気まぐれ 花★旅日記

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フランス浪漫紀行10日間 6日目 Vol. 4 モンサンミッシェル中編

2010年05月01日 00時47分12秒 | フランス旅行
モンサンミッシェル大聖堂の上まで行き、そこから内部へ入りました。


708年、アヴランシュ司教オベールが夢のなかで大天使・ミカエルから


「この岩山に聖堂を建てよ」とのお告げを受けました。


  


オベールは全く信じなかったので再び夢にミカエルが現れ同じお告げを・・・


 

それでも、オベールは信じなかった



ついに3度目に大天使はしびれを切らし、今度はオベールの額に指を触れて強く命じたところ、


オベールは稲妻が脳天を走る夢を見ました。


翌朝、オベールは自分の頭に手を置くと脳天に穴が開いていることに気づいて愕然とし、


ここに至って大天使ミカエルのお告げが本物であると確信してここに礼拝堂を作ったのが始まりなのだそうです。



 

回廊になっている中庭


 

事実、穴のあいた頭蓋骨が近くの街の教会に展示されているとか


見た訳ではないので分らないんですけどね




回廊から、外が見える場所が有りました。       天井が船の底の様な造りになっています。

  

増改築を重ねて13世紀には、ほぼ現在のような形になったとか




百年戦争の期間は島全体が英仏海峡に浮かぶ要塞の役目をしていました。




 

18世紀末のフランス革命時に修道院は廃止され1863年まで国の監獄として使用されました。

ちらりと見えた牢獄の様な扉

 

その後荒廃していたが、ヴィクトル・ユゴーの紹介がナポレオン3世を動かし、


1865年に再び修道院として復元されました。


 

19世紀には陸との間に堤防を造成して鉄道・道路ができ陸続きに(鉄道は後に廃止)



はかつては満ち潮の時には海に浮かんでいたそうです。





近年、堤防の影響により、島の周囲が砂洲化しつつあり、国家事業として、


かつての「島」に戻すプロジェクトが進んでいるそうです。






大きな柱の有る部屋を出ると大きな滑車(?)の有る部屋に出ました。





下から食料等の荷物を引き揚げるための物です。


中に囚人が入ってハムスターのように走ったんですって


  


暗い牢獄から出て外の空気と陽が浴びれるので囚人は喜んで走ったらしい





荷物を引き揚げる滑車の部屋の隣はなんと霊安室です。

AΩの文字の意味は「初めから終わり」と言う意味です

アルファベッドのA~Zと同じだそうです

 

囚人さん走り続けて亡くなったんでしょうか



柱にはタペストリーの様な布を使い部屋として仕切っていたそうです
 

ここはキッチンで床下収納庫ならぬ床下収納室へ下りる階段が有る場所

 

さらに階段を下りると本屋さんが有りました        えっ!?本屋日本語の解説本が沢山置かれて居ましたよ

  

この部屋は元々貧しい位の方々が食事をする部屋だったそうです  天井絵とかは無くて質素な天井や壁です。

  

狭い通路を抜けると・・・・ 



ようやく外に出ました。                    何だかホッとしました。

 

建物の中は殆ど陽が入らないので、本当に牢獄の様な感じでした


 

可愛らしいお土産屋さんが立ち並ぶ通りに戻って来ました。


  





これはもしかしてお土産用 雨どい?



通路はとても細いです                  愛らしいお店が沢山有りました。

 

モンサンミッシェルでは塩が有名らしいですが小さな小瓶が1300円位でした  日本語で5本買うと1本おまけで付いてきますって書いて有りましたよ

 

林檎のお酒も有名なのだとか・・・・林檎の実が小さい内から瓶の中で栽培するんですって~



ゴミ収集車と遭遇!   写真撮ってたらプープーって鳴らされました

 


やっと外に出ました~




来た時、ジックリ見れなかったのですもの~



バスに乗った後、全景がカメラに収まる場所でバスを停めて頂けました。



この後、モンサンミッシェル対岸2キロの所に有るホテルへと向かいます。









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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kumamama)
2010-05-02 00:42:24
写真を見ていると自分も行ったかのような臨場感があります。さすが!!
内部と外の明るさの違いが本当に素敵です。
この先も楽しみ!!
kumamamaさん (tomoko)
2010-05-03 00:00:17
お褒め頂き嬉しいです

それにしても石造りって頑丈なんですね~
すでに1300年の月日を経ても朽ち果てないなんて・・・

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