近年稀に見る素晴らしい親善試合(ブルガリア戦)

2013年05月31日 | 日本代表
【MOMはザッケローニ監督】


協会と監督はこの時期に見事な対戦相手をマッチングしたと思います。
ブルガリア代表。
長年の低迷期を若手とベテランの融合から上手く脱却しつつあるチームでありW杯欧州予選でも現在グループ2位につける強豪です。
既知の強豪であるフランスとかイングランドなら日本に来てもどこか観光気分でお愛想の試合しかしない可能性もありますし、アイスランドやフィンランドだと逆に日本の課題が明確にならない可能性がありました。
然し、今のブルガリアは違う。 掛け値なしに格上でありその実力を如何なく発揮してくれる相手でした。 監督の風貌見ただけで試合の結果や内容が予想できるくらい。。。0-2は妥当であったし、勝てる確率は低かったです。

勿論、日本は海外組のコンディション、連携構築不足などがあり苦戦は予想されましたしほぼ全ての選手が力を出せなかったと思います。

3バックは45分試せてそれなりの効果もありオプションというより主戦術で使える可能性を感じました。 後は選手(ピース)の配置です。
後半何時もの4-2-3-1に戻し暫くは攻勢に出ましたが、これは間違いなくブルガリアがシステム変更に戸惑ったからであり、そこで点が入ればまだいいですが当然相手も慣れてきて後は思うがままにゲームをコントロールされました。 欧州のチームは元々4-2-3-1に慣れきっていますし、日本のそれはまだまだ未熟で基礎的な仕上がりですのでブルガリアにとってはそう難しくないミッションだったと思います。

4-2-3-1を極めるなら後半のような点から点(パスを待つだけの前線の動きとすぐパスしかしない中盤の選択)の出来では全く話になりません。 ドリブルや裏に抜ける動き出しがなければ3-4-3の方が絶対に良い結果に繋がると思います。


多分、、W杯本戦ではトップFWは存在しなくなるのではないかと個人的に思ってます。 高さ速さ上手さタフネスが揃った余程の選手が現れない限り前田やハーフナーはメンバーに入っていないのではないかと感じます。 入ってたらその時日本代表は危機的(GPリーグ敗退)状況にあると言っても過言ではありません。それほどFWの能力が他の強豪国に比べて低すぎるので。

特別版:ニアンの一言  お楽しみください。

GK川島:4.5
気合と集中力が最初から足りなかった。ブレ球の可能性も視野に入れていなかったのは慢心以外何者でもない。それと脇締めて両手出しちゃったら変化する球には対応できないです。 オランダ戦スナイデルにやられたシーンを思い出しました。

DF内田:5.0
海外組の中では香川ろ並び良かった選手です。3バックで前に上がれた時にまだまだ周りとの決め事が不十分で立ち往生する場面多し。


DF吉田:4.0
3バック要員という形で前半のみの出場。 ザックに口酸っぱく言われていた筈の上がりとフィードが半端に終わる。他に選手が居れば真ん中に置くべき選手だと感じました。

DF栗原:4.5
ムーブ(動き)に乏しい選手。なので真ん中なのですが川島と同じく試合の入りからどこか迷いがあった。ただリーグで試合に出ているので大崩れはしなかった。

DF今野:6.0
選手ではこの試合一番良かったです。 ザックの目指す方向にマッチした動きと特性。 長谷川監督より少し彼を使うのが上手いね。ザック。危険なシーンになる前に幾つか芽を摘み取っていました。

DF駒野:5.0
目だってなかったというか前半効果的に切り込み攻撃に絡んでいたよ思います。彼のスタイルにしては積極的でいいスパイスでしたが前半のみの出場で評価は難しいですね。

MF遠藤:5.5
何処が相手でも遠藤は遠藤。 さすがです。何もガンバファンだからガンバの選手に高評価というわけでもないですが。。この試合
倉田、家長、藤春欲しかったなぁ~と思うのは私だけでしょうか?^^

MF長谷部:5.0
何回も鋭いパスを通していました。 ただ、それ一辺倒でなく時には相手をじらしリズムを狂わせる懐の大きさがあれば。試合前からブルガリアは豪州より強いと言うのは良いですが・・・自ら得点献上しなくても負けていましたよ。

FW乾:5.5
気合は入っていましたしドリブル、切り込み、パス、守備と3トップの一角として充分機能し計算できる存在です。清武と違いFWとしての動きができるのが良いと思います。

