旅人はある町にやってきました

それでいいニャ
入り口の門番に
「資格は?」
と、問われました
彼は胸のポケットから
昨日水辺で見つけた美しい葉っぱを見せました
門番は町の黙って大きな扉をゆっくり開くと
彼が通るのを促しました
葉っぱには
好奇心
と書いてありました
町の中心部に向かう道にはもっと大きな扉がありました
門番にまた
「資格は?」
と、問われました
彼はリュックの中から
昨日休んだ切り株に張り付いていた葉っぱを見せました。
門番はまた大きな扉をゆっくり開け
彼が通るよう促しました
彼の見せた葉っぱには
情動ときっかけ
と
書いてありました
最後に到着した町の不思議な建物
この建物の中に入りたいと彼はこの町にやってきたのでありました
また門番がおりました
「資格は?」
と聞かれたので彼は
帽子の飾りに使っていた葉っぱを取り見せました
門番は
「ごゆっくりお過ごしください」
と声を出しながら扉を開けました
帽子の飾りに使った葉には何が書いてあったのでしょうか?
そこには
自立と確立
と
書いてありました。
人はそれぞれの門番に見せるものがあるのかもしれません。
それらは皆
異なる言葉なのかもしれませんね
何かひとつの課題に向かい
何らかの行動を起こすときには
色んな門番はいるものですね
色々便利に相手に使われる人生も大切な存在でいいのかもしれませんが
自分でしっかり歩む人生も大切だと想います
それぞれですね
価値観は人により違います
それは決して就労形態とか形の事を言っているのではなく
その人の心の軸みたいなものが
大切なのかなぁと想うんです
百人いれば百人の人生
人の話を聞いていると
その中にその人の矜持が見えます
その矜持は
その人の歩んで来た人生そのものだし
それを成功体験と照らし合わせながら確固としたものに築きあげられてきたのかなあと
さて
私はさほど大きな成功体験もないし
強い矜持も見当たらず
ふわふわしてるなぁと想い
ついつい色んな人と比べてしまいたくなるものですけど
そこで踏ん張り
まあ私の矜持は死ぬときでいい
ノウハウや技術はもちろん大切
それ以上に
想いや
間
は、大切
そんな気がしました
相変わらずのんきだな
それはそれでいいかなあ

それでいいニャ
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