アロマテラピー学習ブログ

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参照。

腹圧性尿失禁

2009-01-05 16:05:08 | 排泄・解剖生理学(消化器系・泌尿器系)
どんな病気か
 腹圧性尿失禁とは、急に腹圧が高くなった時に尿が漏れてしまう状態をいう。女性に多く、とくに中高年の女性に頻度の高い病気。


原因は何か
 膀胱や尿道の「しまり」が悪くなっている状態であり、尿道を閉じる機構(尿道括約筋(にょうどうかつやくきん)など)がうまくはたらかないことや、膀胱を支える骨盤の筋肉(骨盤底筋(こつばんていきん))が弱くなっていることが原因となる。
 前者の原因としては尿道の外傷、神経の損傷などが、後者の原因としては前立腺や子宮などの骨盤内手術、妊娠や出産、子宮脱、膀胱脱、加齢などがあげられる。


症状の現れ方
 腹圧が高くなる時、たとえば急に立ち上がった時や階段を上る時、重い荷物を持ち上げた時、咳やくしゃみ、笑った時などに尿がもれます。通常、睡眠中にはみられない。
 腹圧性尿失禁のうち、約30%の人には切迫性(せっぱくせい)尿失禁(急に強い尿意が出現し、トイレに間に合わず失禁してしまうこと)が合併する。


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