ニアンの一言☆(新潟戦・H)

2014年08月31日 | ガンバ大阪
【 秋の気配 】


年齢重ねている方々でしたらオフコースの名曲として認知されてますね^^
我がガンバでは勿論「倉田 秋」です。当初から期待されている選手ですがここにきて人間として選手として独り立ちが見られ、遂には全国区へのメジャーデビューもしようかという気配を感じます。

直近のキッカケとしてはやはりJ月間ベストゴールに選出されたところからですね。そこから一気に2試合で3ゴールの活躍、元々豊かな才能を持った選手ですので我々ガンバファンとしても嬉しい限りで更なる期待をしたいです。然し、ゴール・アシストという結果もさることながら注目して欲しい点は90分のゲームの中だけでなく試合に臨む前の準備や心構え、そして攻撃に守備にと集中を切らさない献身的な姿勢です。小柄でも体幹が強く小回りも効き技術も高く、その上スタミナもあってチェイスやカバーリング等守備への意識も高くスピードもある。

どうでしょうか。アギーレジャパンにもってこいの選手像であるとは思いますが。

新潟戦は5-0と大勝しました。相手の攻撃時間や内容を見れば出来過ぎという意見も多々あるでしょうがちゃんと理由があると思います。 新潟の攻撃はスピードもありバランスも良く立ち上がりから集中出来ていましたので試合の流れで言うと序盤から苦戦を強いられてはいました。
ただ、新潟というチームは決定力に難があるという定説とは別にして、後ろから気持ちよく上がり過ぎている印象があります。 なので守ってからという意志がある通常の状態では非常に堅い守備で失点が少ないのですが「行ける」と見た瞬間からの攻撃は分厚いけどその分リスク管理の申し合わせが崩壊するという特性があるように見受けます。 なので、攻めている時間で結果が出ない直後の反動で相手に流れを渡すと高い確率で失点してしまうという現象を起こしている。そしてガンバは特に今季はこの反動を上手く活用したということでしょう。

それでは戻りかけた自信と共にニアンの一言お楽しみ下さい。MVPは倉田・西野・今野・遠藤・パトリックです。

GK東口:6.0
完封ですからあまり悪いところを探せません。それでも目立たなかったのは相手のシュート精度もありますが今回ポジショニングを少し修正したことがあるのではと思います。

DF米倉:6.0
守備面で両サイドバックが不安定という試合が続いています。ただ決してサボらずどのピンチでも詰めていく気迫と姿勢は大いに評価されるべきです。そして早いタイミングから見事なアシストを記録したクロスは加地とは違う魅力を感じました。続けて敢行して欲しいです。

DF西野:6.0
相変わらず不用意なパスやチェイスが目立つのが不安要因ですが彼も最後の処では集中力を切らさず球を撥ね返していたと思います。指宿には前半途中まで苦労したみたいですが、そういう負の部分を得点で取り返すという芸当が出来るのが心強いです。

DF岩下:5.5
今日は非常に出入りが激しい動きになりましたが結果として完封ですので良かったとは思います。ただ不安定な動きがピンチの時間帯を長くしたのかなと。然し西野への活が「行くなら半端でなく前に出て奪取してしまえ」という指宿対策であったとすればそこから西野のインターセプトが目立ち流れが変わったのでもう1点+しても良いです。

DF藤春:6.0
ガンバ名物試合序盤の抜け出し&クロスはこの試合も結実しませんでしたが今までよりその後の攻め上りも確認出来ましたのでコンディションが上がってきたのかなと思います。倉田が独り立ちしてきたので彼も独自のプレー路線でアクセントつければ更にチーム力が上がります。守備は・・かなり左サイドを掻き回されましたがサボらず必死に食らいついていました。ここがもっと楽になると本当の大勝が可能だと思います。

MF今野:6.0
今日は守備に追われる時間が多かったですが元々それが専門職ですので流石の対応だと思いました。彼のカバーリングや繋ぎが今のガンバでは1つの生命線となっています。遠藤が前へチェイス出来るのも彼がしっかりとケアしているからだと感じます。

MF遠藤:6.5
貫禄の2アシストです。今セットプレーでは3つのターゲットがあって蹴り甲斐もあるでしょう。この試合は前の2試合での反省点を自らのチェイスと捉えて何度か相手を追い回して反撃を遅らせました。タクトをバランス良く倉田と共有させたことも良い傾向です。

MF二川:6.0
あれ以上プレーしていたら本当に反撃食らっていたかも知れませんが与えられた時間では攻守に効いていた様に思います。 ミドルは流石にベテランの味。2試合で3度あった味方に当たっての失点を1つ取り返す形でこれからの試合での流れに於いても重要な1点でした。試合勘があればこれだけのプレーが出来る選手という事を再認識しました。

MF倉田:7.5
途中交代しましたがこの試合の文句なしのMVPです。2得点という結果だけでなく得点にはならなくても自ら繋いだり囮になったりと良い攻撃シーンには必ず絡んでいましたし、カウンターに対処する速い戻りやカバーリング等守備の意識が現在ガンバでは一番だと思う。冒頓そうですがしっかりと相手の目を見て話す姿に好感と期待を持ちます。

FWパトリック:6.0
ボールロスト、相手へのプレゼントパスの多さは辟易モノですが・・そこまで球を追ってキープ出来る魅力がありますね。分っていても、ケアしていても何度かやられてしまうという気持ちを相手に持たせる迫力があります。得点は御無沙汰気味ですがこれを続けていけばチームは勝ち続けるでしょうし本人の得点も期待できます。 ただ、もうちょっと周り見てドリブルやパスの精度を上げてね。

