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薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

介護者にとってのバリアフリー

2016年12月22日 | 障がい

先日、階段昇降機を設置したブログにコメントをいただき、改めてバリアフリーの意味を考えさせられました。

コメントは電動車椅子が欲しくても公費では賄えないというものでした。

障がい者自身が操作する電動車椅子には公費が出ますが、操作する能力がなければ公費は出ません。

つまり介助者の負担軽減のためには、公費の制度が使えないのです。

車椅子を押した経験がなければ分かりづらいと思いますが、ちょっとした登りでも体重が重い子どもを乗せていると結構しんどいものなのです。

ましてケアが必要な子どもなら、吸引器などの医療器具の重さも加わります。

子どもを外に連れ出したい。そんな思いが阻まれてしまうのです。

介護者のための電動車椅子は贅沢なのでしょうか?

障がい者の社会参加をと言いながら、支える人への支援はまだまだ。

介護者にとってのバリアを含めたバリアフリーでなくてはなりません。

 

昨日の朝、姉ケ崎駅で議会速報を配りました。

「議会報告です」と書かれたタスキは、木更津市民ネットワークの方の手作りです。

何を配っているのかが分かるからか、いつもより多くの人が受け取ってくれました❗️

 

 

 

 


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