「しらせ」 2014-10-08 00:00:00 | 情報・日記 2014年10月8日、第53次南極観測隊の支援のため昭和基地に向かい、厚い氷に阻まれ18年ぶりに同基地への接岸を断念した南極観測船「しらせ」(中藤琢雄艦長、1万2650トン)が、日本への帰還途中に定着氷の中で障害物にぶつかり、かじを損傷していたことが2012年3月17日、分かった。しらせは2012年3月17日、自力で氷海を脱しオーストラリア西部のフリーマントルに入港したが、氷によるかじの損傷は「過去に聞いたことがない事態」(防衛省関係者)。防衛省は一時、救援のため輸送艦など2隻を南極に急派し、氷が緩む2012年の年末まで乗組員の一部を船内で越冬させることも検討したが、2014年の現在はどうなったのか・・・(佐々木和夫)