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常夏ならば振り向くかも

語り部である私が提供する、今そこにあるチープでホットな噺の数々を口承するブログ。一話解決を目指して今日も喋ります。

街メロ

2006年10月16日 | 『今そこにある既知』 今これが言いたい
近所の子供がリコーダーで
♪とっとろー とっとーろー
と「となりのトトロ」を奏でている。
やかましい程ではないのだがエンドレスでやられると、トトロ中毒になりそうだ。

察するにそこまで練習しないと上手くならないらしい。天才を作る為には周りの負担も大きい時代である。ノダメな時代だ。ノダメカンタービレな時代だ(今晩からスタート)

リコーダーといえば
木管楽器の導入として扱われることが大きい。義務教育では小学校低学年から中学校までにハーモニカ、ピアニカ、ソプラノリコーダー、アルトリコーダーとどれもこれも幼少から培った唄う以上に、吹く吸うの動作を求められる。また時として歌唱と演奏も織り交ぜられることもあり、一度授業を離脱すると次の週に行き成り高度なレベルを求められることも少なくなった。そして私は音楽が嫌いになった。楽譜を下から数えないと読めないレベルが中学終了まで続いた。

他にリコーダーにまつわる話としては
「好きな子のリコーダーを××」
「リコーダーチャンバラ」
といったものがある。
私は音楽が嫌いであったが、このような「不純だけど…小学生ならね~」な行動は大歓迎であった為にきっちり以上の儀礼は半分経験してある。
この中でも「好きな子のリコーダーを××」は友人から女の子のを渡してもらったものの匂いにムッとして避けた覚えがある。小さい自分に勇気がなかった…。

一番私が好んでリコーダーを使用した例は二つある。
リコーダーの穴に洗浄用の棒を先から抜き差しして「種子島(火縄銃)」に見立てたこと。
「シ」だか「ソ」を交互に吹いて
♪しょーこー しょーこー しょこしょこしょーこー あっ●はーら しょーこーというジングルを見立てて友達と遊んだことだ。

小学校高学年、世間はオウム真理教騒動で沸いていた時である。それはそれは何も考えずに楽しかったんだろう。
不思議なもので音楽は義務教育で捨てたものの、社会に関しては以後も興味は続いている。