紅の紋章 決めぜりふは・・？

よく　昼ドラで　話題になったセリフとか　ありますよね。紅の紋章だったら　何だろうな～？って　思ったんですけど・・。普通は　主人公のセリフの中に　気になったものとかが　そういう“決め言葉”で　出てくるものなんですが、純子さんは　ほとんど乱暴な言葉とか使わない人だし、だいたい他の皆さんも　お育ちが良いからか、聞いてびっくりするような　ことは言ってないんです。

純子さんは、話しをする時　「～だと　思うんです。」「～なのでは　ないのでしょうか。」とか　優しいながらも断定形の　しゃべり方（しかも　まっすぐ目を見て“私の言う事に間違いはありません、信じなさい”オーラを出しながら）をするのが　癖みたいでした。それ言われると　みんな「そうかな・・。」って　納得しちゃってたんですよね。逆らえない雰囲気に　いつのまにか　なってて。(辻家の　みなさん　結局言われるがまま・・でした。）でも、それだと　威力はあるけど？インパクトは無いんですね。決めぜりふとしては。

他の人では　どうだったかな～？って考えてみると　綾ちゃんの「私は魔女よ。」　は　インパクトあったけど　定着しなかった。（というか　早く違うキャラになって欲しかったので　これは　あんまり入れたくないです。）（ひかりちゃんは　凄みのある役より　可愛い感じでいって欲しいです。←個人的に希望）

あとは　やっぱり　精太郎パパの「二人は　愛し合っても　いい関係なんだ。」でしょうね～。これ何回聞いたことか・・。そんな　まどろっこしい事言わなくても　「兄弟じゃないんだ。」　でいいじゃないの・・って　思ってました。それに　気のせいだと　思うのですが、小木さん　このセリフ　ちょっと笑いを堪えて言っているみたいに聞こえるんです。（たぶん　気のせいです。）
このセリフで　道也さんを　じりじりと(本人にしか分からないように）追い詰めてったような感じでしょう。自分は　純子さんと結婚しているのに　またさらに挑発するような事言われて　道也さんも「いったい　何なんだよ～！」って　内心ブチ切れそうに　なってたんじゃないかなと思います・・。気の毒に・・。

それから　邦代さんも　たくさんありそうなんですけど、途中から　なんだか憎めない感じになってきてたし、基本的に　この方も上品なので、決めぜりふ枠に　入れると　可哀想な気もします。なので　こちらもパスです。

次は（愛しの？）珠ちゃんですが、この方は「何度言ったらわかるんだっ！」系の　怒りのセリフと　「僕は　純子さんを敬愛しています。」系の　告白ぜりふ。印象にも　残ってますが　言った回数も多いです。(何回　コクったことでしょう、自分のおかあさまに、いや　実のおばさまに。）←ごめんなさい、羨ましいので　ついイジワルを・・。もちろん　普段の　穏やか～なせりふも　覚えてますけど、自分は　珠ちゃんに関しては　“別枠”なので、やっぱり　ここは　パスです。(玲子さんとの　やり取りも　なかなか息があったところを　見せてくれて　個人的には　一番ですけど。）

あとは・・、沢村さんの「私は　日本医学界のドンと言われた男だ。」ですね。これも　毎回　会話の　初めに出てくるので　いちいちうるさいです・・って思ってました。だいたい　若い女の子を見れば　「愛人になれ～、愛人になれ～。」って、そんな事言ってて　日本医学界だって　いい迷惑でしょう。いい年なんだし、お金も権力も持っているのだから　それこそ　精太郎パパに「ノブレス・オブリージュという言葉を　ご存知ないのですか？」とかって　説教してもらいたかったです。

決めぜりふって　普段あんまり耳にしないような　ちょっと変わってて(笑えて)インパクトがある言葉ですよね。「この　草履（たわし・・だったかな？）ステーキを　お食べ！」みたいな・・。
そういうシュールなものは　紅の紋章には出てこないですけど、耳に　張り付いて　離れない・・ということなら、やっぱり　精太郎パパの「二人は　愛し合ってもいい関係なんだ。」が　紅紋の　決めぜりふ・・ですね。