FW宇佐美:5.0
大勝の陰で寂しい気持ちもあると思います。彼の課題がそのまま出た試合でしょう。後半特に見られた動けない、走れない、キープできないという面は絶対に払拭しなければいけません。あのワンツーからの豪快な一撃がもし決まっていたとしてもです。 課題が明瞭ということは個人のレベルも高いということですので今回の出来を反動にして次の試合に臨んで欲しい。

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MF阿部:6.0
怪我明け途中出場、多分監督からのミッションは得点よりも押し込まれている左サイドをケアして試合の流れを変えろというものであったと推察します。その意味ではそのミッションを成功させたと思います。試運転という位置付けでこの試合をポジティブに捉えていけば良いと思います。

FW佐藤:6.0
う~ん、今季リーグ初ゴールお預け・・GKとの1:1で非常に慎重になって肩に力が入ってしまい少し角度と勢いがボールに乗らなかったですね。ただ副将が詰めましたけど。然しその他のプレーはほぼ全てチームに落ち着きを呼び込みパトリックとの交代でも充分使えるという事を証明しました。ゴールも必ず取れると思いますので辛抱と鍛錬あるのみです。

FWリンス:6.5
来日以来初めて見ました・・トラップが大きくない試合。本当は出来るんですかね?一番大きかったトラップが自陣ゴール前でのプレーという恐ろしさは感じましたが・・多くのファンがもう諦めようかと内心思っている中、この試合は1つの分岐点かも知れません。肩の力が抜ければそれなりのプレーが出来るのであれば希望が大いにあります。ゴールという結果もあって次にも期待できます。


HC長谷川:6.0
怪我人が多いチームですのでやり繰りは大変でしょう。メンバー代えて停滞した2試合は残念でしたがこの試合での采配は理に叶っていた様に思います。ガンバは選手層も厚く技術も高いので交代策に頼って勝利を手繰り寄せる必然性はありませんが、負けている・或は1点欲しい場面で幾つかのバリエーションを持っていないと流石に常には勝ち切れないと思います。後半は離脱者無くベストな布陣で臨める事を一緒に期待します。

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さて好例の2チーム探訪ですが、

鳥栖は清水と引き分けました。 まだ騒動の影響があるのかも知れませんし相性もあるのかも知れません。この試合、ユン監督なら色々指示したり交代の選択もあったりで勝利していたかも知れませんが元々の選手層の不足という面が出てきている可能性も否定できません。長丁場のリーグ戦、その辺りをどう対処するかが勝負だと感じます。

鹿島は好調FC東京に追いつかれ引き分けました。鹿島自体の好調さは変わらなかったと思いますが現在一番やり難い相手であろうと目された東京相手であったのでそれほど懸念することもないかも知れません。追いつかれたショックはあるでしょうけど既に優勝戦線に食い込んでいるしチームの経験値も選手層も豊富ですので注目のチームです。 

今回は両チームに少し近づき前々節の差まで戻しましたがこれからも離されず且つ詰めていければと思います。



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ニアンの一言☆(甲府戦・A)

2014年08月24日 | 海外サッカー
【タクトが2つ、試練の時間】


久し振りの引き分けでしたね、十数試合ぶりですか? ガンバファンにはもやもやした結果と内容になりましたがある程度織り込み済のものであると思います。

タクトが2つ。 どうも2つある・・遠藤を起点として宇佐美やパトリックというガンバでは見慣れたラインとあと一つ、倉田を中心とした流れ。
この試合は結果として顕著にそれが見えましたね。遠藤のワンタッチから宇佐美の強烈ミドルは主流たる攻撃パターンが為した結果であり、それが毎試合1点必ず取れるのなら諸手を挙げて賛成したいのですがその間倉田という存在を殆ど生かせていない、或は生かさないという負の部分も背負います。 そして倉田は守備にしか効いていないという現象をもたらしています。

遠藤・宇佐美という我の強いゲームメーカーがピッチから退くと必然的に倉田しか攻撃の基幹とする選手が居ないので2本目のタクトに願いを託すことになります。後半疲労がMAXになっている中、今野・二川というメンバーにしかそのフォローを頼れず厳しかったですが今回は何とか倉田自身が思い切って中に入って結果が出ましたね。

でもこの2タクト。非常にバランスが良くありません。 槍と馬を同時に使うというものではなく馬が無くなったら槍で戦おうという感じなので相手にとっては非常に的が絞り易い。今回は結果が出ましたが監督が繰り出す更に解り易い戦術起用も相まってこれからの試合に於いて非常に不安定で心配な部分です。 何とか倉田ラインも生かすプレーを試合中何度もトライしてほしいものです。

そして夏場ということもあり5連勝の勢いも継続できないのは当然の事です。味方に触れて入っちゃうというゴールが年間何本あるかはデータとしてとっていませんがこの2試合で3本となると、「こういうこともあるかな」と片付けるのも半分、あと半分はやはり連戦の疲れが踏ん張ってきた守備陣に少しの踏み込みをさせる事が出来なかったという風に思うべきかと思います。 まぁ、2本が遠藤という事でそのプレーに問題があると言えばそうかも知れませんが。 GKも含めて一杯一杯である守備陣の負担を減らす為にも先制点・追加点を取るという攻撃陣の頑張りを期待したいですね。

そう思うと、怪我という発表ですが好調の主要因と判断できる3人の離脱が相当大きいネックとなっていることも見逃せません。 大森・阿部・ジェソク。 今ガンバが勝利を重ねていくのはこの3名が必須であると言わざるを得ませんね。勿論パトリック・宇佐美というピースも大事ですが、そこに多く球を配給出来ていたのはこの3名の活躍があってのことだと思います。 先発を変更せざるを得なかったのは怪我であるのら仕方のないことですが、フィジカルコーチ含むケア体制もそろそろ本当に見直さなければと思います。

