいと思います。まぁ、2試合だけになりますけど。

それとね、ホームの勝ちが遠ざかっていること自体驚愕でしたけど、これは何れ即刻可能なんですが、
3連勝が二年越しで無いってどう? これ有り得ないし、こっちの方が許容できないです。
一気に東京・山形を下しそれに弾みで10連勝以上はお願いします。
大宮より先に負けてはいけません^^)


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