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キジが気になる

2008-11-28 23:44:09 | 本・雑誌

百人一首では 敦忠と右近は
お互いに相手のことを歌っているような間柄なのに
(それも 好き過ぎて苦しい・・みたいな歌なのに)
「少将滋幹の母」の中では
恋人同士なのに ボタンのかけ違いのような
いまいち上手くいってない感じの歌(と説明)。

どうしてなのかな~?
キジって何だろう?
と いろいろ気になったので
色んな説明文で出てくる「大和物語」買ってみました。
大和物語によると・・とか よく書いてあるんです。
もちろん 原文じゃなく訳本です。 

それによると
敦忠が右近に贈った雉(キジ)。
あれは 手紙も何もなくキジだけ贈ったということは
キジ→「来じ」(行くまい)と言う意味なのだそう。

え・・★ キツイですね。
なんですか、洒落た言い方してるぶんだけ
腹が立つって言うか(苦笑)。
「あつただー(怒)!」って思ったんじゃないかな、うこんさん。
「何かっこつけてんのよ(怒)」って思ったに違いない(想像)。
(そんなの聞くと ちょっと嫌かも 敦忠さま★)
(もうちょっとタイミングとかあるでしょうって★)

そういうのを見ると
百人一首で 右近が詠んだ歌は
一途で思いやりのある歌と言う意味より
やっぱり 嫌味たっぷりの歌のような気がしてきます。
どっちか分からないけど。
でも 右近さんも モテモテだったそうなので
スネても 可愛い感じだったんだと思います。
美人は拗ねても 可愛いんでしょう。
敦忠さまも もう少し 優しくしてあげたら良かったのに。
そしたら 恨みぶし みたいな歌も
残ってなくて イメージもより良かったのにって思います。

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