あのまま2-1で勝っていれば勝ち点3で批判も出難いですがその先どうかと問われれば心配は尽きません。追いつかれて引き分けよりもアウェーで追いついて引き分けの方が少しは気分も晴れますね。 この教訓を生かせるかは選手達の心の持ち方次第です。 長くなりました、

ニアンの一言、危機感持ってお楽しみください。MVP候補は倉田・今野・宇佐美・遠藤・パトリックです。

GK東口:5.0
3点取られたので高評価は出来ません。2点は仕方ないとは思いつつ3点とも少し立ち位置が前過ぎたのでは?と感じます。今までそれで数々のピンチを防いできたこともあり一概に否定はしませんが、弾くことが出来たのもありました。

DF米倉:5.5
少し布陣が変わった中、上下運動は頑張って攻撃にも上がっていましたが最後のクロスにらしさが足りなかったですね。守備ではイケイケの甲府に対し非常に苦労していました。連携組む味方の不調にも苦しみました。

DF西野:4.0
寄せれない、少しミス気味のパスにも追いつけず相手のチャンスにしてしまう。フィードが相変わらず冴えない。高さを生かせない相手だと非常に不安な面を露呈しました。若いのにすぐレギュラー面してしまうガンバの若手病に君も感染しているとは残念です。危機感、危機感と覚悟を持ってほしい。

DF岩下:5.0
お疲れです。でもそれは織り込み済みです。この暑さ、連戦となればこうなってくるのは仕方ありませんがフィードのキレも失われ好機で得意のヘディングも外すとなると一度充分な休養が必要かなと思います。熱く大人な選手なので次からの奮起を期待します。

DF藤春:5.0
相手の23番(稲垣?)には前回での記憶が残っていたみたいで序盤から必死に抑えにいってました。自分の出来る守備は出来ていたと思うし先発落ちの悔しさを晴らそうとする気持ちも見えています。ただ、攻撃に於いてはガンバのシステムが相変わらずそれを生かそうとしていないので目立ちませんでした。

MF岡崎:4.5
最初の方にゴール前に飛び込むチャンスがありましたがそれ以降、どの位置でプレーすべきかずっと迷っていたような気がします。初めての先発で気負いも迷いもあるのは当然ですが、ここで何かしらの結果を出さないと次が無いのも事実。プロの世界は厳しいです。ゲームを見る眼力と鍛錬が必要です。

MF今野:5.5
5連勝の時と違い面子も戦術も変わってしまった(元に戻ってしまった)チームに於いて何とか現状打開をしようという気持ちは見れました。ダイレクトパスが無くなった事は自身の欠落が再び起こったのかなと心配します。こういう流れの時こそ自我を出して有無も言わさぬパスや球捌きや駆け上がりを続けて欲しい。最後の放り込みの質は流石ですしあの時の面子では他にそれが出来る選手はいませんでした。

MF遠藤:6.0
時折状況を停滞させてはいましたが最後まで使ってほしかった選手。何故に徳島戦にフルとしたかは不明ですが、、ホームゲームでの契約か何かあるのかな。 宇佐美へのアシスト、FK→PKは誰でも納得のプレーです。甲府の得点よりガンバの得点の方が次も在ると思わせる辺りは流石の存在感でした。

MF倉田:6.0
この試合のMVPとします。最後のゴールが決め手ではありましたが窮屈で球にあまり触れなかった前半から最後の方まで守備にバランスを取り続けていたことを評価したいですね。彼の戻りがなければもっと完璧な失点をしていたと思います。 もっと彼を生かす、或は彼自信から発信してチームのバランスを創造的なものに変えて欲しい。

FW宇佐美:6.0
お見事なミドル。あの位置でボールを持つと誰しもが期待するドリブル&シュートは1つの常識としてガンバファンを喜ばせます。日本の人全員がそうなれるよう代表のステップを踏んでいってほしい。何度も下がってはボールに絡む姿勢も良かった。その分途中交代は彼の場合納得は出来ますが残っていたら勝てたかもとは思います。

FWパトリック:6.0
この試合も得点になりませんでしたが相変わらずシュートチャンスが訪れるプレーをしていますしゴールにはなりませんでしたがこの試合のシュートはほぼ枠内と調子は悪くないと感じます。全体としてミスは少なかっただけに阿部・大森というピースが居なかった事が悔やまれます。 MVPにも匹敵しますが先ず1点取りましょう。

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MF二川:5.5
途中出場ながらここ数試合使われ続けていたので試合勘は充分でしたし交代のファーストチョイスとしては間違っていません。 よくボールにも絡みましたし何度か良いシーンも生みました。最後の最後・・・僅かなエロ調整があれば劇的再々逆転でしたね・・足元やばいパトリックを選択しなかった事は理解できますが・・今ちゃん(多分)も一杯一杯でしたから・・

DF丹羽:5.0
久々リーグ戦でのプレーです。結果を残せば試合に出すよという監督の方針通りに出番を与えられ、少しの時間は効果としてありましたが・・甲府が左を多用するようになって存在が消えました。監督の差配ですので選手に責任はありませんがこの出番と経験を確実に糧に出来るクレバー且つ真面目な選手ですので期待できます。

MF明神:4.5
野球ならクローザー炎上というスコア結果ですが本人に直接な責任は問えませんね。ただ。遠藤残しておけばスローインもゴールキックも繋ぐ選択をしていたのでは?と考えると失策であると断じます。たった1つのプレーでもそこに対応するスタイルが違えば結果も違います。 代わりに佐藤であればポストとして簡単にはボールを相手に渡さなかったと言えますし。 ベテランは悲喜諸々経験しているものです。ドンマイだよね。


