昨日の朝
さあ
カラスたちがとても騒がしい。
何かあったのかな?
こんなに山のカラスたちが警戒的に鳴くのはなかなかない。
「カラスたちが変なのよ」
と、私は言って、表に出てみました。
おかしなことを言うねと息子も外に出ました。
上を見上げたら何かが高速でヒューっと飛んできて、目の前をかすめて表のサッシにバン❢とぶつかり、その後空き地に着地した。
トンビじゃない❢
あなたはだあれ?
美しい胸の辺りの模様。
キリッとした顔でこちらを見た。
トンビよりやや小さいか?
足元に小鳥をしっかり掴んでいた。
鷹の仲間だな。と、私は気づきました。
私をじ~っと見つめたあと!なぜか掴んだ小鳥を離して飛び立ちました。
カラス達は大騒ぎしています。
空き地に倒れた小鳥をそーっと見に行きました。
思い切りサッシにぶつかったのでもう息がないかしら?と近づくと
イソヒヨドリのメスのような感じ。
いや、でも色がやや茶色くて小さめかな?
それならば最近このあたりに来たジョウビタキのメスかもしれない。
つがいがおりますからそれかな?と想いました。
ちょんちょん、と、つついて見ると、可愛らしい目をパチっと開けてこちらを見ました。
可愛らしい目をしてると言うことは
イソヒヨドリのメスか、もしくはジョウビタキのメスかなあ?
どちらも目が可愛いんです。
でも茶色くて小さめなので
やっぱりジョウビタキだなぁ。
しばらくじ~っとしてこちらを見つめてましたので
「生命びろいしたのねえ。凄いね。あれは鷹の仲間でしょう?動きが凄いねえ。怖かったでしょ?」と、話しました。
するとびょこん、と起き上がり体勢を立て直すと
パタパタっと羽を動かし気付けのような雰囲気の動きをしました。
あら、大丈夫?
そしたらパタパタっと、飛び立ちました。
見上げていたら息子が
「脳震盪起こしていたんだねえ」
と、見上げました。
そしたら私の足元で
声に鳴らないハスキーボイス
きなこでした。
このごろ声が出ないんです。
にゃあと鳴けないきなこです。
でも体重は増えたし冬毛が揃い恰幅出ました。(笑)
「あれはなあに?鷹?ハヤブサ?それとも他なの?」ときなこに聞いてみたら
きなこはゴロゴロと何か言いました。
「うーん。にゃんこの世界じゃあそう呼んでるのかもしれないけど、きなちゃん。人間の言葉に変換しないとわかんないよ」
息子は笑いました。
「鳥やねこと話すんやな」
息子は
「都会ではカラスも地域猫も厄介者で接点がないけど。(笑)」
きなこは息子の所に行き、ゴロゴロいいながら甘えました。
「変な感覚だ。ここであんた見てると面白い事ばかり起こるなあ」
息子は自分の目の前を大捕物を展開し、ぶつかった鷹みたいなのにびっくりしながらも、その俊敏さや羽の美しさを目の前に見て少し興奮していました。
「あんなの目の前で見たことないよ」
トンビたちの家族とは動きが違うなあと言いました。
昔の人がよく
トンビが、鷹を産んだ
と言いますが
トンビも鷹も同じようなもんだろ、と、思ってましたが
あの矢のような目にも止まらぬ速さと素早い動き、羽模様の美しさ。
やはり鷹は鷹なのだと、思いました。
あー。それなのになぜ今年のホークスは情けない負け方をしたのよ、と、ちょっと野球のことが頭をよぎりましたが
「ちゃうちゃう。」
と、首を降り
現実に、戻りました。😅✌️
この辺のトンビ達は結構のんきで
ガソリンスタンドのパンを目当てにしたりしていて
あまり精悍さはありません。
何よりカラス達は怖がりもしない。
何なら喧嘩になりますけど。
今回の鷹のようなのはさすがにカラス達は警戒の鳴き声をずーっとあげておりました。
恐ろしかったんですね。
さあ
祝砲をあげよう
用意はいいかい?
この作品は18弁が2つ入っております
それぞれ違う動き。