実質国有化を完了・・・ 2017-01-11 00:00:00 | 情報・日記 2017年1月11日、政府は2012年7月31日、原子力損害賠償支援機構を通じて東京電力に1兆円の公的資金を投入し、50.11%の議決権を取得して実質国有化を完了したのだ。東京電力の経営破綻を回避し、福島第1原発事故の賠償や、電力安定供給に支障がないようにすることが目的である。政府はリストラなどで黒字転換させた後、1兆円の公的資本を回収する方針だが、再建が暗礁に乗り上げた場合、機構が立て替えている1兆円余りの賠償資金すら回収できず、2兆円規模の国民負担が生じる懸念もあるが、あれから4年以上経つが、現在はどうなったのか・・・(井森隆)