HC長谷川:5.0
ハームタイムに効果的なアドバイスをしたと信じます。でも、長く患っているガンバ病なんで・・最初から徹底しないと。。守るという明確な意志をもった交代策は理解できますが、、夏場の連戦で疲れてますよ? 遠藤下げたら前線でポスト出来る選手を入れないと・・他の選手がギリギリ状態で放り込む方向にいっちゃうものなんで。。
まあ、ちょっと最近やばそうなんで・・フォローしてあげたいですね。



お尻に火が付いたガンバ、目標は何処に置くのか明確にして主力が還るのを待ちながらしっかり現存戦力を生かす戦いを展開してほしいです。来季からにも繋がります。

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さて好例の2チーム探究。 う~ん、また差が広がってしまいました^^
鳥栖はきっちり下位(降格圏)からアウェーで勝ち点3取りましたね。降格圏近辺相手に星を落としたガンバとの違いを見ました。 まだまだ引きずることもあるかと思いますがこの勝利がチームを再結束させるであろうと容易に感じます。 変えれない事情もありますが固定されているメンバーの頑張りが目立ちます、そして更に言うなら非常にしっかりとしたフィジカルケアが為されているんだなと・・羨ましいですね。

鹿島、予想通り、一気に首位戦線に躍り出てきました。付いていきたいものですが・・最後半での息切れがあるチームですので首位になるなら早めに~と思っちゃいますが。。^^ 浦和・川崎・鳥栖という上位がここのところ停滞しているので非常に有利な展開かなと感じます。怖いのはFC東京?ですかね。

両チームとも試合を見れていないので申し訳なく思います。 次から録画にしろ出来るだけ観て意見したいと思います。




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ニアンの一言☆(名古屋戦・H)

2014年08月18日 | ガンバ大阪
【歌劇・誰も代えてはならぬ】



ホームで名古屋に完封され連勝は5で止まりましたね。 正直論理的な敗戦の理由を探すのは難しいですがガンバのシュートミス、ポストに嫌われるなど少しの差で2-3点入っていても良かったことを考えると長期的にはそれほど心配することもないかもですが、名古屋もあと1-2点は入る可能性があったことを考えると・・少し検証した方がいいでしょう。

誰も代えてはならぬ、誰も責めてはならぬ。 そういうスタンスでこの試合を見ると、やはり左右のSBを変更した事が影響したと断じるしかありません。藤春選手は良い選手です。ストロングポイントも明瞭ですし使える選手には違いないですが、ガンバはこの選手を成長させていないなという印象。
中断明けで一気に連勝(試合内容も良い)のはDF陣、特にSBがしっかり機能していることに起因しています。2012年から続いた悪循環が中断明けにガラリと変わったのは・・・そこでガラリと変わったことが要因なのです。 そう、米倉を右、ジェソクを左に使った効果がその正体です。
怪我でもなく不調でもないのに代えた事が何故批判されるのか? 良い流れを明白ではない理由で変更して結果がもとに戻ったからです。名古屋戦での攻撃はまるで2012~今季前半のガンバに戻った如くの停滞状態であり回すけど動きが無くボールロストでカウンターを食らうという御馴染みの映像。 それでもテコ入れした守備(CBとGK)はギリギリのところで頑張りを見せ実質無失点と言って良い結果を残しています。 今この守備の流れが壊れるとガンバは崩壊する可能性がありますね。
何が違った。藤春を左にした。 単純明快な話です。 然し、だからといってそれを頭ごなしに批判非難するのは不十分。確固たる理由を示さなければなりません。

藤春を左にすると何故結果が出てこないか? ここに尽きます。
私が思うに彼が左に居ると他の攻撃陣がある程度任してしまって待ちの状態になってしまう輪廻が根付いてしまっているのではと。藤春と倉田で左を動かし始めた時に前線含む他の選手の動きや位置取りを検証すれば更に顕著になると思いますが、左の2人の仕事の結末がある程度見えない限りポジションや抜け出しを敢行しない、或は動きを見せても2人の攻撃が局所的に少し長く球持ちするが故に空周りになっているという事が感じられます。
遠藤から藤春、倉田、・・・・という攻撃は最初のゴール前までは非常に素早く技術的にも優れワクワクするのですが、いざフィニッシュにという場面で詰まってしまう印象があります。そして一気に上がるので常にカウンターの体制が整えられている恐怖と背中合わせ。
ジェソクの場合、後方から1個1個芽を潰して堅く上がっていくので攻撃がら守備に回った時点でもある程度余裕がある風に感じます。しかしドンっと一気に良いタイミングで上がってもボールが来ないという面がもどかしい事も確かです。
藤春は自分で上がるタイプ、ジェソクは周りとのバランスを考えて上がるタイプ。この両方とも今のガンバは使いきれていない。

それでもジェソクがSBの場合、ウィングを始めとする他の攻撃陣の動きが非常にバランス良く展開するので得点に為り易いと思います。それはSBがバランスを確実に取りながら攻撃参加しているからだと思います。

藤春の場合、突出したスピードとスタミナがあるが故にボランチが彼にある部分任してしまい下がった位置で動かない状況になっていることが攻撃の厚みを削ぎ相手に主導権を与える事になっているのではと思います。
これを打破するには藤春の使い方をチームが共有して考えるか藤春自身が更なる能力の引き出しを増やしプレースタイルを進化させるかしかないと思います。 このままでは当然ジェソク・米倉の選択が大本命であるのは間違いありません。 なのでこの試合の選択は否である。

