先日の大晦日。
インドネシアではレバラン(イスラム暦の断食明け)や クリスマスの方が大事。
全ての祝日が宗教がらみであるここでは新年はただの新 年。
1月2日からもう普通に仕事 も学校も開始している。
でも、何となく新年を迎える時はやっぱり騒がしい。
ま、デートしたり、夜ふらふらする口実でしかない気もするが。
友達たちも家に集まって、とうもろこし焼いたりするからおいで、の誘い。
しかし、ともはちょっと遠出してきました。
ジョグからはバイクで1時間ほどで着くぐらいの場所だが、まだ行った事 のない場所。
gunung kidulへ!!!
今行われてる展覧会jogja biennaleの中の催し、wayangがあるとの情報。
wayangと 言っても、今ままで伝えてきた影絵劇や踊りではなく、もっと大衆の芸能。
そういうものに より触れたいと思っていたので好都合。
今回ともは現地の芸能に色々触れるという新たな目 的も持っているので、いざ出陣。
しかああし。
どこだgunung kidul!!!
gunungって言う位だから山だが。。。
そ してどこが会場だ!!
すべてがわからない。。。
半ばあきらめかけていた頃、andreがこの催しのドキュメンタリーに割り当てら れているとの事。
早速コンタクトして、彼に同行することに。
やっほ~~~~。
しかし、彼の家すら判らない。
彼はジョグからはちょっと離れた処に住んでいる。
ま、 地図を見て1人でどこでもバイクで出かけるともは、早速彼との待ち合わせ場所へ。
クリスマスから休暇中のインドネシアは渋滞なので、早めに家を出発した。
はずだったが、バイクの後ろタイヤがパンク。
oh, my got!!!
インドネシアは至る所で修理できる。
ここかしこにbengkel(修理工場)があるのだ。
日本 に来たインドネシア人は、日本にこういった店が見当たらないのでどこで修理するのか不思議に思う。
ま、 それ位ここではしょっちゅうパンクするって事やね。
タイヤのチューブを取り出して、パンクした個所を探して、修理を始める。
そして火をつける。
いつも思うがなんて、原始的。。。
接着されるまで、しばし待つ。
その間にも、車やらバイクやらが、立ち寄 る。
空気を入れてくれがほとんどだったが。
この機械を作動させて空気を入れる。
タイヤひとつにつき、rp1.000。(10円)
以前はrp500だった。(5円)
手間賃って言った感じか。
ちなみに修理代rp7.000だった。(70円)
さ、バイクもOK。
andreとも無事出会い、とものバイクは彼の家に置いて、2人乗りで出発。
Biennaleのスタッフも沢山来ていた。
委員会である彼らは招待客なので、現地の人が用意してくれてご飯を。
ともも、結局ごちになってしまいました。
てへ。
会場はこんな感じ。
いかにもの田舎のふぜい。
Jonedも開会式で挨拶を。
今回ジョグとこの地での交流も目的だったらしいので。
田舎の 活性化にも力を入れているのだ。
現地の子たちによる寸劇なるものもあり。
それにしてもこのいい加減な感じがいい。
職業ではなくあく までも現地での芸能。
後ろに見えるのは子供たちが作ったwayang。
夜も更けてきた。。。
現地の子たちなので、観客もおおのり。
こんな写真撮影みたいなアドリ ブも。
ちなみに客席は路上。
インドネシアでは切っても切れないdangdutの歌手も登場。
でも、大概が貧乏な暮らしの中から出るこういった歌手の存在は問題な時もあるらしい。
彼女が話すのは下ネタやお金の事やら。
子供達も大勢見ている中で。
そんな芸能で育つ環境の子供たち。
田舎にはこういった問題もあるらしい。
しかし、問題と思うのは都会の人たちで、複雑だな。。。
実行委員会メンバーのjonedとandy。
だらだらに12時を迎える準備。
会場ではすっかりカラオケ大会。
ともも、皆が用意してきたjadah(まさに、餅)やら、パンや、とうもろこし や、鶏や、鶏の足を炭で焼いての晩餐に。
そして新年!!!
音だけがすごい花火でnew year!!!
deepな 年明けに満足なり。
皆さまことよろです。