高木徳一の小説の執筆状況と『正しい・正す』の歌謡詞（吉川英治、同音異義語の和歌、巨人戦）

2023-02-26 16:38:39 | 文芸

今日は。

ブログの書き込みは先月２７日以来の１カ月振りです。

　皆さんはお元気の事と思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　尿失禁の弟（７２歳）を夜中2回排尿で起こしていましたが、2回目に何時もの様に膝をゆすっても起きず、頬を２、３回叩いても目を覚まさないので死んだのかと慌てました。少し経て目を開け、手まねで頭と胸とお腹は痛くなく、右膝が痛い由。足指は動かせます。ひょっとして脚の血栓か、つったのかも知れません。悩んだ末、万一を考え、救急車を要請しました。生憎、夜間だったので３か所の救急病院に断られ、平成立石病院が受け入れてくれ、脳と膝のCTの検査で異常なしとの事でホッとしました。医務室には急患は断らない事、但し夜間の医師が二人なので対応出来ない場合には他院を紹介と書かれていました。寝台車で自宅の玄関前でハンモックにくるみ、運転手と自分、妹２人の腰の痛い３人を加えて座敷からベッドまで運び疲れました。夜間は１人なので２人依頼は無理との事。他の介護タクシーも夜間の２人依頼は無理と言われました。今後の対応に苦慮しています。

　また、妹（７０歳）が日曜日に前日の体温３７度から３８度になり食欲もないとの事で、葛飾区の広報ガイドに記載の金町地区センター３階の救急医療所を紹介され、電話し、診察し、１日分のむせ防止薬と胃腸運動亢進薬を頂き、翌日に掛かり付けの医療所に行くように言われました。翌日、呼吸器科に通っている葛飾医療センター慈恵医大病院に電話し、自宅での抗原検査は陰性を伝えました。混んでいるけど空きを見付けて下さり、発熱外来を訪れました。インフルエンザは陰性で、コロナの結果は午後５時までには連絡する由。頓服の解熱鎮痛薬を頂きました。コロナも陰性でホッとしましたが、逆に原因が不明の不安があります。

連続で驚いた事案でした。

　昨年９月１０日に心房細動の不整脈で心房の異常発電場所の４か所を焼き切った手術から、抗不整脈を服用せずに５か月後の２月での心電図検査の結果、不整脈は見られず、順調な経過でした。また、１月１１日に右下葉の肺癌を部分切除した結果も３月２日のX線検査で異常は見られず、ホッとしています。

　３月１５日締め切りの確定申告書を３人分、妹と書きチェックし３月３日に郵送しました。

以上、２月は多忙でした。

１．政治・経済

　　岸田総理談：相手のミサイル拠点などを叩く反撃能力を高めるために、米製の「トマホーク」４００発を２０２３年度に一括購入。２１００億円を計上し、２６年度の配備を予定と。

　　国会で維新の会の猪瀬議員が、コロナワクチンの有効期限切れになったワクチンの廃棄が多過ぎて、国費の無駄遣いと追及していました。どの時期にどの位のワクチン数を保有しておけば良いのか、難しいですね。余れば叩かれるし、足りなくなっても叩かれますよね。担当者は専門家と話し合い、各国の感染状況などや過去の事例から計算式を出して公表して行く以外にないと思います。常に緊張感を持って修正していけばよいと思われます。

　NHK党のガーシー参議院議員が当選後欠席届も出さずに外国に居て１回も登院せずでも歳費は貰っていた由。無断欠席に対する歳費不払いの規定がないとは驚きで、早期に規定を設けるのは当たり前ですよ。

　　毎回記述している様に、国連の最高議決機関である安保理理事会の５大国の拒否権がある限り、ウクライナ侵攻したロシアが拒否権を行使するので何事も決められない。安保理も多数決にして当事国は参加出来ない様に改革する以外にはないが、その方策が見当たらないのはもどかしいですね。

