勿論、選手達のあと一歩の勝ちたい気力とかの差も出ましたけど。
今日の天皇杯決勝、、一言で一番表せるとしたら・・
監督力の差
であったと思います。 ずっと前のブログで、今季柏には勝てないと断言しましたが
果たして天皇杯含め5試合するとは思いませんでしたし、因縁かなと思います。
勝てないと1試合だけで思ったのは「監督」でした。
勿論、海千山千、日本代表監督候補にもなったネルシーニョとシーズン序盤で急遽登板を余儀なくされた1部監督経験の無い最年少青年監督とでは比較するのが気の毒であったと思いますし、チームを預かる年数にも差があります。
退団する松波氏にはご苦労様とは言いたいですが、既にシーズン序盤に見切った理由はネルシーニョに諂いとも感じる過度な敬意を示しているのを感じたからでした。
まさか5回も戦うとはね。 正直ガンバが決勝にあがっても、別ブロックでは柏以外に来てほしかったですね。
今日の采配は最後の采配、将来再び指導者として復活したいのであれば遅ればせながら今日、勝つ采配に徹してほしかったです。
松波氏の采配は、一言で断じると勝てる芽を自ら消してしまうということ。
全部が全部の試合ではないでしょうが、その試合に可能性を感じる選手から交代してしまう傾向。
二川、倉田が顕著な例です。 彼等抜きの練習やパターンをそれほど練習していたのでしょうか??
攻撃は連携、少なくとも劣勢やあと1点欲しいと思う時、攻撃が硬直している時に彼等が居たらどうなったかという溜息をほぼ毎試合感じさせられる結果となりました。
そして、多分、、推測ですが、選手の好き嫌い等で交代などを決めるという・・監督としてより上に立つ者としてどうなのか?と疑問を感じざるを得ない采配。 大森、武井の途中投入、、パウリーニョを干すこと等が顕著な例です。
今日の試合、後半途中からは相手の戦術もありボール保持率が非常に高いにも関わらず、最後の処で「選手、勝つ気ないのでは?」と思ってしまうほどのアイデアの無さ、プレーの雑さ、同じミスの繰り返しというのは・・・その時点でこじ開けるだけのタレントが揃っていなかったということを意味しているものであり、それは可能性のある選手から下げてしまい、可能性の薄い不可解な選手投入という采配に起因している
と考えられます。 彼(松波氏)の将来には応援したいですが、この流れを180度反転させないことには機会が訪れないのではと感じます。
ネルシーニョとしては決勝で一番やりやすい相手に恵まれたと感じたことと推察します。 何度も同じミスを采配からしてくれたからです。
まぁ、今のJでネルシーニョに監督力で対抗できるチームは非常に少ないとは思いますので批判としてでなく分析として読んでもらえたらと思います。
チームが劇的な復活を遂げるには、多くの大きな失敗と悔しい思いが必要です。
今日の敗退はそういう意味で良い薬にもなったと断言できます。
長谷川氏の就任が発表されましたが、まだ彼を良く調べてはいませんし、選手達の動向も未定ですので来季への道は不明ですが
「糧」というものを1万個ほど頂いた今季に全ての辛苦を凝縮して大いなる復活に突き進んでもらいたいと思います。
本年も宜しく☆
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