FW香川:5.5
さすがのプレーで孤軍奮闘でしたが本田が居ないので自由に動ける分やりたいことが多すぎて周りと呼吸が合いませんでした。

FW前田:4.0
多分、世界で戦うに彼の1トップの選択は限界です。 それしか浮かびません。 

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MF清武:4.5
自分がなんとかしなければという気持ちよりミスなくトラップしパスをする基礎的な鍛錬を今一度しなければならないと思います。 能力があるのは間違いないとは思います。

DF長友:5.0
マウスはいいですが、プレーはまだ怪我などを気遣っていたかな。 局地戦では踏ん張りましたが彼独特のダイナミックな動き出しと突破が殆ど見られませんでした。 周りの責任もありますがリーダー自負するなら先ず無駄になっても目立つ飛び出しを何度も試みてほしかったです。

DF酒井宏:3.5
ザックに叱られても仕方ないですね。 何故あそこで激高されたか? リードされてても後ろで球を回し機会を伺いフィードしていくというのはアリです。 しかし、2点差とあの時間、そして組織だった相手が居る場合にあれをすると観客だけでなく監督さえもイラだたすということかな。

FWハーフナー:3.5
前田と同じ様に本戦ではこのタイプは不要となってくる可能性が高いです。
足元以外上手いとか本当は速いとか巷で言われますが、ハッキリと遅くて上手くないです。 当然代表レベルのことですが。
彼にボールがいったらゴール前のピンポイント以外全く可能性を感じず止められカウンター受けるイメージしか出てきません。 パス出しも相互理解も不安定。

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監督ザッケローニ・アルベルト:7.0
恐らく、「まだ決まったものは何もない、W杯に行けると勘違いしてはいけない」旨を発言しながら{もう決定している}と一番思っているのはこの人でしょう。
なので持論でもあり必要だと思う3-4-3を試していますし試合の動かし方に激高したり注意したり。 頭の中では本戦での理想のチームが出来上がっているのだと思います。
形式上、出場権を手にした時点で選手の振り落としや抜擢が顕著になると思います。
呼ばれても出場させてくれない選手達はそれでもその態度や取組含めてザックに見られてる筈。

これからがいよいよ淘汰の時期となるでしょう。


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J2チームの実力と6月戦線

2013年05月29日 | ガンバ大阪
一巡しなくても16試合で見えたこと



それは、J2チームの実力とガンバに対しての戦い方

戦い方に関しては以下の2つに集約できそうだ。
1.前半守りに守り、後半ガンバの失速に合わした攻勢(ライン引き上げなど)でリードするか引き分けに持ち込む。
2.玉砕覚悟で前半からプレスを仕掛けリードし、後半何とかまとめる。

神戸や京都というJ1経験も多く戦力的に充実しているチームは明らかにライバルであり上の枠には収まらないと思います。
其々5回戦って2敗したとしてもそう驚くこともない実力を秘めています。
他のチームはどうか? 走りまくるJ2サッカーといってもガンバに対し前半打ち合いを挑んだ場合は勿論、引きすぎて守りばかりに労力を費やされると後半の粘りもできないという事が言えます。
普通のJ2チームと違い質が高く執拗な(ゴール前までですが。。。)ガンバの球回しに遭遇すれば事前に後半ダッシュの計画を持っていたとしても実際にそれが具現されるのはほぼ不可能であると思います。
それが出来ればJ1どころか世界的にも強豪になれますね。

なので、1のうち、より戦略的に守り時折カウンターでゲームを引き締め後半一気にくるチームが一番警戒すべきだと断言できます。
それともう1点、攻めあぐねているうち「やれるんではないか?」「失うものはないのではないか」という捨て身の攻勢を仕掛けてくるチームに対してどうするか?

先ずは捨て身ですが、 これは9割ガンバに要因があります。 攻めていたも何となく相手をナメてしまう悪癖、充分押し上げているのにゴール前で工夫と余裕がなく相手が待っているタイムングでシュートにいったり、そこしか絞れない選手にパスを通そうとしてみたり。
じっくり最後までガンバの良さを出すことに集中すれば必ず前半で1点はリードできるし、相手も翻弄されてより疲労する筈です。
また、ここのところ見られる自陣でのDF,MFの不用意なプレーを撲滅すればリーグの中では飛び抜けて前半のゲームプランを鉄板として運べるチームであるので優位は揺るぎようがないと思います。

