薄情だと言われる人がいて
実は薄情とは対極にあったとしても
それを言葉にする力のない人ならば
薄情なのであろうか
見えない部分で
努力続けても
見えないのでその努力は無いものと言われる人がいるとして
果たしてその努力は本当に無いものなのだろうか
世の中はアピールが全てとかよく言われるが
そのアピールすらする気のない人は
果たして何もしていない人なのだろうか。
問いかけながら春の気配の海を眺める
人の世は大抵
ややこしいものだ
きっと要らない遺伝子がスイッチ・オンされてるのかなあ。
美しい空や花や
山や海をぼーっと見てたら
そんな遺伝子のスイッチを次々とオフにして
なるべく単純に
そう
単純に想いを巡らせることは
何とも贅沢なことだなぁと
想えてくるのです。

ただ海は波をゆらゆらと満ち干きしながら
まるで呼吸しているかのように揺れていた。
人の生命の短さなど
本当に一瞬のようなものなのだろうけれども
そんな中で
いろんな人生は築かれる
人なればこその複雑さはあるのだけれど
その複雑さの中から
いろんな人生の物語は構築されて行くのだなあ。
それぞれの形質があるし
それぞれの環境がある
私はこのような時このように対処したのだから
あなたも大丈夫
なんてことは
だからこそ軽々しく言えないものだなあと思ったりする。
その人にしかその人の人生って歩めない。
だからこそ
楽しまないと
しんどいことも楽しまないと
そんなふうに自分を励ましたりなだめたり。
迷い迷いではあるけれど
少しずつ少しずつ
歩んで行くのがいいなあ。
自分はこう想うから相手はこうあるべきなのに何故そう出来ないの?
とは
器用で頭の回転が早い人には
私のようなノロノロさんはそう見えるかもなあと
一人ぼっちで佇むカモメちゃんによく話してた。
最近カモメちゃんがいない。
あれ?どこに行ってしまったのだろう。
春になったら渡るのかな。
どこに行ったのかなあ。
いつもOさんがかっぱえびせんあげてた入れ物の所に
きなこがいた(笑)
あんた、かもめさんのご飯までもらっちゃうの?
海に落ちるよ。(笑)
笑いながら話す。
きなこは見つかったと、バツの悪そうな顔をして私の足元をついてきた。
臭い。
「きなこ、あんた臭うよ。ほんとならお風呂だよ。お風呂。臭いとモテないよ。」
にゃ~。
返事だけは1人前である。
あたたかかったからか何故なのか
きなこは臭う。
うー。ジャバジャバしてやりたい。
また毛が抜ける。
洗って綺麗にとかして要らない毛を落としてやりたくなる。
そりゃ出来ない話だ。
お隣の子だから。
それに私が喘息が出る。
にゃんこアレルギーの私は
それでも何だか好きなのだ
ワンコもにゃんこも鳥さんも
好きなのだ。
家で飼う事はしないけど
ここではきなこ達とよく話す。
いろんな事を話す。
私が昔から一人でも割と平気なのは
いろんな生き物達と話したりしてるせいかな。
人と話す事も大切だけど
もの言わぬ生き物達との会話は物語を生みます。
彼の性格は
とか、
彼女の想う事は
とか
訪ねてくる鳥たちのセリフを色々考えながら会話してると楽しくなる。
想像力って面白いし
人生が豊かになる気がしたりする。
そんな時間って豊かだなあと想うんです。
いろんな締切に追われるのは作家の常で
何だかそれらとまともに向き合うと時々くたびれますから
海の波の音を聴いたり
動物達と話したりしてると
心の琴線はスーッと緩んでくるんです。
野の花達が咲いているのを見てると
雑草だなんて失礼よねえ。
と、またまた笑えてくるのです。
可愛いなぁ
あなたは本当に可愛いなぁ
そう褒めながら歩くんです。
素敵よ〰️。って褒めながら歩くんです。
野の花達は笑います。
誰だって褒められたら嬉しいもんね。
そんな事をつぶやきながらぐるーっとこの集落をお散歩一周したら
何とも豊かな気持ちになってきます。
自然は日により違う姿を見せる
人の心が定まりにくいのは自然だからだなあと、想うことにしている。
無理に型に嵌めなくても
まぁこんな感じで、行きますか
でいいかな。
お散歩してるとそんなふうに想えてくるのです。
空の色も山の白々としてくる風景も
いつになく穏やかな海も
春だよと語りかける。
この風景は二度と同じものは見られない世界なのだ。
明日はまた違う風景なのだ。
新鮮だなあと想う。
そんなに賢くなくても
器用でなくても
自然はゆるゆる姿を変えていくのを見ているだけで
まぁいいよ。
と、想えてくるから不思議。
創作はエネルギーが要るので
そんなエネルギーを充填しながら
毎日を過ごすようにしています。
毎日毎日
時々ぼーっとすることは
本当に大切な時間なのです。
それがわずか10分でも。
ずーっとがんばり続けてる人っているのかな?
きっとおられるのだろうなあと。
張りつめたら切れさちゃうよなあ
そんな事を想いながら
わずか5分か10分の
この贅沢な時間を楽しまなくては
と、想います。
自然の中では
不要な欲は削がれ
自分の人生と黙って向き合える。
だからこそいいなあと想います。
私は海や山や野をを見ていても飽きない。