朱鷺色の天使

ソロモンオウムをはじめ沢山の鳥さんとの日々、を綴ります。また、元エホバの証人の2世です。そのネタ投下もします。

今日自分の病院に行きました・・・とりあえずの結果報告

2013-02-25 20:19:14 | 日記
Y先生の外来まで待つつもりでしたが、がんがん体重が落ちていくので本日S先生の外来に行きました。S先生は呼吸器のナンバー2の実力の持ち主です。しかも人間性が素晴らしい!

「ああ、クオンティフェロン。この値なら、医療関係者にはありだと思うよ。どうしても結核患者さんが混じっているからね。グレーゾンだけれど、この値なら感染はしたけれど発症していないよ。ただ、ちゃんと調べよう。胸部レントゲン撮ってこようか」

そうなんです、かれんにかけられていた疑惑は、結核だったんです。これは過去の病気ではありません。若い人からお年寄りまで広範囲に発症しています。しかも気が付かないで肺に穴が開いたり、耐性菌に感染して薬では治らないケースすらあります。薬では治らないとなると、なんと外科手術になってしまうんです。それに耐えられる体力がなければ、治療は困難を極めます。

ちなみに、私のようにステロイド治療をしている人は、感染する可能性が高くなります。医療機関に勤めていなくても、人ごみに出れば感染者はいますから、チャンスがあったらクオンティフェロンをぜひ調べてみてください。血液検査で特殊なもので、検体の取り扱いに注意が必要なので事前にかかりつけのドクターに調べることが可能か聞いてください。

もう少し詳しい話をすると、ツベルクリンより信頼できるとされている検査です。大抵ツベルクリンで調べるようですが、時間がかかるし信頼性で言うとやはりクオンティフェロンがおすすめです。

しかし自分の病院に患者としていくのは・・・なんというか恥ずかしいですね。みんな顔見知りなんだから。みなさん心配してくれるんですが、気恥ずかしいです。

「それでは着替えて中へどうぞ」
・・・。技師さんも顔見知り。しかも男性。もうどうでもいいけれど。

「ほら、前回の職員検診、半年前のものと比べてみても、有意な変化はないよ。問題はないね。」
たしかに肺はきれいでした。心拡大も著変ないし、胸水もありません。デジタルで詳しく見れるので、今は便利です。
「CTも撮りたいね。SLEもあるし。あ、空きがないな。でも交渉してあげるよ。ちょっと待っていてね。」
通常CTは空きがないと緊急でない限り撮れません。でも先生は交渉してくれました。
「オッケー!撮ってきて。読影しておくから、一応予約しておくけれど、仕事で会った時に説明してあげるよ。・・・う~ん仕事がきつすぎるかな。あとは消化器にかかって内視鏡をしてみるといいね。とりあえず、結核ではないよ。じゃあ、CT撮ったらおしまい。かかりつけの先生にはお返事を出しておくね」
本当にありがたかったです。S先生、感謝しきれません。しかも間質性肺炎の検査までしてくれるなんて。それも迅速で。

CTはさくっと終わりました。最新のものに取り換えたと聞いていたけれど、実際見たのは初めてでした。感心している間にすぐ終わり、さっきの男性の技師さんが笑顔で
「以上で終わりです、お疲れ様でした」
と言ってくれて、お昼休みにかかっていたのに申し訳なかったです。

かれんは本当に恵まれています。もし、病院にかかることがあったら、病院に勤めている人におすすめの先生を聞くのがいいですよ。実際勤めていると、先生の人間性もよくわかるし、腕もよくわかります。わざわざ出かけて嫌な思いをするのは勘弁ですよね。もちろん、消化器の先生もあの先生がいい!と心の中で決めています。その先生なら安心です。



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