しっかりプランを立ててくる相手には上の努力+選手交代、システムチェンジなどでゲーム全体として押していくことによって凌駕できると考えます。 ここまで述べればキーパーソンは

倉田、家長、内田(予想)が中心になる。 そこにレアンドロ、二川、藤春や交代選手が上手く絡めば4戦4勝、或いは3勝1分けで独走態勢を築き代表組の帰還を迎えれる状況になると考えます。

千葉が損じたリーグ5連勝一番乗りを確実に成し遂げさらに上乗せる。 これがやるべきコマンドとなりますね。
栃木はその中で1番の関門と言えそうですが幸いホームでの戦い、北九州、水戸に足元救われることなくこなせば岡山との戦いもホーム。

次の徳島戦には代表組は出場できそうなので難易度は高くないミッションです。
そりゃ、代表組が帰っても居場所がないくらい控えや若手が素晴らしいパフォーマンスを披露していれば文句ないですが。。
少なくとも何人かが何かを為し感覚を得ていればそれで良しとします。


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ニアンの一言(愛媛戦:A)

2013年05月26日 | ガンバ大阪
【リーグリーダーの名を言ってみろ!・・・黄金バット・・】


失礼致しましたm(_ _)m

何か、自らしんどくしてしまった試合を代表2選手がガッチリと〆た。 という様なゲームでしたね。
ここで代表の力を借りなければ辛勝さえできないと考えるとこの先不安で仕方ありませんが、、逆に2選手のゴールという際立った結果に終わったことが他の選手、若手のモチベーションや役割意識を明確にすると考えれるので良かったと言えそうです。

MOM候補は少なく、遠藤、今野、家長です。

では、今回は素早くニアンの一言選手評価をお楽しみ下さい。

GK藤ヶ谷:5.5
可もなく不可もなく、1失点以外にも危険なシーンはありましたが位置取りは相応であったと思うし後半に押し込まれることも少なかった。
ただ、DFラインへのコーチングという意味でまだ不安定で決め事が実行されてなさそうな面は是非話し合って欲しい。

DF加地:5.0
前半と後半に明らかなパフォーマンスの違いがありました。本人の意識で改善した部分もあるでしょうが、多分、家長の投入によって再生されたと考えるので評価は低くなりました。 家長が居ると前へ出れるということが明確になりました。

DF西野:5.5
1点目のアシストがあったので失点場面の判断の悪さを何とかカバーしました。 失点は思い切りファーストコンタクトのタイミングで寄せきるべきでした。 少し遅れただけで2人を見なければいけなくなって楽にシュートされた事を前の試合と同じくらい反省してください。
髪の毛はそれ以上は・・・いいです。

DF今野:6.0
代表招集離脱前の試合を見事な置き土産で若手や他の選手にメッセージを残しました。CBの守備としてはまずまずでしたがビルトアップの面では迷いが多く効果的ではなかったのでMOMは逃しました。

DF藤春:5.5
その快速をもっと披露できる相手だとは思いましたが安全運転を第一にしていたみたいです。 クロスなどは今日の前線選手の出来では有効にならなかったのは納得できます。

MF内田:5.0
前半消えていました、位置取りが良くないのでパスが来ないんだと学習してほしいです。 まぁ、遠藤にそこのところは口酸っぱく注意されたとは思いますが。 加地ほどではないが後半改善できたことは評価。

MF二川:5.0
1回の決定機をしっかり決めていれば試合も楽になっていたと思いますが全体的に前の試合で有効打を使い切った印象のあるプレーでした。
次節からは間違いなく中心選手として攻撃を差配しなければいけないと思うので交代を良い休息と捉えリフレッシュしてください。

MFパウリーニョ:4.5
前までのパウリに逆戻り。 試合開始即それを感じましたが監督も同じ気持ちだったのでしょう。 二川と同じく前節2点という好結果が欲を出させチームプレーを忘れさせたのだと思います。

MF遠藤:7.0
この試合のMOMです。 失点場面に繋がるダラパスがなければ8点をあげたいくらいの責任感溢れるプレーを後半はしてくれました。
俊輔に先んじられたセットプレーゴールに追いついたCK直接ゴール、1点目の起点となったCKと課題であったゴールの匂いのしないセットプレーをこれも置き土産よろしく払拭してくれました。 クールダウンストレッチで内田にこんこんと何か話していたのも評価かな。怪我なく帰ってきてください。

