【全てを凌駕した今季の流れ】
お待たせしましたか? 今季の他チームを簡単に総括し、J2の事にも触れていながら。。何故ガンバの事を書かない?と心配していたあなた、そして・・あなた・・あなたが~♪居~てほしい♪(古い) これだけ実りがあった年なのにガンバの総括をしないなんて・・そういう気持ちで記事を心待ちにしていた皆さん☆ ぇ? 別に待ってない?・・・・
何故待たない?;・・涙
それは本ブログの副題文を読んで頂ければ御理解頂けるかと存じます。そう、やればやっただけ結果に表れる年、花が咲く年となっていました。 気持ちじゃ半信半疑でも体幹は感じていたんですね♪ と自己満足アピールも充分したところで本題です。
ガンバが躍進(3冠奪取)した理由。
これは多分、大まかに言えばシーズン始まる前から可能性は高かったんでしょうね。J2に落ち、そこで鍛錬を積み満を持して還ってきたJ1の舞台で選手・監督共やれる自信はあったと思います。優勝直後のインタビューに遠藤が答えていた内容がヒントになります。
様々な聞き手が「中断前あんなに低迷していたチームが何故こんな素晴らしい結果を出せたのか?」「何が変わったのか?」という至極当然過ぎる質問をしたのに対し彼は、
「何も変わってはいません」という趣旨の返事をしています。 ← ここ、ここです。ここに全てが集約されていますよ☆
皆は思う。【何故、何処が違ってチームは強くなったのだろう?】 いえいえ、遠藤をはじめとする選手、そして監督コーチ陣は逆を考えていたのだと思います。
【これだけ準備と鍛錬をしてきて何故結果が出てないんだろう?】
そうですね。シーズン序盤こそが少し想定外であって最後に優勝したことは目標でもありますが想定内であったということでしょうね。さすがに3冠までは想定内とはまだ言い切れる実力ではないですが。
勿論中断前の不調は不思議というものでもなく、つまり掴み処が無いという訳ではなく幾つかのポイントはチームとして把握していたと断言します。 それが宇佐美の復帰であり、彼を生かす為に収めれるFW(パトリック)を獲得することであり、リンスがJに馴染むのを待つことでもあり、サイドバック競争に決着をつけることでもあり、今野の復活によってJ屈指のボランチ形成を実現することでもありましたね。
そして結果を踏まえて明らかに言える事由として、
常に一定レベル以上の選手が各ポジションで定数以上に居たことが挙げられると思います。
サイドバックなら2枚定数に対し藤春・米倉・オジェソク。(途中まで加地)
CBなら2枚定数に対し岩下・西野・丹羽・金正也
ウィングには2枚定数に対し倉田・阿部・大森
FWなら2枚定数に対し宇佐美・パトリック・リンス・佐藤
みてください☆ ここに挙げた選手全員何処かでレギュラー張ってもおかしくはありませんし代表として国旗付けてプレーしても不思議ではない選手も何人か含まれています。 凄い事ですね、層が厚いです。でも特筆すべきはこの中で2012年降格の年に通しで出てたのは藤春くらいであり主力と見ても倉田・佐藤が入るくらいに殆どがニューフェイス、ニューフェイス♪ 憎まれそうなニューフェイス(古い)なんです。
この人を見出す眼力と底上げを纏めるマネージメントこそが長谷川体制一番の功績であろうと感じます。
宇佐美を再生成長させる過程で阿部、米倉、大森、オジェソク、西野という活きのいい若手を一人前にし、丹羽・金正也・倉田という中堅に明確な立ち位置を与え、リンスと佐藤を裏で競わせ連帯感さえも持たせ、真ん中2枚は日本屈指の代表コンビが手綱を締めるとなれば・・・
確実に計算出来るJ規格外FWパトリック、そして代表クラスGK東口をそのままポジションに組み入れるだけで3冠取れるチームが出来上がるのは当たり前過ぎますよね。
他のチームの批判はしませんが優勝するチームには良い選手が粒揃いである事よりも良い選手、良くなった選手、良くなるステップを踏んでいる選手が粒揃いである事が如何に重要かという証が今季のガンバだったと思います。
