夜の夷川です
今日は
イギリスから帰られてる
竹内太郎氏のコンサート。
とても楽しみにしてました。
今日はジェイン ・オースティンの時代の音楽
ジェイン・オースティンさん。
存じ上げないくせに
何だかお顔も想像してました。(笑)
古典ギターと、ハープリュートという楽器で。
写真右側のハープリュート
この音色の優しいこと。
すっかり魅了されました。
その装飾は中世の典型的な草花紋様で
装飾を見ているだけでもため息が出ます。
それにしても何とも懐かしいような紋様で。
黒字に金の紋様はロココの時代から大変大切にされてきた紋様で。
弦の張ってあるその形状がまた素敵で。
デザインを見ているだけでも本当に飽きない楽器です。
しかも(って、そっちが重要なのですが)
演奏される指を見て音色を聴いて。
知ってる旋律もあったり
私は段々と物語のような世界に入っていました。
もう夢中。(笑)
音楽として楽しまれている皆さんの中で
私は楽器から現れる様々な映像を見ていました。
躍る人たち。
楽器を奏でながら歩く人たち。
ついていく人たち。
それはまるでハーメルン。
魅了された人々の映像が暗い中から
小さな人たちになり生まれてきます。
彼らの言葉さえ
笑い声さえ聴こえて来るようなそんな時間。
オルゴールもそうなんですが
音色は魔法のよう。
音色から生まれてくる物語。
竹内さんの様々な楽しいお話を聞きながら
演奏される曲の波に乗り
私は現れる絵のような映像のなかにいました。
赤ワイン頂き
帰路につきました。
文学と音楽と言うものは
近い次元に存在しているのでしょうね。
とびきり幸せな時間