　　コロナの分類を２から５類へ、５月頃との事。高齢者のワクチン接種は公費負担の方向。

　　３月３日１４：３０現在、日経２２５は２７，９４３円（＋４４４円）、１ドルは１３６．７円、ダウ３０は３３，００３ドル（＋３４１ドル）で、日米ともに株価上昇傾向。

２．社会

　　車椅子テニスのレジェンドになった国枝選手に国民栄誉賞の授与が決まり、おめでとうございます。障害を乗り越え、努力すれば道は開けるとのメーセージが伝わってきて、障害のない人にも努力の大切さを教えてくれています。

　　無差別に殺人する人が出るのは不安ですね。近所や通行人におかしい言動をする人が居たら警察に対応して貰うほかはないですよ。警察は事件が起こってからでないと本格的に動かないそうですが、それでは手遅れです。事件の抑止力になって頂きたいものです。

３．科学

　　水処理大手の「栗田工業」は微生物発電を開発中との事。田圃の泥などありふれた場所からも見つかる嫌気性細菌の発電菌を排水の入った装置の電極の表面に棲みつかせて発電させると言う。

４．医療

この２０年で、身体の全ての細胞から分泌される微粒子は血流に乗り、離れた臓器に情報を伝えていると。尿１０滴を分析装置にかけ、癌の場所の情報を知ったり、また抗炎症作用、免疫制御、組織修復などの性質を持っていて、その応用も期待されると。

　　阪大の石井優教授らによると、マウスの実験で免疫細胞の肺胞マクロファージは癌細胞を抑制せずに逆に増やしていて驚いたと。肺胞マクロファージは肺癌細胞があるとアクチンビンA（AA)を出し、これが肺癌を増殖させていたと。AAを検出出来れば肺癌の早期発見に、抑制出来れば増殖抑制へと。

　　熊本大の吉澤達也淳教授らはマウスを用い、細胞のエネルギーの無駄使いを抑える仕組みを解明したと。褐色脂肪細胞の酵素「SIRT7] が無駄使いをしないブレーキ役で、これが働くとエネルギー消費を減らし、痩せを抑制する可能性が、また働かなくすれば逆に消費が増え、肥満抑制が期待されると。

５．スポーツ

　　大相撲の初場所で優勝した大関貴景勝関は綱取りの場所である。無心で全力で挑戦して欲しい。横綱照ノ富士が怪我勝ちで休場が多いので。

　　WBCの日本チームの日程は、３月９日に対中国、１０日に対韓国、１１日に対チェコ、１２日に対豪州で上位１，２位が次のトーナメント戦に進出出来る。１試合１試合気を抜く事なく、全力で当たって欲しい。

６．小説の執筆状況

　　文芸社主催の文学賞に『炎に死す』と自伝的小説の『親戚と生きる』を投稿しました。

　　先日の朝日新聞の天声人語欄で、吉川英治は梅好きで伐採寸前の梅の木の保存に尽力した事が描かれた中に、小学中退とあり、驚きました。と言うのは小学時代に彼が書いた『宮本武蔵』全６巻を近所の読書家の小父さんから借りて無我夢中で読んだ記憶が蘇り、大作家になった経歴が知りたくなり、ネットで検索しました。彼は明治２５年に横浜根岸で産まれたが、父親が酪農業や貿易仲買業で失敗し、家運が傾き、やむなく小学を中退した由。職を転々としながら独学し、１８歳で横浜ドックで作業中に船底に転落し重傷を負ったそうです。その後浅草の象嵌職人のもとで働きながら小説を執筆投稿し、入選。毎夕新聞社に入り、文才を認められ『親鸞記』や『鳴門秘帖』を完成。昭和１０年から『宮本武蔵』の4年間の連載。『新平家物語』『私本太平記』と続き、昭和24年の所得番付で作家の最高額の250万円を記録。文化勲章、従三位、勲一等瑞宝章。70歳で肺癌で死去。

　自分の才能を十二分に発揮された事を羨ましくもあり、苦労はうまく利用すればかなりのエネルギーになると痛感しました。

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