まあ、心配なのはボランチの未来。 遠藤・今野は確かに秀でていてあと2年くらいは鎮座稼働出来ますがその後の事は今から手を打たないとチーム戦術が根底から覆り再び低迷へと向かいかねません。
そこをフォローする面々も明神・二川と同じくベテランなので喫緊の課題だと皆さんも感じてらっしゃるでしょう。内田達も怪我を抱えて来季もほぼ出れないでしょうし。
先ずは若手から岡崎・井手口の奮起を促したいし移籍加入の選手にも期待したいですが、(マリノスの小椋にオファーという話もあります) このポジションは核になりますので、言い換えればここを核とする戦術を変えない限りスーパーな選手を獲得するか育てる必要があります。 他のポジションからのコンバートも視野に入れて構築して頂きたいと思います。
今年はガンバにとって良き年となった様であります。皆様方も気分良く新しい1年を迎えることでしょう。でもなんで今年はこんなに良かったんだろう?と思ってはいけません。
何故今までこんな年が無かったのだろう?と心持ちを正して2015年も走り抜けていきましょう☆
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【経験積ませて頂いたカテゴリー】
まだ1年前の事ですので鮮明な記憶もありますし今季の動向も気にしていました。
先ずは昇格を果たした3チームに祝福を申し上げたいと思います。湘南はしっかりとした計画と戦術を駆使して序盤の連勝で勢いにのり独走状態でJ1に戻ってきました。松本山雅は昨季あと一歩で逃したプレーオフの悔しさを見事自動昇格という形で晴らしての昇格、山形は後半得た勢いそのままにプレーオフを突破しての昇格を果たしましたね。
来季の昇格争いはやはり今季降格した3チームを中心に展開されることが予想されます。大宮・C大阪・徳島。何れも今季の悔しさを選手・スタッフ・フロントが如何にコントロールし復権を為し得るか。
これに磐田・千葉・京都・大分というJ1経験+上位組、岡山・札幌・横浜FC等の中堅組が加わる熾烈な戦いになると予想します。 ただ、一昨季の長崎、今季の北九州等スルスルっと上がってくるチームも出てくるので歓喜を味わえる3枠の門戸は決して広くないと予想します。 ざっと見ると10チームくらいに大きな可能性がありそうです。
1つ考察してみたいのが今季圧勝で昇格という見方もあった磐田。蓋を開ければ序盤から楽な試合は少なく後半は毎試合勝てるかどうか自体怪しいゲームが続き、早くもこのカテゴリーの平均レベルに落ち込んだのかと思うくらい凡庸なチームとなりました。
シャムスカ自身に統率力が足らなかったこともありますが先ずはクラブの責任だと思います。 名波監督がクラブのレジェンドの1人というのは、まぁそうでしょうけど・・だから任せれば勝てるのか?と言う当たり前の疑問が浮かびます。指導経験が無いという時点でもう来季以降の事を考えての就任かなと私は思ったものですが・・本人はさすがにそうは言えず今季J1に上げるというこれも当然の言葉からスタートしましたね。
スカパー見てて腑に落ちないのは「名波監督はJ1での戦いを想定しての戦術で戦っているから」という解説者?や実況の言葉。本人が言ったからなのか?周囲から漏れ聞くものなのかはさして問題ではなく、それを放送で至極当たり前に流している事が何となくストーリーありきの日本協会・代表の今を彷彿させました。
J1レベル仕様なら自動昇格するでしょう? そこまで勝ち点伸びない筈がない。 支離滅裂。 普通に経験の無い監督が半期であっても経験を積み学び来季以降強い磐田の復活を期すというのが少なくとも現在の建前であって・・まるで今の成績が伸びないのはJ1を念頭に置いて戦っているから・・とは、再度言いますが支離滅裂。 シャーレ発言は誰しもおかしいと思うので深くは述べませんが、少なくとも今のガンバがあるのはJ2での経験と悔しさがあったからでありそこで得たシャーレは栄光のトロフィーの少し前の歴史、大きな糧として大事に飾られていると思います。
