暑い。今だに室温が30°を下らない。
窓を開け、扇風機を回してこれを書いている。
・・・
シホを見る。グランジュテ。
素質に恵まれ、努力し、良い師にもついた。
そして開花。
SHIHOとして。
それでも、street fashionのmodelは、
mode紙と根本違うんだとか。
2度の転機。
・・・
modeのmodel像をも変える・・・
・・・
小夜子や田辺や森理世や。
「美しさ」
例外なく魅了する美しさ。裕に一財産築ける美しさ。
・・・
以前、ナオミ・キャンベルを引用したかと・・・
・・・
桜井さんを見る。作詞。ミス・チル。
噤み出す言葉やリズム/音階によって、同様なことが。
ごく易々と。
「才能、非凡な」
・・・
高校の時の先生にI先生という方がいらっしゃった。
国語の先生。
天井を見ながら或る日ポツリと言う。
「君達の中に特別な美しさの人はいないし、
頭の良さや秀でた才能で飛びぬけた人もいない。」
女優もB.ショーもそこにはいなかった。
当然である。
ここはロンドンでないし、トーキョーでもない。
だが、話が結婚に行く。
「家庭に恵まれて、という生涯を送れればいいんだが。
それが以外と・・・」
芥川が何かの「弱さ」と表現した、その弱さ。
・・・
「ありふれた幸せに持ち込めればいいのだけれど・・・」
は「白い一日」。
カセットが「卒業」に。陽水でなく松任谷由美。
不思議な錯覚で恋に落ちる。SHIHOに?
初恋がrevisited?
・・・
何だかんだ言って、「エル・スール」下敷きがバレバレ
の感傷なので筆を置く。
・・・
短歌。
1.時化(しけ)の海 上り下りたる 停泊船
ポロポロと 響く涙のセレナーデ
2.庭の隅 我呼びせむや 掌
あどけなき顔 細々(さいさい)の声
・3.衣干す 長閑(のど)けきは春 細雪(ささめゆき)
揺らいで落つる 紫紺の涙
4.岩見酒 祝(ことほ)ぐ酒と なるべきか
座したる嶺に 我孤寂(こじゃく)なり
・5.一閃散る 桜花(さくらばな)落花(らっか) 杯の
色に染めけんか 我(わが)恋心やも
6.遠の国 久しくなりぬ 逢引の
小夜更けぬるか 初瀬川
7.小(ち)さき鈴 振るるが如き 声いだし
階下にいるや 君を呼ぶ
8.夏夕立の 大いに降らじ 曇り方
賤(しず)心持て 我(われ)立ち惑う
9.朝開く 蜜柑ししたる 広ごる野
詫び住まいなり 雲居したるも
10.氷の如 澄み渡りたる 小川辺の
汝(な)が瞳の中(うち) 住む人よかな
11.雁渡り 秋密(みそ)かに 咽び泣く
明けなむ月を 人長(ひとおさ)に羨む(うらやむ)
・12.夏日照り 光強きは 醜行(しゅうこう)の如
嫉妬の心 激しく燃え
13.茶色なす 肌蹴(はだけ)の大地 不動の様
彼(か)程冷たき 汝(な)の心やも
14.ぬばたまの 鈍きが如く 光たる
我心やも 行方と知らず
15.愛犬の 荒ら荒らしと 牽引す
伴(とも)の綱引く 汝(な)が手元かな
16.空高く 彼方(かなた)へと飛び去る跡 飛行船
我(われ)母の背に おぶられし日々
・17.会話絶え 遠く見ほゆる 汝(な)が瞳
その涼しきに 我(われ)物怖じす
・・・
書き終えて、「巴里スプリーン」へ。ボードレール。
<<Je donne a ton fils...Je lui
donne...le Don de plaire!>>
(Le Livre de Poche)
「ではね、お前の息子に・・・、そう、お前の息子には・・・人
に歓ばれるという、贈物を上げよう。」
(三好達治訳;新潮文庫)
”I bestow upon your son...I bestow
upon him -the Gift of pleasing.”
