黒じぷたの漂流日記

Withうつ病で暮らしているらしい。

祝・スナックデビュー

2016-10-26 23:41:21 | 日記
とうとうスナックデビューを果たした。大人になったもんだ。

私にとってスナックはかなりハードルの高い飲食店。

だって店構えがさあ、入りにくいじゃない。窓もなく閉鎖的だし。料金もわかんないし。

しかしながらスナックは至る所にある。スナックに通う人々がかなりいるってことなのね。

そんな話をあちらこちらでしていたら、身近にスナック好きがおりました。知らなかった。

さっそく行きつけのスナックに連れてってくれるというのでお願いした。

カラオケのない静かなスナックがいい、ってリクエストを出して。

で、連れてってくれたのがスナック街の片隅にある、かなり年季の入った店。

2階建てのアパートの1階が店舗になっている。

ドアが開けっ放しで中の様子もうかがえる。わりと親しみやすい感じ。

これなら私1人でも入れそうだ。

温水洋一みたいなおじさんがカウンターの中にいた。マスターだ。

カウンター席のみで、10人も入ればいっぱいの店。

同伴者は常連顔をしているけど、マスターの様子からそうでもないと察した。

それにしても年季が入りすぎている。椅子なんかガムテで修理してんだぜ。

他に客はおらず、3人でスターウォーズとひと昔前のロックバンドの話をする。

さして盛り上がらなかった。

30分にも満たない時間だったと思うけど、同伴者が、じゃあおあいそね、って言ったの。

あら?どうしたのだろう?気になりつつも財布を取り出す。

¥2000。

高い!

焼酎の緑茶わりを1杯飲んだだけだぞ。お通しもない。それなのに¥2000。ぼったくってんなあ。

それでも同伴者は上機嫌。楽しいなあを連発する。

そして同伴者は、次いってみよー、いかりや長介っぽく振舞った。

スナック初体験でしかもはしご。濃密な時間。

次の店はこれまた年季の入ったビルの地下にある店。とても私ひとりだったら入れない。

こちらはミッキー吉野みたいなママが切り盛りしていた。

ここもカウンター席だけでやはり10人も入ればいっぱい。4人ほどの先客がいた。

しかしながらミッキー吉野はバイトで、マスターは他にいるらしい。

同伴者はマスターの武勇伝をミッキーに説明していた。

ミッキーのリアクションからすると、全部知ってるけどね感がひしひしと伝わってきた。

お通しはニンニクの芽が入った肉じゃが。美味しかったです。

そしてまた30分程でおあいそ。カシスオレンジ1杯と肉じゃがで¥1800.さっきよりはましか。

そしてまだまだ夜は始まったばかりなのでありました。


コメント
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