そういう発言は最後の運が・・・という発言に繋がっています。 名波氏は少なくとも今は、今まではそういう考えになってしまう人なのでしょう。 でも今回の結果も踏まえきっと来季以降生まれ変わるものと期待しています。
何故彼を擁護するのか(しているのか?)と問われれば・・ 2年前ガンバに引導を渡したチームが磐田だからです。良い意味でのリベンジを今季出来るかと、少なくとも来季はできるのかと期待していましたが・・お預けとなったことが残念という思いがあるからです。磐田の監督は名波氏。 なので是非チームも本人も初心に還って建て直しに成功しJ1復帰を果たして欲しい。
昇格というたった二文字の現実は非常に厳しく険しい道の上にあるものだなあと改めて感じます。
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【戦い終われば握手】
さぁ、この企画もいよいよ後編、今季J1の下位に甘んじたチームへの感想です。
ガンバ優勝したから、3冠取ったからって余裕こいで他チームの寸評してるだけじゃねぇの?なんて批判も耳に届きそうですが・・・; まぁ、それはそうかも知れません。 勝ち抜いたからこその切り口になっていると思います。覇権取れてなかったり悲惨な結果になっていたら?・・・同じ様な企画はした可能性ありますが切り口が違ってたことでしょう。
「他はこうなのにガンバときたら」みたいな気持ちで書いていたのでしょう。
この章では特に今季成績が振るわなかったチームを寸評しますので当該ファンや一般の方々には耳に痛い事や煩わしい内容になるかも知れませんが、Mになって読んでください☆
(ベガルタ仙台・14位)
非常に記憶に薄いチームとなりました。元々個人的にそういう思いで見てきましたが(対戦にならないと存在を意識出来ていない)、今季は残留争いにも巻き込まれるも地味な1年であったと思います。時折目が覚めたような強さで上位を圧倒したりと自分達のペースで試合が出来る実力はありながらシーズン通すとあまり記憶に残らないのはチームカラーなのか。豪州人監督の招聘が失敗に終わり序盤から勢いが出なかった事も要因ですね。
(清水エスパルス・15位)
今季残留争いの中心に位置してしまいとても苦しみました。ストロングポイントが少な過ぎるチームです。人材だけ見れば決してこの順位に甘んじるチームではありません。 残留決定し即来季は優勝狙う!みたいな発言が監督からあったとかなかったとか?・・事実はわかりませんがもしそう言ったなら日本サッカー協会並に身の程知らずかなと感じます。一度もやった事が無いモノをようやく残留決めてすぐ宣言しても・・総括や反省も無しに。 申し訳ないけどガンバの連続3冠の方がまだ可能性あります。厳しい事書きましたがこのチームは結構好きなだけに余計そう思うだけです。優勝目指すのは当然ですが。まぁ私の空耳でしょう。ただ、現時点ではポスト大宮になる可能性が高いという事は言えると思います。
(大宮アルディージャ・16位)
世間やファンサポの間では遂に神話が崩れた風に今回の降格を評してますが・・私含め他の一般人からしたら毎年ほぼ同じ様な動きで今回は引っかかったくらいの感覚です。高速速度取締カメラが今回は作動していた・・みたいな。 いつ落ちてもおかしくない成績が続き今までは6分の5の確率に入っていただけでしょうかね。 ベルデニックを解任した時点で既にこの結果は見えていた様に感じます。その経緯が問題ですね。なので落ちた要因はチームを立て直せる監督を得たのに自ら手放した事。つまり全権を担い厳しく適格な戦術を貫ける監督を得られれば一気に浮上出来るだけの地力は持っているという事です。戦力ではなくメンタル部分が一番の問題かなと外から見てて感じます。指導者にお金かけずに居るとこのまま暫くJ2のカテゴリーで戦うことになると感じます。
(セレッソ大阪・17位)