(A New Directions Paperback)
・・・
落ちとならない。
今、兎に角、1:20AM。
何時の間にか、「Neue Musik Ⅱ」が終っていた・・・
・・・
窓を開け、扇風機を回してこれを書いている。
・・・
シホを見る。グランジュテ。
素質に恵まれ、努力し、良い師にもついた。
そして開花。
SHIHOとして。
それでも、street fashionのmodelは、
mode紙と根本違うんだとか。
2度の転機。
・・・
modeのmodel像をも変える・・・
・・・
小夜子や田辺や森理世や。
「美しさ」
例外なく魅了する美しさ。裕に一財産築ける美しさ。
・・・
以前、ナオミ・キャンベルを引用したかと・・・
・・・
桜井さんを見る。作詞。ミス・チル。
噤み出す言葉やリズム/音階によって、同様なことが。
ごく易々と。
「才能、非凡な」
・・・
高校の時の先生にI先生という方がいらっしゃった。
国語の先生。
天井を見ながら或る日ポツリと言う。
「君達の中に特別な美しさの人はいないし、
頭の良さや秀でた才能で飛びぬけた人もいない。」
女優もB.ショーもそこにはいなかった。
当然である。
ここはロンドンでないし、トーキョーでもない。
だが、話が結婚に行く。
「家庭に恵まれて、という生涯を送れればいいんだが。
それが以外と・・・」
芥川が何かの「弱さ」と表現した、その弱さ。
・・・
「ありふれた幸せに持ち込めればいいのだけれど・・・」
は「白い一日」。
カセットが「卒業」に。陽水でなく松任谷由美。
不思議な錯覚で恋に落ちる。SHIHOに?
初恋がrevisited?
・・・
何だかんだ言って、「エル・スール」下敷きがバレバレ
の感傷なので筆を置く。
・・・
短歌。
1.時化(しけ)の海 上り下りたる 停泊船
ポロポロと 響く涙のセレナーデ
2.庭の隅 我呼びせむや 掌
あどけなき顔 細々(さいさい)の声
・3.衣干す 長閑(のど)けきは春 細雪(ささめゆき)
揺らいで落つる 紫紺の涙
4.岩見酒 祝(ことほ)ぐ酒と なるべきか
座したる嶺に 我孤寂(こじゃく)なり
・5.一閃散る 桜花(さくらばな)落花(らっか) 杯の
色に染めけんか 我(わが)恋心やも
6.遠の国 久しくなりぬ 逢引の
小夜更けぬるか 初瀬川
7.小(ち)さき鈴 振るるが如き 声いだし
階下にいるや 君を呼ぶ
8.夏夕立の 大いに降らじ 曇り方
賤(しず)心持て 我(われ)立ち惑う
9.朝開く 蜜柑ししたる 広ごる野
詫び住まいなり 雲居したるも
10.氷の如 澄み渡りたる 小川辺の
汝(な)が瞳の中(うち) 住む人よかな
11.雁渡り 秋密(みそ)かに 咽び泣く
明けなむ月を 人長(ひとおさ)に羨む(うらやむ)
・12.夏日照り 光強きは 醜行(しゅうこう)の如
嫉妬の心 激しく燃え
13.茶色なす 肌蹴(はだけ)の大地 不動の様
彼(か)程冷たき 汝(な)の心やも
14.ぬばたまの 鈍きが如く 光たる
我心やも 行方と知らず
15.愛犬の 荒ら荒らしと 牽引す
伴(とも)の綱引く 汝(な)が手元かな
16.空高く 彼方(かなた)へと飛び去る跡 飛行船
我(われ)母の背に おぶられし日々
・17.会話絶え 遠く見ほゆる 汝(な)が瞳
その涼しきに 我(われ)物怖じす
・・・
書き終えて、「巴里スプリーン」へ。ボードレール。
<<Je donne a ton fils...Je lui
donne...le Don de plaire!>>
(Le Livre de Poche)
「ではね、お前の息子に・・・、そう、お前の息子には・・・人
に歓ばれるという、贈物を上げよう。」
(三好達治訳;新潮文庫)
”I bestow upon your son...I bestow
upon him -the Gift of pleasing.”
(A New Directions Paperback)
・・・
落ちとならない。
今、兎に角、1:20AM。
何時の間にか、「Neue Musik Ⅱ」が終っていた・・・
・・・