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ナイトミュージアム観ました(その2)。

2007-04-20 11:46:20 | 映画・DVD

ナイトミュージアムは 「幼児も ご鑑賞頂けます」
って 映画館のスケジュールにも 書いているくらい
(だからディズニーものや テレビのアニメ番組の映画版くらいの 毒の無さ)で、
ハラハラする場面も 安心して見られるから 嬉しいです。

怖い映画を 覚悟を決めて?観に行くのも たまには いいけど、
それも 怖いのを我慢してみるだけの価値がある映画
(出演者が 好きとか、原作がいいとか、ロケ地がいいとか)
じゃないと 観る気にならないです。

それで ナイトミュージアム。なんか ホームアローンシリーズを 思い出しました。
悪役の 毒の無さとかが 近いかな・・と 思います。
大人が あたふたする姿が 笑える というか。
ちょっと教育的な所も 近いかな とも思いました。

アメリカの博物館が舞台となるので
出てくる展示物も アメリカの歴史に関係するもの(人)もあって、
初めて名前を聞いた偉人も 出てました。

サカジャウィア という ネイティブアメリカンの女性。
1ドル硬貨に 描かれているんだそうですが、
北米大陸西部を調査した ルイス&クラーク探検隊の道案内と通訳をした女性で
聡明で 責任感が強く、信頼されてて(そして たぶん可愛かったんだと思う。)
アメリカでは ホカホンタスと並んで 有名な少女だったそうです。

ホカホンタスが 実在の人物だった・・という事も知らなかった私ですが、
この映画を 観なかったら それも知らないままだったので
それだけでも 良かったかな と思います。
映画の中では サカジャウィアは ルーズベルト大統領の 憧れの女性・・として
出てくるんです。後半の 事件解決では 彼女も 捜索の手助けをして かっこいいです。一緒に展示されてる ルイス&クラークは まるで 影薄いんですけどね。

ルーズベルト大統領は 熊を助けたことで有名(それだけじゃないですが)なので、
愛称テディ。映画の中でも テディ と呼ばれてます。
ロビン・ウィリアムズが 演じています。
博物館の展示物が 夜になると 生命を得て 動き出すわけや 人生の教訓を
主人公のラリー(ベン・スティーラー)に 教えてくれます。
好き放題やってる展示物の中では 数少ない味方です。
(あと サガジャウィアと エジプトのファラオも 手助けしてくれますが)。

博物館の展示物だから みんな大きさが 色々で
ミニチュアサイズなのが
ローマ帝国初代皇帝の オクタヴィウス率いるローマ帝国軍と
アメリカの西部開拓時代の カウボーイ達(達・・って言っていいか分からないですが)。
時代も立場も 違うグループなんだけど 隣同士に展示されてて
夜中自由に 出てくると お互い しょうもない喧嘩ばかりしている(笑)。

でも、非常事態の時には 力をあわせて 戦う姿が なんかいいコンビで(笑)。
「野郎2人」・・って感じで 似たもの同士なんです。
ブロンド とか呼ばれているカウボーイ(オーウェン・ウィルソン)と
ローマ皇帝オクタヴィウス(スティーブ・クーガン)が
並んでミニカーを運転する姿が かっこいいけど笑えます。

ティラノザウルスが(と言っても“骨”ですが) はじめ すごく怖いんです。
大きいし、肉食だし。
ジェラシックパークばりの 展開を予想したのだけど
実際は 遊んで欲しかっただけ・・みたいで
自分の骨を 渡して(落として)
「それを 投げてよ」みたいな感じで しっぽ振って 差し出すんです。
ラリーが
「そうか、遊びたいんだな。」って 気づいて
骨を投げてやると ほんと仔犬みたいに 骨を取りに行くんです。
可愛い☆
でも、やっぱり巨大なので 油断してると ティラのしっぽが 当たって
ラリーが 階段から 突き落とされてて★★ 
ちゃんとオチは あるんです。(苦笑)

あと ものすごく悪戯好きな オマキザルが 出てきて
これが タチ悪くて・・。
たぶん 子どもは こういうの好きなんでしょう。
(自分は ちょっとカンベンですが★)
ラリーを困らせるような事ばかりします。鍵を盗んだり、マニュアル破ったり。
まあ、可愛いっちゃ可愛いですけど。


ネアンデルタール人とか 騎馬民族とか
大人で 沢山いて向かってこられたら やっぱり怖いかな~
って 思いました(苦笑)。
動きが大きいし、声でかいし(苦笑)。

でも これも 話していけば分かりあえる・・という展開なので
たぶん“教育的展開?”という感じなのでしょうか。
最後は みんな 仲良しですからね☆

あと エジプト王が ツタンカーメンみたいなんだけど
マスクを取ると 普通のお顔。
でも 品はいいです。
英語話してる!・・って ラリーの子どもに つっこまれたら
私は いろんな国(の博物館)をまわったので そこで覚えた・・
とか 説明していて なんだか納得してしまいました(笑)。
何ヶ国語も 話せるので 通訳までしてくれて、頼りがいが ありました。

夜の間は 自由に動けるけど、外に出て朝日にあたると 灰になってしまう・・という
展開なんかは つい
「電王みたいだ、555みたいだ。」って 思ってしまいました。(特撮ファンの“悲しい?さが”でしょうか?)

途中まで ダメダメな父親だったらりーも 途中から頼もしく見えて
子ども(ニック)も 嬉しかっただろうな~とか、

サガジャウィアファンの 博物館員(美人)レベッカにも
いいところ 見せられて ラリーさん ほんと良かったな~

って 思って すっきりしながら 観終えることが 出来ました。
もっと歴史詳しかったら もっと楽しめたかな と思いました。
親子で 観るのも お勧めだと 思います。
小さい子には 少し長いかもしれませんけど。