なんでしょうね。奇しくもガンバが降格した順位と同じ。奢れるもの久しからずですか。あまりに存在が近すぎて良い見本を反面教師に出来なかったのかな。残念です。 今季はネタクラブとなってしまいました。鳴り物入りフォルラン・カカウ。 史上最攻。目標は優勝じゃない(これは合ってた)。 観客を魅了しての優勝だ。 今となっては恥ずかしいんでしょうが、出来ればスローガンというのは達成するしない如何に関わらず掲げ続けるべきだと思いました。 このネタを超えるには「3冠即降格」しかないのではないかと思ったり・・戯言はここまでにして、ダービーの対象とは言え嫌いではないので残念で悔しささえ感じます。要因は、見失った事。 ラスト12-3戦くらいは正直、相手ばかり気にしてその動きを見てから反応ばかり。 運よく先制できてもいつ取られるかと完全に気持ちが後ろ向きになっていた様に思います。つまり自分達のサッカーをするという心構えが微塵も無かった事が降格の要因です。 監督も2度変わり、そもそも自分達のサッカーが何か?を纏めれなかったのかも知れません。選手流出があろうともチームが出来るサッカーを真摯に貫き必ず1年で戻ってきて欲しいですね。
(徳島ヴォルティス・18位)
最終節、やってくれましたよねぇ。。。その記憶だけが鮮明に残ります。まぁ、その前数試合も負けはしてましたが良い試合してましたし。J1に何か残したのかと問われれば何も無かったとは感じますが1年間J1に居たことは事実。選手動向も気になるしJ2も群雄割拠が更に加速していますので厳しい戦いになりそうですがチャレンジャー精神を続けず持てば光明はあると考えてます。サガン鳥栖が上がってきた時も似たような感覚でしたが、1つのストロングポイントを一途に貫いた結果今の成績があるので徳島もぶれずに再度昇格を狙ってみて欲しいです。
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シーズン3試合終了時点での順位予想見返しましたが・・笑、もう苦笑ですかね。
そもそもガンバファンなのにガンバ8位にしている時点で;・・・ただそこを除けば、そしてセレッソの暴落を除けば相当いい線いってました。特に下位の予想はほぼほぼ・・です。
さて、寸評シリーズはあと1記事、そうJ2に関しても書きたい事あるので次回に。
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【つまりは戦友ですね】
結局は同じカテゴリーで戦うのですから。 では、一気に中編をお読みください。
(横浜マリノス・7位)
去年悔しい最終節でのV逸を経てチームもファンも今季にかける思いは強かったと思います。 ただ補強含め戦術浸透度の低さや試合運びの単調さが災いし中位まで順位を落としました。簡単には負けないチームというイメージは変わりませんが簡単に勝てないチームという感じが特に見て取りました。大崩れしないチームですが点を取るという意味では面子も戦術もそぐわなかった気がします。テコ入れ失敗というところでしょうか、回せてもフィニッシュする術を知らないかの様に得点する事が難しくなりました。ここ1-2年のトレンドを広島と分け合ったチームですが早くもその優位性はなくなり普通の中堅という位置に甘んじています。若く活きのいい選手の台頭が待たれます。そうでないと来季も今季のデジャブとなると感じます。
(サンフレッチェ広島・8位)
ガンバの衰退と共に頭角現しリーグを連覇したのが昔に感じるほど凡庸な位置にあるようです、鮮烈な印象で上がってきた森保戦略も3年目となり研究もされ主力も引き抜かれナビスコ決勝進出など一応の体裁は保ちましたが結果としてタイトル取れなかったことが改革の号令が如くです。また主力が引き抜かれる様ですが守備を基本とした戦術はガンバとも共通するので気になります。
今季はナビスコ・リーグ・天皇杯と厳しい時に戦い勝利できました。マリノスと共に中位であるということが流れが早くなったリーグ勢力図の変遷を見た思いです。
(FC東京・9位)