長くなりました、ニアンの一言楽しんで下さい。
MVP候補は東口・今野・ジェソクです。

GK東口:6.5
この試合は2本のゴールキックミスがありました。他のフィードキックも不正確でしたが飛び出し、セーブに関しては100%防いでくれましたので満足できる内容でした。

DFオジェソク:6.5
MVPです。途中交代しましたが、今の流れを引っ張る君と阿部の2人が同時交代という瞬間にこの試合の覚悟が出来ました。左で確実な仕事をしていても右に回される、いくら良い位置に出ていってもボールが来ないという理不尽な状況に於いても出来る仕事をしっかりこなした事を大きく評価したいと思います。

DF西野:5.5
若いから?未熟だから?いえいえ、慢心が必ずそこにあります。失点こそしませんでしたが数回あってはならぬミスがありましたし、そういうイージーミスがチームの流れを止めることになったと思います。そろそろ本当の独り立ちを意識してほしい。

DF岩下:6.0
攻撃陣の不調、左サイドとの連携、西野のミスなど・・・色々重なって仕事が多かった試合でした。何とかこなしたとは思います。連戦での疲労が心配です。自分に当たっての失点は責められるものではありません。

DF藤春:5・5
最初の突破からパトリックへのクロス。あれがあの1回きりになった事が残念でなりません。倉田との連携は狭いサイドを上がることが出来ますが寄せられて余裕がないので他の攻撃陣との連携が全く取れていませんでした。守備はサボりませんでしたが確実性に欠けるので安定感がチームに生まれなかった。更なるバージョンアップが求められます。

MF遠藤:5.5
FKは悪くなかったです。1ゴール1アシストがついてもおかしくなかったですが受け手の問題や相手GKの当たりもあって結果は出ませんでした。失点シーンはあと少しの寄せがあれば防げたでしょうが、それよりも全体にバランスとって球を保持するという役目が出来なかったのが残念でした。もっと前に出ても良いと思います。

MF今野:6.5
安定感が出てきて持てる実力が発揮されてきたと思います。あと5M高い位置で動けていた過去4試合と違ってこの試合は守備に追われた面が顕著でした。彼も今代えてはならぬピースです。

MF阿部:6。0
シュートが無かったですが今の彼は90分使えば何らかの結果を生む事が出来る好調さを維持しているだけに采配が残念。守備に追われる時間も多く前との連携も万全ではなかったですが斜め走りでチャンスメイク出来なかったのは左サイドの動きが合わなかったと思っています。

MF倉田:5.5
また元の倉田、閉塞感溢れるガンバの倉田に戻りつつあるのが心配ですが時折ドリブルでゴール前に切れ込む姿勢は継続してほしい。左での起点から藤春にでも宇佐美にでも良いですが・・・もう少し早い時点で一気に出せばゴールになる可能性が高くなるのではと思います。

FW宇佐美:5.5
意地が少し勝ちすぎました。Jで無双出来なければ世界には出れないというのも一理ありますがサッカーはチームスポーツ。あれだけ持ち込み過ぎてボールロストしたら試合の流れは相手にいきます。 そして時折パスを選択してもイージーミスになってしまうのはゴリゴリばかりを意識する余りに周りが見えなくなっているからです。

FWパトリック:6.0
これまでとあまり変わりません。変わらないのがもの選手の良さでもあります。何度も得点になりそうなヘディングがありましたがこの試合ではゴールにならなかったと割り切るしかありません。2度目のドンピシャ・・・あれは余りにも外し過ぎですが;;またこれも何時ものことですがミスパスで相手にボールを渡すこと数回。。流れが止まります。

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MF二川:5.5
少し窮屈になっていた名古屋DF陣を崩せる能力を持つ選手でしたが受け手が既に消耗してしまいチャンスメイクが出来ませんでした。ただ試合勘は維持できる使い方をされてますので次に期待します。

DF米倉:6.0
何とか流れを変えてやろうという意志が伝わりました。上がりも積極的で彼が起点になりゴールなるかと思いましたが逆に先制されてしまいました。その後はSBに入ってしまい攻撃に参加する事が叶いませんでしたが指示した監督の考えですから仕方ありません。

FWリンス:4.5
これだけボールが収まらないとなると元々トラップに難がある選手と思わざるを得ません。 それでもチャンスが2回。シュミレーション取られたのも情けないですが(少し触れてるけど引きずってでもシュートにもっていくべき)、至近距離でのチャンスで大玉打ち上げとは・・・花火大会で客を呼ぶ場所ではないです、万博は。 あそこで力抜いてしっかり流し込むという選択が出来ないのは試合に出てないからとも考えますが・・まぁ能力なのかな。巷では君を諦めた人も多いと思います。 頑張れ。


HC長谷川:3.5
ということで責めるべき一番手は監督です。 代えた先発、下げた選手、入れた選手(米倉以外)、でも折角入れた選手が機能していてもポジション変えて意味を無くしてしまいました。 代えてもいいんですよ?ただ明確な理由とビジョンがなければと思います。。


あと。前節では書けませんでしたがニアン推しの2チーム。

鹿島は代えるというよりピースを増やすということで流石に堅く上がってきました。ガンバは引き離されました。打ち合い良し、1-0あり。セレーゾは良い状態でチームをいじりませんよね?^^ジーコもそういう哲学でしたね。ちゃんと理由がありますよね。
なので今季これからの注目チームは鹿島です。

