アロマテラピー学習ブログ

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参照。

セラミド

2008-03-24 14:04:30 | 解剖生理学(皮膚)
セラミドは皮膚の角質層で細胞と細胞の間を埋めている主要成分。

セラミドは皮膚の保湿機能の改善や水分の蒸発、外部からの刺激や細菌・ダニ・ほこりなどの抗原(アレルギーの原因になるもの)の進入を防ぐ働きがある。そのため、セラミドはドライスキンや肌トラブルを防ぎ、うるおいのある健康な肌を保つ。また、セラミドはメラニンの合成を抑え、シミ・シワを防ぐといわれており、肌の健康に重要な役割を果たすことが報告されている。

セラミドはクリームや乳液、ローションなどの化粧品に多く利用されている。また小麦、大豆、キビ、ほうれん草、米などに含まれており、食品としてもヨーグルト、ゼリー、ケーキなどの焼き菓子にも利用されている。

最近の研究では、肌の老化やアトピー性皮膚炎によって起こる、カサつきや肌荒れの時、セラミドが不足していることが確認されており、免疫賦活作用、抗腫瘍作用、神経細胞活性化作用などの美肌以外の効果も研究が進められている。


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