28日の臨時議会に向けて、補正予算の説明会が開催されました。
低所得の子育て世帯に、子ども一人当り5万円の給付金事業に約3億3千万円。
この他に、電力・ガス・食料品等の価格高騰により、住民税非課税世帯・介護保険事業所・障害福祉サービス事業所・民間保育所・中小企業などへの費用として約17億円が計上されました。
その説明会でショッキングな報告がありました。
台風被害やコロナ禍により小湊鐵道の鉄道事業部門の経営状況が厳しくなり、上総牛久駅以南については廃線も含めた検討が必要になってきたとのことで、市に対して支援をしてほしいという要請があったのです。
市は現状把握と今後の支援策を検討するために、2,671万円かけて調査を委託する事になりました。
路線を廃止した場合の代替え交通費用と、このまま路線を維持した場合に必要となる小湊鐵道への支援額を比較して、方向性を決めるようです。
県内ではJR久留里線の久留里~上総亀山間が廃止になるというニュースもあっただけに、乗降客数が少ない小湊鐵道もどうなるのかと気になっていたんです。
過疎化する地域住民の生活をどう守っていくのか、市の総合的な判断が求められています。