薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

命に向き合う友人

2023年12月30日 | 日記

今年も残すところ後1日となりました。
振り返ってみると色んなことがありましたが、6月の改選は大きな出来事でした。
新人議員の積極的な質問や発言など、これまでの議会にはなかった新鮮な風を吹かしてくれています。
7月には家族揃ってコロナに感染。
3人とも39度以上の熱が出ましたが三日目には平熱になり後遺症もありませんでした。
かつて罹患したインフルエンザは関節が痛んですごく苦しかったのに比べると、これがコロナ?って思った程でした。

年末の帰省の準備をしている最中、友人からメールが入りました。
息が苦しくて数日前に救急車を呼び入院中とのことで、慌てて駆けつけました。
気管切開をしているので声は出せず筆談で。
深刻な病状に残り少ない人生を覚悟している様子。
何故こうなったのかと悔やむ言葉は全くなく、まるで悟りの境地でした。
私はただ聞き入るだけで、返す言葉が見つからない。
それでも、何となく友人の気持ちが分かる。
恨んでもどうしようもない。残された人生に向き合いどう生きるかを考えることは、積極的な行動かもしれない。

辛いときに私を頼ってくれた友人の思いに、ただただ応えたい。


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