クリエの渇いた太陽 遠征して観劇してまいりました。
当日21日福岡は朝から雨時々雹・・のあいにくのお天気。
嫌だなぁと思ってたらなんと雷が。
やっぱりというかこの時期どうしても天気に悩まされることが多いので
ぎりぎりの予定は絶対ダメなんです。
分かってたんです。だから余裕持って予定を立ててたつもりだったんです。
だけどまだまだちょっと甘かった。
搭乗手続きしたあと「機内点検の為1時間15分の遅れです」のアナウンス。
(1時間くらいならいっか~と初めは軽く考えてた)
そのあと「空港周辺の天候不良の為ただいま許可を待ってる状態です」(えぇ?)
(「待ってる」ってことは飛ぶんだよね?!)
どうにか2時間ちょっと遅れで機内に乗り込んだら今度は
「ただいま離陸の許可が出る順番が7番目でございます」ですと。
(7番目か・・、頑張れスカイ○○ク涙)
結局飛んだのは予定の3時間後。
いや仕方無いんですけど。
まあ欠航だったらどうしようも無かったわけだから
良かったと言えば良かったの。
新橋についたのが3時45分、開場が4時なので焦りまくって
クリエまで辿りついて開演4時30分にはなんとか間に合いました。
あ~ん、ドキドキした(泣)。
今までのバタバタが嘘のように
何も無かったかのように劇場に入っていけた時はホッとし過ぎて
気が抜けたような状態になっていました。
シアタークリエの落ち着いた雰囲気に
安心し過ぎて寝なきゃいいけど?(コラ)
いえいえ拓さんの舞台ですからそんなことは・・無いです、きっと。
しかも今回は前から2列目。前回の福岡公演よりさらに前のお席。
そのうえクリエって舞台と席が結構近い。
寝てる場合じゃない。寝てるとバレる。(いやそうじゃなくて)。
だってホントに距離的に近いので
出演者の匂いまでわかるくらいです、香水の香りとか。
あ、そういえば。
川久保くん演じるトムジュニアはタバコを吸うシーンが多くて
ライターで火をつけて煙が出てるように見えるから
あれは電子タバコか何かなーと思っていたのですよ、福岡公演では。
そうしたら2列目で観たクリエでは実際にほのかにタバコの匂いが。
あれ?ホントにすってます?
禁煙なさったと聞いていたからだったらなんか残念だなぁ。
と思ってましたら実際はタバコでは無かったみたい。
でも体にはやはり良いものではないので
お仕事だけにしてくださるといいなあなんて。
余計なこと思ったりしました、すみません。
あと舞台で見ていて苦手だったこと。
苦手なことを先に言うのもなんですが
2幕目であるシーンがあるんですね。
舞台なので喧嘩だったり暴力のある場面でも
実際に殴ったりはしない。
だからそれは見てられないと言うものでは無いけど
「音」が辛い。
私は耐えられなかったです。
そこはトムジュニアがあるスイッチが入るシーンで
川久保くんの目にキラっと一瞬光が見えて
思わずファンでもゾっとする場面。
見せ場でもあるのでしっかり見たい。
だけどあまりに音が神経を逆撫でして
このままだと心が折れそうだと思い片手で耳を抑えてました。
場面に集中したかったのに出来ないのが辛かった。
そこで、そうだったこの演出って
バトルロワイアルⅡの深作健太さんだったと気づいて。
あの映画の中の戦闘シーンで画面がチカチカ点滅する感じ
見てると癲癇でも起こしそうな危ない感じ
そうだ、あれなんだって。ここであの感じを出してきてたのかって。
この作品の出演者のファン層や劇場にあわせた
エレガントな雰囲気だけじゃない、そういう一面を「音」で深作さんは
アナーキー感をさりげなく混ぜ込んでるのに気づいて
凄いけど怖いと思った。
なんか話がとんでしまって。
相変わらずまとまった感想が書けない、
たぶんあらすじも書けない、けれど登場人物のことは書きたい。
とにかくトムジュニアだけはもう少し書けるといいなと思ってます。