アロマテラピー学習ブログ

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参照。

糖尿病と壊疽

2009-01-05 16:49:31 | 排泄・解剖生理学(消化器系・泌尿器系)
糖尿病があると,糖尿病でない人に比べて,壊疽が多い。

壊疽の成り立ちには,
①神経障害,
②血管障害,
③感染
の3つの要素が複雑にからまりあっている。

・神経に障害がおきると,痛みを感じなくなり,傷や感染がおこっていても気づかないことがある。

・さらに,自律神経(栄養神経)が障害されると皮膚が弱くなり,細菌などが侵入しやすくなる。

・血管が血栓などでつまると,栄養や酸素の供給が十分でなくなり,その部分の細胞が死んで黒変する。

・栄養神経の障害が壊疽の原因であるときは,足の動脈の拍動はよくわかるが,

・動脈がつまったときは足の動脈の拍動はなくなる。これは動脈硬化が原因で
閉塞性動脈硬化症と呼ぶ。

・血糖が高いと皮膚が化膿しやすくなり,とくに壊疽の部分では細菌が増えやすく, 放置すると敗血症のために命が危うくなることもある。


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