鳥栖ですが、前々から言ってましたが駒が少ない故に長丁場、そして夏場がどうなるかが課題でしたが、惜敗ながら連敗。少しブレーキがかかっています。驚きの監督解任は少なくとも良い方向には傾かないのではと想像します。
ユン監督はハードワークを基礎にチームヲ練り上げてきました。果たして後継監督がそれを踏襲できるか? 私は幾ら共にやってきた人物が引き継いでも難しいと感じています。 一頃ベルデニックを解任した大宮と重なる気もします。 ハードな練習を身上とした監督を代えるということは基本的に厳しくなくなると言うこと。 それでも鳥栖は粘りの戦いを見せていますので大崩れするかと言えばそうも思えませんが、大敗を1つすると拙いのではと感じます。




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ニアンの一言☆(大宮戦・A)

2014年08月10日 | 海外サッカー
【右、また右、効率良く右】



攻撃は右からが新生ガンバの攻め方でしょうか。 この一言は少しの警告も含まれてはいますが。
先ずはスカパーオンデマンド・・・見事にサーバーダウンでほぼ試合をライブ視聴する事が叶いませんでした。80分過ぎくらいかな;見れたのは。スカパーの事については沢山の方々が同じ様にクレームしたいと思ってらっしゃると思うので割愛しますが・・・・無料開放してダウンするならしない方が良いかな。^^取り敢えず今回も見直しての総評となります。

ガンバが順調に勝利をして連勝を伸ばしました。 この試合、一言にもある通り攻撃は右からという顕著な特徴がありましたね。それ自体は良いとは思いますが同時に相手大宮の攻撃も左から・・つまりガンバの右サイドからが殆どということでピッチの片側サイドで攻防が繰り広げられた試合であったと感じました。
大宮のストロングポイントが元々そのサイドなのか、ガンバが右から攻めるので空いたスペースを使ってくるのかは・・私は後者だと思ってます。チームとしてコンセプトを決めるのは良い事ですがこの試合は少し顕著過ぎたかなという印象でもし左もバランス良く使っていたならもっと得点が取れて楽な試合になったと思います。

左を司るジェソクと倉田。 先ず最終ラインから、そして遠藤からのビルドアップの時点で殆どジェソクに預ける事は無かった事がこの「右試合」を決定づけましたね。ジェソクに預けないと必然として倉田にチャンスボールが来る確率も低くなる。 これは両名の責任ではないので少し気の毒ですが褒めたいのはそこでフラストレーションを溜めるのではなく守備に100%の力を献身的に注げた事です。 もしビデオを見直されるなら・・例えば90分倉田の動きだけに注目してみて下さい♪
ここぞ、ここぞという時に相当気の利いた守備をしてチームの勝利に貢献しています。右の阿部選手もそこのところはサボらず素晴らしかったですが阿部は戻る守備。そして倉田はそこを読んで待ち構える守備と対比しましょうか。 
ただ、これからの試合を考えると左右のバランスは必要ですし、この試合1回あったジェソクが切り込んだチャンスでも明らかに右の宇佐美等に出した方が堅いのに左に上がった倉田に出してボールを失うというチグハグな攻撃が増えてきそうです。 あれは同じ境遇の倉田への連帯感が生んだミスパスかなと考えてます。

それでも今回も完封で勝利した試合、ニアンの一言を疑心暗鬼2割ほどに抑えてお楽しみ下さい。
MVP候補は、宇佐美、東口、倉田、阿部、今野です。

GK東口:8.0
MVPです。 右に傾斜したガンバの攻撃から生まれたスペースを衝かれることにより多く発生した相手のチャンスにも見事なセービングとキャッチングで得点を許しませんでした。失点をしないという言葉よりレベルが高い言葉は得点を許さないということです。 一度のGK失敗以外はほぼ完ぺきでした。頼もしい。

DF米倉:6.5
この選手は体力があるなと思いました。ガンバのSB全員に言えることですね。上下運動を何回行ったか数え切れませんし相手エリア深くへの侵入も多くあり得点の匂いを感じさせました。加地が抜けた分SB競争が逆に激化したように思います。

DF西野:6.0
決して悪いプレーではなかったですが結果的に可能性のあるシュートを多く打たれたという事は寄せの甘さや判断の遅さが影響したと思います。今日は東口選手に感謝しなければなりませんね。

DF岩下:6.5
DFリーダーとして現在の状況は誇れる結果であると思います。今日も良い処で効いていましたが、その分上手である筈のフィードがかなり不正確でした。少しずつ疲れが見え始めているのは心配ですが今度は攻撃陣がその負担を軽減してくれるのではないかと思います。東口に何か奢ってやってください。

DFオジェソク:6.0
前述したようにこの試合も走り出しても球は来ずの場面が多く攻撃という面ではフラストレーションが溜まってもおかしくはないが守備には献身的で1対1での強さを披露しました。それでも監督はちゃんと理解しているようで今やSB一番手の地位は安泰です。ムルジャの序盤の勢いの要因となるボールロストは反省すべき点です。

MF阿部:7.0
得点こそなかったがこの試合で大変賑わったガンバの右サイドの主役でした。何度もチャンスメイクしたり強烈なシュートもありながらポジションチェンジも数回こなす辺りは独り立ちが完成された証と考えます。MVP級の活躍でしたがこの調子を継続すればガンバの成績も比例すること請け合いです。

MF遠藤:6.0
遠藤としての平均値なプレーであったと思います。悪くはないですが阿部や宇佐美がその位置にもやって来るので今日は比較的楽に試合をコントロール出来たと思います。この試合もセットプレー絡みの1点があって後はFK一閃ゴールが待たれます。

