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参照。

消化管

2008-12-29 19:55:10 | 排泄・解剖生理学(消化器系・泌尿器系)
 消化管とは、口から始まり、肛門でおわる、体内を通る一続きの管のこと。全長9mにもなる。食べ物を体内に取り込んで排泄するまでに通る場所で、その間に食べ物の消化と栄養分の吸収を行うことからこう呼ばれる。


言語 表記 発音、読み方
日本語 医学 消化管 しょうかかん
英語 digestive tract ダイジェスティヴ・トゥラクト
英語 alimentary canal アリメンタリー・キャナル

 消化管は、口と肛門の間で、のど(咽頭)、食道、胃、小腸、大腸などの器官を通る。このうち、小腸は、十二指腸、空腸、回腸に分けられる。また、大腸は、盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸などに分けられる。

 消化管には、消化管の壁の中や外部の器官から、消化液が管の内側の空間(内腔)に分泌される。消化管と消化液を分泌する器官(消化腺)をあわせて、消化器系としてまとめることが多い。

消化管の断面
表面積を増やすために、3つのレベルの構造がある。
 ひだが肉眼レベルにあり、粘膜が波状になっている。
 絨毛が顕微鏡レベルにあり、上皮が絨毯の毛のようになっている。
  小腸には多いが、大腸にはあまりない。
 微絨毛が電子顕微鏡レベルにあり、上皮細胞膜が絨毯の毛のようになっている。

粘膜、筋層、漿膜の3層が基本構造。
 粘膜の最内側に上皮がある。
 筋層には縦走筋と輪走筋とがある。
 また、神経叢があり、粘液の分泌や、筋収縮をコントロールしている。


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