Tokkoちゃんの気まま日記

感じたままに~ 心のままに~ 好き放題書いてます

大の苦手

2009-08-26 20:31:21 | 日記
 主人の姉の旦那様、つまりは私からすると 義兄 が大の苦手です。
 主人と主人の姉は一回り近くも歳が違います。 私は主人とは5歳も違います。
ですから義姉夫婦は、私にとっては親の年代なんですね~
 どうやら苦手なのは主人も同じらしく、自分の身内なのに敬遠してます。
それが気に入らない義兄は、益々居丈高に接してきます。
主人の父親のお葬式の折も、喪主は主人なのに、誰が喪主なのかと思うほどの
出しゃばり具合に辟易しました。

 実は先月も、お叱りの電話を受けたばかりです。
主人が入浴中だった事もあり、私がこってりと嫌味を言われ最悪な気分でした。 
考えた末に、私はそれを主人には申しませんでした。
言えば、私は少しスッキリしても、今度は主人がどんなに嫌な思いをするかと思うと
黙ってる方が良いと思いました。
なのに、今日もまた 義兄 からの電話。。。。。。
ナンバーディスプレーですから、居留守を使おうかと暫し迷った程です。
しかし、そんな子供じみた真似も出来ず、渋々受話器を取りました。
さてさて、今回はどんなお叱りかと思うと、明るい声を出すのも一苦労です。

 しかし、居留守なんて使わなくて良かったです。
それは 義姉 の訃報を知らせる電話でした。
 突然倒れ、救急車で運ばれたものの、そのまま亡くなったそうです。
直ぐに、主人に知らせました。流石に主人も驚いた様子でした。
義兄が煙たくて、姉にもご無沙汰続きの主人でした。

 最近では、私の母よりも5歳も若いのに、認知症が進み
一週間の殆どをケアセンターで過ごしていたようです。
もっと認知が進んだら、即施設に入れると義兄は声高に言っていました。
「K くん、僕が女房を施設に入れても、怨まんでくれよ~」 と主人はかねがね言われていました。

 これで良かったのかもしれません。施設に入る前に、余り苦しまずに亡くなって・・・
正直な人だったと思います。本来は、幸せな生まれでは有りませんでしたが
強い運を持っていたようです。もっともっと苦労しても可笑しくは無かったのに
それを肩代わりしてくれる人が居た・・・・・・
本来なら義姉がすべき苦労を、代わって背負って生きた人がいました。
結局、義姉は幸せな人生を全うしたのでしょうね。

 義姉の身代わりに、恵まれない人生を送った 或る人 も去年、恵まれないままに世を去りました。
これで主人と 家族 だった人は、一人もいなくなりました。

 これで、義兄との縁も切れてしまう事でしょう~
もうあんなお叱りの電話を受ける事も無くなるでしょう。