音楽はなし

　　

還暦親爺の思ひ出語り
さて、先日、バッキンガム宮殿の衛兵交代式をネタにしました
そのときに、ちゃんと見たことはないって書いたんですけど
「ちゃんと」って意味を今日は



バッキンガム宮殿の衛兵は歩兵ですが、馬に乗った衛兵さん　「騎馬衛兵」もいらっしゃいます
「イギリス王室騎兵隊の本部施設」がHorse Guards（ホーズガーズ）



朝はこんな感じ



ランチはお好み焼



夜は焼き鳥



さて、あるロンドン出張

この時の会議の議長はスーさん
ぁ、もちろん釣りバカの鈴木社長ではなく、スザンヌ

スーは超多忙な人で、この時はスーが務める会社の本社のあるロンドンでの開催だけに会議中にも関わらず呼び戻されることも

この時のスー
「10時から昼休みで再開は13時ね。ちょっと待っててくれたら予約したケータリングが来るはずだから、勝手に食べておいてね！」
昼休みを宣言して去っていく

我々にしてみれば突然やって来た３時間の自由時間
外は小雨だが、折角のロンドンでの降ってわいたチャンス
逃すわけには

歩いていけるところで興味があるのは
11時に衛兵交代式のあるバッキンガムに行ってみることに決定

急ぎ
宮殿前に到着した時には



小雨がかなり本降りになりそうな雰囲気でこの場を去っていく人、多数。
なんとなく記念写真をとっているひとの様子も変。
親父は（もうおわっちゃったの？）なんて思っちゃいましたが・・・



たまたま近くにいた人が警察の方に話しかけていたので立ち聞き。
観光客「衛兵の交代式は？」
警官「今日はキャンセルになったみたいです？」
観光客「え・・・」
警官「よくわからないのですが、簡単な交代式だけになるかも・・・」

だそうで。結局、見ることはできないのね・・・



そうこうしているうちに、騎馬衛兵の一団の行進がやってきました。

親父も、交代式が行われるであろう時間に宮殿前までやってきたのは生涯で都合３度目なのに、
２度は開催がない日で、３度目がキャンセルなんて・・・。



写真ではわかりませんが、ちなみにこの日は王室旗が掲げられているので女王が滞在されているとのことです。
急に辺りが騒然としたので、宮殿を覗き込むと、王室旗を掲げた車が通過。

もしかして、いまのお車に女王が。それで、衛兵の交替式がキャンセルになったの。
あっという間の出来事で写真は撮れず。
みんなが、勝手な想像を掻き立てられるような出来事でした。



多くの方々は警察官を捕まえて記念撮影をしていらっしゃいます。
まあ、楽しみに来られたいたのでしょうから。



普通の警察官だけではなく、こんな銃を持った人まで捉まっちゃってます。



親爺はもし交代式があればベストポジションといわれる位置に行ってみました。
ほとんど人はいませんけどね。
実は少しだけ疑問に思っていたのです。
立ち入り禁止のテープがはずされていないことを。
この写真も目を凝らしていただければ、警官が慌てている様子が確認できると思いますけど・・・・。



衛兵たちが近づいてきています。
また、望遠の必要性をひしひしと。



他の人たちも気づき始めたようです。



クイーン・ビクトリア記念碑がある少し高いところにいた親爺は気づいたがまだ多くの人は気付いていない。
親爺は慌てて走って階段を降り近づいてみる。
お～。
一番前をゲットだぜ。



音楽隊はいない、ただの行進だけだけど、これを見るために10年間もかけたのね・・・。
ははは、大袈裟ですけど、最初にここに来たときに交代式がない日でショックを受けたのは10年程前だしね。
でも、赤い服の衛兵さん見たかったね。
正直なところ。



さて、行進を見送ったのは良いがこれで交代のセレモニーを見る場所を失ったことにはこのときにはまだ気がついていないのであった。



そう、交代のセレモニーはもちろん宮殿側であるので、柵に張り付いていないと見られないのだ。
出来るだけ前に近づけそうな場所から観察。
直ぐ前に陣取っていたお爺さんがビデオカメラでかなり望遠で撮影していたのでその液晶モニタを見た方が大きく見えるのだが、お爺さん手が震えていて・・・。
自分の目と、お爺さんのモニタを交互に見る。
残念ながらお爺さん、途中でバッテリー切れ。



何やら書類を確認して衛兵が交代するだけなのだが、大勢の人がおとなしく見ているのがまたすごい。

みんな写真を撮っている。
またまた望遠がほしいと思った瞬間であった。