MF今野:7.0
非常に自分の役割を忠実にこなしながら前にも出ていってチャンスに絡んでいました。オシム風に言えば水を運ぶ役割をしっかり担ったからこその先制点だと言えますね。W杯でPK献上という・・選手としては最悪のやっちまったを経験したからかプレーに迷いがなく何か完全に吹っ切れた第二の今野がそこに見えますね。

MF倉田:6.5
本当はMVPあげたいくらい頑張ってました・・守備に。自分を割り切ったこの試合のプレーはチームから高く賞賛されて然るべきだと思います。攻めたい気持ちを抑え危険な芽を摘むが如くの見事な守備的位置取りには玄人っぽさを感じ思わず唸りました。次にゴールかアシストの予感がする選手です。

FWパトリック:6.5
ブレない選手です。そのスタイルは普遍でありこの試合も抜け出しから幾つものセットプレーを稼ぎ出しましたし相手にとっての脅威であり続けました。連続得点こそ途絶えましたが、そんなこともマイナスには感じさせない程チームにフィットしています。

FW宇佐美:7.0
段々と90分動ける体力が備わってきたのか前の試合より動く範囲が拡がりポイントポイントで良いプレーが出ていました。ゴールはよく制御されたものであったし前半のシュートからシーケンスしたものとすればFWとしての賢さも磨かれてきた印象です。ただ、2点目が欲しいばかりに自分だけで突破を試み過ぎた事は反省点であり味方を使えば得点になっていた場面も2つほどあることを考えると更なる幅をプレーに取り入れて欲しいと思います。

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FW佐藤:6.0
パトリックに代わりチャンスを得ました。そしてパトリックが抜けても気付かないくらいボールキープも安定していました。今日はゴールになりそうなシーンも無かったですが、逆にそれが次回良い結果に繋がりそうな気がします。

DF藤春:5.5
出場時間も短く評価は難しいですが少し試合に入りこむ事が叶わなかったイメージです。もうちょっと時間があればチャンスを演出したとは思います。2試合途中投入と少し前まで不動のレギュラーだった身にとっては屈辱でしょうけど、それほど今チームのレベルが高くなっていると考えて更なる精進をして欲しいですね。そのうち内田裕も加わって4人の競争になります。

MF明神:5.5
2連続セーブとなりました。ほぼ球には触っていませんが鬼のスライディング一発御披露されてましたね。色んなポジションには控えがいますが彼の場合はちょっと異色で孤高のクローザーというイメージです。サッカーにそういう役割は余りないですが・・これも未知の開拓、先駆者と成れるやも知れません。


HC長谷川:6.5
この5試合の中で今回が一番長谷川サッカーらしい勝利ではなかったのかなと思います。ただ、それに従来のガンバサッカーのDNAが上手く融和すれば言うこと無しですね。 取れる筈の得点をもっと確実に仕留める連携と約束事を明瞭にしないと時に得点出来ない試合も出てくると思いますのでこの状態を更に拡げる戦術と選手起用を願いたいです。


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ニアンの一言☆(横浜M戦・H)

2014年08月03日 | ガンバ大阪
【やっぱり頭か、それでも頭か】


パトリックの頭が市民権を獲得しつつあります。 4戦4発、全て頭でゴールに叩き込んでいます。この選手を今まで川崎、甲府というJのチームが使ってきました。足元はさほど上手くなく大味(リンスよりも大味)でパスの精度も良くありません。 しかしそんな彼をガンバは高さ、強さ、前線での当て処としてフルに活用しています。そこが今までの彼と今の彼との実績の違いです。
良いボールが来ると信じる事が出来れば遠藤から何本か来る中で必ずやってくるチャンスボールを待てますし、信頼されていると思えば後半厳しい時間でも自分にボールを当ててくれるという事で動き出しも出来ます。 今彼が出来る事をほぼ最大限にフォローしてあげているのがガンバのメンバーということでしょう。

セットプレーにしても、ゾーンで守ってる相手にはCKや角度のないFKが好都合であるし、マンマークされたなら正面あたりからのFKがマーカーの判断が遅れるので可能性が拡がります。(正面からだとマーカーは前後を交互に見なければいけませんから) 今日のセットプレーはそういう論理を証明したと思います。

話は変わりますが、当ブログはファン(読み手)を離さない♪ ということで少し鳥栖と鹿島の事にも触れたいと思います☆
鳥栖は名古屋に競り勝って遂に5節振りの首位奪還に成功しました。 経験と戦力に課題があるこのチームですがこの夏場に於いて首位に返り咲いた事は後々大きく影響すると思います。 多分、最後まで上位で君臨し優勝争いに絡めるのではと。 相変わらず連携ある激しい運動量とここぞの決定力で好成績を上げてます。 先の2つの課題が後半戦に圧し掛かって来るとは思いますが監督・スタッフ・サポファンが一体となって崩壊を止めれるかも興味がありますね。

鹿島は遂に勢いが止まってきた王者広島に圧勝でしたね。勝ち切れない試合、あと一歩届かない試合が続きましたが伝統と経験がこれから生きるのではないかと思います。ガンバはこの鹿島をピッタリと追走していれば目立たず上位に顔を連ねれるのかなと思います。面子が揃っているという事では要注意チームです。


では、話を戻してニアンの一言、それでも疑り深く半信半疑でお楽しみ下さい。
MVP候補は、遠藤・オジェソク・岩下・パトリック・阿部 です。

GK東口:6.0
前半相手のシュートが実質0ということで試合を通して出番が多くなかったですが後半大事なところで1本止めています。またクロスへの対応やセットプレーでの位置取りなど流石に安定感があって頼もしかったです。

