St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

主の公現ミサ-カトリック飯田教会(1つの典礼)

2009-01-17 23:25:53 | Weblog
主の公現
表紙
「主の栄光はあなたの上に輝く」
入祭唱
「見よ、すべてを支配する主が来られる。王国と権能と主権は、
そのみ手のうちにある」
挨拶
「主の公現。3人の博士。初めてご自身を現された。その意味を
考える。神の恵み。ギリシャ正教では、クリスマスより大きい。
4・5世紀から。今日の戦争・テロの時代。もう1度考える」
第一朗読(イザヤの預言)
「主の栄光はあなたの上に輝く」
答唱詩編
「全ての王は、あなたの前に膝を屈め、全ての国は、あなた
に遣える」
第二朗読(使徒パウロのエフェソの教会への手紙)
「今や、異邦人が約束されたものを受け継ぐ者となるという
ことが啓示された」
アレルヤ唱
「東の空に星を見て、すべてをおいて、神を拝みに来た」
福音説教(マタイによる、2.1-12)
「わたしたちは東方から王を拝みに来た」
「公現。自分を見せる。エピファニー。神様とはどういう方か?
神と被造物との違いは?神は永遠だが、我々は有限。創造者
と創造物。どうやっても、神を知ることが出来ない。それは、被造物
は神ではないから。世の初め、創造された当時から、神は、自分を
相手に見せよう・相手に与えようとしてきた。今でもそう。自分を相手
に知らせたい。神が、自分を見せようとする1つの方法が被造物を創
ったこと。創造。宇宙・自然・人間は第1の聖書。神を最も良く表して
いる。そして、自分を示そうとされる。旧約・預言者・聖書。びっくりする
ことばかり。「御独り子・御言葉」を遣わし、自分をみせようとする。イ
エスの生涯は、神が子を示そうとされたこと。圧倒的な迫力で見せよ
うとした。エピファニー。それを3人の博士に示そうとした。イエスの誕
生。マリア・ヨゼフ・人々から嫌われ/蔑まされていた羊飼い達に。
羊飼いは、牧歌的とは程遠かった。神様はそういう人達に示された。
当時最高の知識人。天文学者(占星術)は、現代最も難しくお金が
かかる。アインシュタイン・ガリレオ、天文学者だった。望遠鏡を見て。
そんな天文学者に神が示されたのは、難しい理論でなく、只管星を
求めることだった。星を見せて、それを追わせた。ただ星について行
くことだった。これこそが、神を求める時の道。難しく考えてしまうわ
ない。単純・素朴に。御言葉を通して、神は御自分を示された。宇宙
万物をイエスがお創りになった。だから、1本の草花をじっくり見るこ
とによって、神が見えてくる。神は人間-赤ん坊・若者・中年・老人を
通して御自分を示そうとされる。そこに計算や理論は不必要。だから
子供にも解る。子供のようにならなければ。子供だから解る。解ると
は単純なこと。無知な人でも神様は理解出来る。年寄。呆けてきても
神様は解る。理解出来る。何故、わたしたちは解らないか?神は、
遠くにいる存在ではない。神の中で生きる。神の海。神の水。その
中の魚が人間。魚が水を何故見えない。「見えない。見せてみろ。」
言っている。理解出来ない。わたしたちは水の中にいる。わたしたち
は神の中にいる。それでいて、何故神を理解出来ないか?何故?
それは、余りにも頭だけで理解しようとしているから。占星術師に
示されたように、星を見ろ・花を見ろ。そうすると、そこに神がいる。
わたしたちは、神の前に謙虚に額ずく。そうしないと神が見えてこ
ない。」
共同祈願
「キリストはすべての人を導くまことの光」
拝領唱
「博士たちは東の国でその方の星を見て、贈り物を携え、
 主を拝みに来た」
notes
1 後、掃除・クリスマスの片付け。人数少ないが宜しく。
2 待降節・クリスマスの飾り付けは、今日で終り。次の日曜
  は、主の洗礼。カナの奇跡は公現の1つ。クリスマスは、
  終り。
一言
「すべてを創られた。宇宙万物を創られた。」 説教を聞きながら
思ったことは、「公害も?」 悪魔や悪や犯罪でなく、公害が浮か
んだ。その様から神を連想するに難い。精神でなく物質を浮かん
だ。そして、恐慌。人々が何かを求め必死にやって来たことが一
瞬にして崩れる。そして、戦争があった。今も。「長江哀歌」を見て
いる。こんなシーンが。まるっきり大きな工場の鋼鉄製の煙突や
壁をハンマーで壊している。シジフのような仕事だ。ハンマーの
音だけが無人に近い空間を占領する。水に沈んだ街。廃墟の工
場。理屈は付けられない。圧倒するものは何か?廃墟と化した鋼
鉄の工場の外壁に神を探す。そんな旅をしたくなった。

三島や滝沢やジャンプのこと-A Diary

2009-01-17 22:08:09 | Weblog
1 牛丼屋に寄って、「タブ丼の安室」と言ってみる。言った後、虚しさに傷つく。
2 三島のS20年を読む。「淫乱に近い貞淑」。「痛みに近い快楽」。ポアンカレ写像
  で、隅に追い遣る。が、3・4コスミ。地は厚い。歯が立たないことに気付き、
  格を知る。
3 中国の不況を見る。日本・アメリカ。3国で1番深刻と感じる。ヨーロッパ・
  ロシア・インド・オーストリア/カナダ・南米・アフリカはどうなんだろう?
  政治体制?サプライ・サイド/デマンド・サイド?資本とは?
4 サッカーボールを脇に犬と散歩。サカリ族ってシェークスピア。繋いで、犬にセンタ
  リン。グ、犬は噛み付こうとしているらしい。ボールが大き過ぎる。歯が見えてCM
  の歯ブラシとなる。トンネルで、音入れの真似事。やってから虚しさに犬を撫ぜる。
  一回休み。
5 ジャンプを10何年振りかに見る。僅かのに、才能に納得する。置いて来る。店員が
  読むかもしれない、と思うとゴミ箱に捨てられない。
6 我妻栄の岩波の民法叢書。入り用な人がいたら連絡を待つ。譲る。
7 Atiyahの“K-Theory”を読む。1人挙げるとしたら彼かも知れない。
  南部先生に比する。
8 チェリスト。デュプレの映画を見る。透明な美しさ。透明な哀しさ。「エミールの未
  来」の浜辺を思い出す。別なマーラー。
9 NTVの滝沢のリストラドラマ冒頭を見る。地下道・90度回転画像。タルコフスキ
  ーの匂い。カフカの迷路の城(?)の受賞映画。カフカの日記はいい。