FW倉田:6.0
得点、アシストこそはなかったが毎試合コンスタントに相手にとっての脅威となっている。 最後まで球を追いまくる姿がここのところの課題であった後半押されまくる展開の改善を為す要因になっていると考えます。 次節主将としての登場はあるのか、それとも明神なのか興味があります。

FWレアンドロ:5.5
コンディションもあると思うが緩慢なプレ-がまだ垣間見える。 ウェイトが少し重いのかも知れないが味方とのコンビネーションを大事にし過ぎているのか抜け出す動きが少なくなってきているのが要改善点。 次節からの負担が増える選手と思うだけに心配ではある。

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MF家長:6.5
これはこの試合1番のポイントとなる当たりの交代策でした。 疲れてきた愛媛を押し返し、加地を復活させ遠藤を前にあげさせるプレーは久々に存在感を与えました。 ゴールにはならなかったが遠藤へのパス、自らのシュートは良いスパイスでした。倉田、二川、レアンドロと共に次節からのタームのポイントとなる選手。

MF阿部:5.5
二川の出来が良くなかったのでその交代としては及第点。 ここで何かしらの結果が出ればよかったが役目は果たせていたと思う。

MF明神:5.0
途中交代も3試合目、監督の作戦でもあるのか少しずつ実戦に慣らしてもらっている印象。 確かに僅かではあるが調子は上向きに感じるので後は更に復活してくれると期待したい。


HC長谷川:6.5
ハーフタイムは雷落としたのかなぁ。。 何よりパウリを下げ家長を後半頭から投入したのが秀逸な采配であったこと。
二川の不調も早く見切ったこと。 コンディションが良くなかったレアンドロを休ませて試合を終わらせた采配は間違ってはいなかった。
ただ、前節と同じ先発メンバーで今回の様な前半を味わってしまうとこの先選手起用に迷うことになると思う。



課題を1つ1つ克服しつつあるチームには一定の評価はできます。 
後半のグダグダをなくすことや押される時間を短くしたりはできている。
ただ、しばらく無失点試合が見られないのはまだ何かが問題として残っているから。
遠藤・今野不在をどうするかも課題ですが、その辺りの軽さ、相手をなめる感じのプレーを撲滅させるという意志の徹底が急務だと痛切に感じた試合でした。



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まだ相手を見下げてるようです

2013年05月26日 | ガンバ大阪
前半終了0-1


もう、、いつまでも何度でもやるんですかね。
相手がたとえ高校生であろうとなめてはいけないのに。。同じカテゴリーの相手にそれはいけない。

パウリ、今日はダメだなと開始15分で覚悟できる内容。。今までと同じ、誰でもわかるタイミングのシュートにふかしまくる集中力の無さ。
加地、後半開始から交代したほうがいい。。多分。。。熱があるのかもと思うくらい判断力と集中力に欠けている。
西野、なんの為の丸刈りか思い出せないほど消極的なプレー、
内田、先発を約束されたと勘違いしてそうな消えぶり。。ポジション最悪。
遠藤、代表の試合の為に力溜めてるのか。。
レアンドロ、非常に動きが緩慢、

何人交代しなきゃならないのか・・・・ 親善試合じゃないんだから; 6人無理です。

長谷川監督、当然ハーフタイムに大雷落とすんだよね??

後半待つ間で既に黄金バットは忘却の彼方・・・・涙
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黄金バットの笑い

2013年05月26日 | ガンバ大阪
「ハハハハハハハハ、ファハハハハハハハ」



黄金バット・・・・古い? そうだね。私自身もその世代とは言い難い。
でも、黄金バットの笑いを余裕でしてみたい。ですね☆

今節、勝ち点上の有力なライバル達が大苦戦でした。
首位神戸は何とホームで鳥取に敗れ、3位千葉はアウェーながら長崎に苦杯、4位栃木は下位横浜FCにホームで引き分け、
5位岡山も下位の熊本にホームで苦杯。 ヴェルディも徳島に競り負け、
京都は山形に逆転勝ちしましたが、実質やられていてもおかしくはなかった。 まさに、大波乱の16節です。

だからといって。。。我がガンバはそんなことにお付き合いしないよね?してられないよね?☆

一期に一度とまで言いませんが大きな節目の試合になります。去年からこういう状況で悉く勝てなかったガンバはもう存在しない筈。
ここで勝つと遅まきながらリーグ首位に踊り出ます。
自動降格圏外まで4差と2試合必要な状況にして厳しい数試合へと飛び込めます。


黄金バットまで持ち出したんだから・・・
恥かかせないでね^^スカパーでしっかり観戦します。



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