DF米倉:6.0
斉藤選手に対応する場面では一進一退、突破された回数は少なかったですが突破されれば失点の可能性が高い選手ですので五分五分というところでしょうか。攻め上がりはしっかりと数回熟していましたし、守備でもサボることなく頑張っていました。

DF西野:6.0
高さがある横浜のセットプレーで失点しなかった裏には彼の功績があります。中沢にマーク入っていて一度もチャンスを与えませんでした。フィードに於いてはまだまだ迷いがあります。 自分で出す時も選択が拙く、しかも難しい球を出しては逆襲という場面が目立ちました。

DF岩下:6.5
今、サッカー人生で一番充実しているのではないでしょうか。監督に信頼されチームにも信頼され、DFリーダーとしての風格も出てきました。そうなると余計なイチャモンもつけることが少なくなりゲームも締まって好循環そのものとなります。結果も伴っています。危ない場面のカバーと七色フィードはJでもトップクラスです。

DFオジェソク:6.5
交代した米倉の右サイドに配置換えになりフル出場したということは監督の信頼が半端ない事を証明しています。その辺りから斉藤が目立たなくなり横浜の流れを完全に断ち切りました。左サイドでも守備においては堅実そのもので攻撃に関しては倉田の動きが少し独善的でしたので効果的なものは少なかったです。一度緩慢なパスでピンチを招きましたが、今やチームに欠かせない駒となりました。

MF阿部:6.0
何気にフル出場。 90分通して平均以上なプレーをしました。凄く活躍した訳ではありませんが、彼の守備や繋ぎが無ければ勝てなかったのではと思うくらいに今日は黒子に徹したいぶし銀プレーで観客を唸らせましたね。 次は流れとしてゴールかな。 なにせチームの得点王ですから☆

MF今野:6.0
飛ばしまくりました。 これで90分通せたら文句なくMVPでしたが・・両チーム粘り合いだった前半、そして流れが動き出した後半の途中までピッチ中央で君臨しボールを支配していました。 さすがに疲れも出て最後は危険な処でボールロストするなど不安定な面も見せましたがここ数試合で確実に調子を掴んだと思います。

MF遠藤:7.0
この試合のMVPです。 結果だけでなく全体通しての動きや貢献度から見ても今日は彼がMVPに値すると思います。 マンマークに来る横浜にはあの位置からのFKが欲しくてたまらなかった筈です^^ 縦にフワリ、本命パトリックに見事合わせました。 明神投入後に前へシフトしてからは時間を上手く使った球捌きで完封勝利に貢献し、最後は自ら一撃。 それに匹敵する藤本のシュートブロックが受賞の決め手です。 いよいよ本調子となって欲しいです。

MF倉田:5.5
気合が空回りというか、1人だけ少し前のガンバなボール扱いをしていました。でも1人だけだったので良かったですが。 もっと視野が広い選手の筈ですので下手にボールを持ち過ぎず連動する選択を局面で見せて欲しかったです。最初は誰かが得点するまで繋ぎに徹するとかね。そういう決め打ちも必要ではと考えます。

FW宇佐美:6.0
押し合いゲームの様な前半に於いても個性を際立たせようとするドリブルは観る者にとっては清涼剤になりますがやはり一段大人なプレーを覚えて欲しいと思います。そこは遠藤が見本になるでしょう。 ただシュートを打とうとする意欲、抜け出そうとする意志は高く評価出来ますし1点目に繋がったFKへのファール獲得も前へ抜けるという動き出しから生まれたチャンスでした。

FWパトリック:6.5
頭、頭、頭、そして頭。 思い描いた通りの働きをしてくれる助っ人です。 見たままです。 足下は危ないです。カウンター受ける要因となったロストやキープミスは数多かったですね。 あれが失点になってないということが連勝に繋がってますが、先ずは守備陣に御礼することと、安易なトラップやパスミスを繰り返さない様にビデオ見返してみて欲しいです。 それでも貴重な先制点、そして後半厳しい時間帯に何度も起点になった位置取りとスタミナは頼もしい限りです。 敵だけでなくファンも欺くかのようなサイドへの抜け出しはその大柄な御姿からは想像し難いですね。

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DF藤春:6.0
久しぶりのピッチ。少し位置取りが不安定でしたが大過なく完封という結果になりました。 そしてその存在感を見せつけるが如くのアシスト。 あの一連の動きをもっと自信持って何度もやって欲しいです。 あの時間、あの位置で、君の突破を許さないチームはJには皆無です。80分過ぎて50M5秒台の快速の突破ですよ?普通に考えても有利この上ありません。 今日結果が出たことに満足せず毎回そういう動きをすれば必ず光り輝く時が訪れます。

MF二川:5.5
ここのところ毎試合の様に登場するベテランセットアッパーですね。試合勘が出来ているのでしっかりとゲームに入れています。1試合1回必ず訪れる見せ場のキラーパス・・今回は残念ながらパトリックの足下でしたので^^;実を結びませんでしたが。 完封するぞ!のイエローでしたね。

MF明神:5.5
ベテランクローザー誕生ということでいいのですかね?健太監督。 今回は得点差少なかったのでセーブがつきました。若手クローザー内田達との争いというわけではないですが、これから激戦が続いた時に必要な選手です。もっと出番もあると思います。 先発完投勝利も☆


HC長谷川:6.5
重苦しい前半に於いても失点しなかったのは構築してきた守備練習の賜物です。 結果として後半流れを呼び込み完封も達成出来ました。
リードしてもイケイケとは成らず堅い選手交代するあたりは新生ガンバの匂いがプンプンしますね。リンス・佐藤というFWをこの試合では使わなかったですが、多分選手其々の適性を考えた交代采配を掴みかけているのかなと思います。 



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