改革が必要なチームだと思います。ポポビッチの遺産を消し去りタレント力を前面に押し出す戦術を構築すれば上位にも進出出来ますが結局中位に落ち着くと言うことは今季の計画が失敗した事を物語っています。簡単には負けないという面ではマリノスやレイソルにも共通しますが1年を通してのプランに欠けたと感じます。
(名古屋グランパス・10位)
シーズン前には優勝候補にも挙げましたが世代交代が上手くいかなかったことと西野監督が数年かけてのチーム作りを主とするタイプなので1年目では難しかったですね。ただ降格圏近くを彷徨っていた前半に比べ後半戦は結構キーになったチームでした。来季も世代交代が第一課題です。上手くいかなければ空中分解も有り得ますね。ガンバはホームで1敗しましたが最終戦浦和を倒してくれて助かりました。
(ヴィッセル神戸・11位)
宇佐美が天敵になってしまいました。今季一番相性がはっきりした組み合わせでした。ナビスコ杯でも3試合戦いましたし結構お腹一杯になりましたね。 マルキーニョス、Pジュニオールという助っ人が力を発揮して序盤から上位につけていましたが如何せん2人共安定性に欠けるタイプ。マルキは実績がありますがそろそろ衰えが見えてきましたしペドロは元々良い時と悪い時がはっきりしていて淡泊な選手ですね。その分才能豊かな小川の良さがこのチームでは全く生かされていません。昇格年としては奮闘したと思いますが一皮剥けるにはうってつけの監督が来季から指揮にあたりそうですね。
(アルビレックス新潟・12位)
ガンバが降格した年奇跡の残留を決めて以来降格圏には入りませんが伸び悩んでいる感じがします。結構嫌な戦い方をするチームですがまだまだ格の壁があるのか躍進の連勝とかが見られません。選手層の薄さが要因ですが毎年良い選手が出てくるだけに惜しい気がします。今季圧勝ですが、何と言っても東口を頂けたのが有難く思います。
(ヴァンフォーレ甲府・13位)
降格候補ですし私もそう思ってますがなかなか独特の戦いを展開するチームです。何と言っても守備力というか失点数が少ない。これは優勝したガンバと並びリーグ2位です。如何に攻撃のアイデアがないのか?或は守りにほぼ全てのエネルギーを費やすが故の得点力不足かわかりませんが・・・総合力に欠ける事が躍進出来ない要因です。その方向性にチームを持って行く指導者に恵まれれば面白い存在ですね。 甲府クの時代から判官贔屓の目で見てるのですが・・・失点数の少なさリーグ2位同士の戦いが3-3のバカ試合になっちゃうのも不思議ですよね^^
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3冠奪取に終わった2014年
来季から特定の会社名が入ってJ1、J2、J3ですか? 結局お金ですか。あまり歓迎出来ない気持ちになってます。ガンバの新スタじゃないけど、いっそ国民から集めて「国民J1リーグ」とかにした方が裾野が広がっていいまも知れませんね^^ 余談でした。
さて、ガンバファンにとっては中身がぎっしり詰まった激動のシーズンになりましたね。それも勿論戦った相手があっての事。ここでは他のチームの印象も書いてみたいと思います。 其々のファンサポにとっては、「良く知りもしないで何を」という心情もあるでしょうが、あくまでニアンの感じた記事として御赦し願えればと思います。私も他のチームの方々の意見や感想から色々学んだり物事を知ったりしていますのでどうかポジティブに宜しくです。 私はサッカーに嫌いなチームはありません。対抗馬である浦和、鹿島などは負けたくないけれど少なからず意識の中でリスペクトしていますしセレッソにしても同じです。ライバル達が存在しなければサッカー自体に意味がありませんね。
(浦和レッズ・2位)
