レアンドロに続き家長がチームに復帰
全くの新戦力を獲ることもあれば既に名前を知られた選手を獲得したり、以前チームに所属していた選手を呼び返すこともも世の常と考えています。
何にしろチームという生き物が展開し動くことが大事なのは言うまでもありません。
先日のレアンドロに続き蔚山から家長もガンバに復帰することが決まりました。
とかく一部のサポ・ファンにはスッキリと受け入れられない複雑な感情もあるでしょう。
私は別にそこは意識はしません。 なぜならば退団の経緯がどうあれ結局は選手個人とその周囲(家族)の為の決断であったと理解するからです。 後ろ脚で砂をかけたとか、その選択は感情を逆なでしたとかは所詮ガンバ側から見た、ファンサイドから見た感情だけを取り上げているに過ぎないと思います。
それほどガンバというのが愛する対象であるならばその存在が気高く懐が大きいものでなければと理解しているからそう思うのです。
選手がどういう心境に至り誰と相談しどれだけの苦悩と将来への算段をして決断したかは非常に大切なことです。
憶測や状況判断だけでそれを裏切り行為であるとか背信だというのは今一度申せばそう考える側の一方的な意見に過ぎないのです。
なので当然、両名も期待を持って受け入れたいと思います。
それがもしペドロ・ジュニオールでも全然同じです。
そういうのは、許すとか許さないとかの次元ではないと思っています。 大きく立派なクラブはファンサポも含めそういう泰然さを持ち得なければいけないのではと考えます。
長くなりましたが、
大事なのは獲得した選手をフィットさせること。 戦術や布陣を創り上げていくことだと思います。
今季加入した倉田・寺田・今野でさえガンバはそれをフィットさせれずにここまで来ています。 そこはこの状況に陥る大きな要因の1つだと断言します。
彼等をフィットさせるのにここまで時間や月日をかけてもままならないのを鑑みると、
レアンドロや家長もそれ以上に道は険しいのではないかと予測します。
やはりここは選手の役割を徹底して絞ることからではないでしょうか? 1つのパターンが出来上がると元々技量や能力のある選手達ですからその後は応用の論理で倍々ゲームの如くチームを飛躍へと導くのではないかと推測します。
中途半端に上(最終理想形)を見て試行錯誤するから全てを会得できないという世間の論理そのままに蛇行しているのがここまでのガンバ。
出来る事、やらねばならない事を絞って確実にそれを会得することに集中することが早期の反攻への近道だと思います。
例えばレアンドロ。 彼の自他共に認める役割はゴールすることと簡略に言ってはいけません。
大事なのは彼の持つどのスタイルを生かし、且つそれが誰とのコンビネーションや相性によって一番引き出されるかを考えること。
今、佐藤と組んでいますが、同じ佐藤と組むにお互いの役割が半端に入れ替わっていないか? それぞれの一番の特性を組み合わせるとどうなるか? また、佐藤がフィットしなければ誰と組ませるか? 殆ど前線が持ち場なのでこれは解決が早いかと思います。
ゴールの前に質の良いチャンスメイクが先決であるのです。 先ずは前線同士での信頼感の構築から始めるべきでしょう。
例えば家長。 西野監督時代出番が減ってきたのは彼のトップ下志向もあったのではないかと後の彼のポジションを見ていると思わされます。
個人的に言えば彼の一番光った特性はサイドバック・主にウィングだと思ってます。 何度か見に行った試合で疾走しチャンスをクリエイトする姿に大きな期待を持ったものです。 若さゆえのがむしゃらさもありましたが彼もまだまだこれからの年齢だと思います。
藤春のバックアップという意味では守備力の弱さもありあまり得策ではありませんがジョーカー、或いはシステムによってはウィングという使い方がポイントとしてベストかなとも想像します。
選手を獲ってもどうそれを融合(フィット)させるかが成否の100%を握っていると言っても過言ではありません。
ありがとう。
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