熱心で猛烈な応援で知られる人気チームです。今季はシーズン通してほぼ首位を守り続けていましたが最終的に2位。普通に立派で誇れる成績ですが戴冠逃した要因はガス欠であると考えてます。監督采配、選手の気迫、場外での問題等考慮するのもわかりますが基本としてガス欠です。選手固定の影響も多くありますし生え抜きの若手育成が上手くいっていない事もありますし、期待された選手の海外移籍もある。でもガスが無ければどうやっても車は動けなくなります。シーズンが長きに渡れば渡るほどその確率は高くもなります。ACLもなくナビスコ・天皇杯も早々と敗退し(但し選手スタッフは当然タイトルを狙って全力で対応したと思います。)リーグに集中できる状況でしたが如何せんガスが充分でなく補充も叶わなかったと考えてます。 来季以降、やはり下部組織から若手の台頭を期待し盤石な体制で改革していけば近いうちにタイトルは取れるだけのクラブであると思います。
(鹿島アントラーズ・3位)
今季も最後の数分まで戴冠の可能性を残しながら3位と言えど静かな動向が不気味ですね。このチームは伝統でもあるように育成に定評があり世代交代が他チーム比べ秀でていますので来季もその次もリーグを引っ張る存在なのは明らかです。今季は監督の力が足りなかったと思うファンもいらっしゃるかも知れません。私はそれほどセレーゾ監督に注視したとこはないのでその辺りは解りません。 が、ホームでの成績が非常に悪かった事を見れば監督だけでなくチーム全体に勢いというものが足りなかったのだと思います。勝ち点2の差はGKの差かも知れませんが決して水準より下とは感じません。戴冠叶わなかったのは世代交代の真っただ中であることと少しの覇気の不足であるかなと感じています。
(柏レイソル・4位)
最後7連勝でACL圏内に入ってきました。結構やっかいなチームです。一度降格という屈辱も経験しそこからしっかりとしたチーム作りを土台から形成し強いチームに生まれ変わりました。退任するとはいえネルシーニョ監督の手腕の高さが浮き彫りになりましたね。今季は主力助っ人の退団もあって序盤から波に乗れなかったのが戴冠を逃した要因ですがクラブ規模からしてこれからも主力選手の移籍等の脅威は続きますし監督交代がどう出るかも気になります。言わばガンバのモデルにもなったクラブですので来季は注視していきたいと考えています。
(サガン鳥栖・5位)
このチームには何度も驚かされました。ユン監督の下慣れ親しんできた戦術が浸透し序盤から上位に居たことには納得していましたが首位にいての監督解任で度胆を抜かれ、それでも最後の最後まで優勝を争うことになった事にも驚愕しました。結局5位とACL圏内を逃しましたがラスト2節優勝争いをするチームに引き分け・勝利と頑張や粘りを見せました。ガンバはかなり助けて頂いた気がします。まぁ3連敗した悔しさもありましたが^^ ただ、監督交代もさながら選手層の薄さが戴冠を逃した要因であると思います。来季以降その辺りの課題が解決されればクラブやファンの雰囲気は良く、地元との密着度も深いと感じますので楽しみです。出来得れば豊田以外にもう一人計算出来るFWとゲームを作れるボランチが加入すれば優勝候補に挙げられますね。
(川崎フロンターレ・6位)
このチームは多分一番ファンの嘆きを誘発したのではないでしょうか?戦力も充分ですし攻撃的な戦い方も堂に入って来ましたし今年こそ念願のタイトルをと選手ファン共大きな期待を寄せていたと感じます。抽象的で申し訳ないですがタイトルが取れなかったのは取りたい、取れる筈だと思い過ぎたのではないかと。(特に周囲) 如何せん経験が無い場合我武者羅にひたすら目の前の試合を勝っていき、気が付けばそういう位置に居たという以外に初戴冠という結果が出てこないのが勝負事かなと考えています。また、攻撃的に練られた戦術が在るが故にシーズンや試合を通して柔軟なオプションを持てなかった事が失速や再浮上が叶わなかった事にも繋がったのかなと。メディアに不満を漏らす選手が居たとすればそれこそがチームのアンバランスを物語っていると思います。
以上、前篇はガンバ以外の5チームについてでした☆
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