１８歳女性を“愛の巣”で…３８歳不倫男の未熟さと執着心

　２０歳も年下の不倫相手を絞殺した運送会社の運転手、西田猛容疑者（３８＝横浜市保土ケ谷区）が１３日、神奈川県警に逮捕された。１２日夜、河村麻那さん（１８）が住んでいた神奈川区のマンションで、彼女の首を、彼女のストールとみられる布で絞めて殺害した疑い。

「２人は麻那さんがアルバイトしていたキャバクラで知り合い、昨年１０月から付き合い始めた。西田には妻子がいますが、自宅からそう遠くない距離のところに西田名義で部屋を借り、１カ月ほど前から麻那さんを住まわせていた。ほとんど同居といえるほど、西田は頻繁に彼女の部屋に通っていたようです」（捜査事情通）

　麻那さんも働いていたとはいえ、西田は１８歳の愛人を“囲って”有頂天になっていたんだろう。もちろん、そんな夢のような生活が長く続くわけもない。

「西田は動機について、＜別れたくなかった＞と供述しています。先の見えない関係に嫌気が差した麻那さんから別れ話を切り出され、カッとなったんでしょうね」（前出の捜査事情通）

　若い愛人に溺れ、未練タラタラで思い余って絞殺。西田は殺意についてはあいまいな供述をしているというが、同情の余地はまるでない。

　そういえば先月も八王子で、３５歳の無職男が交際相手の１７歳の女子高生を刺殺する事件が起きている。これも男が未練タラタラだった。
　
　恋愛・離婚カウンセラーの山崎世美子氏が言う。
「１０代の少女と付き合おうなんて３０代男は、精神的に未熟なケースがほとんど。少女を自分の思い通りにできているうちはいいんですが、半年もすれば、だんだん女性の気持ちもそんな男から離れていく。ところが、そういう未熟な男ほど執着心が強い。自分の言うことを聞かない女性を許せなくなるんです」

　３０代男と１０代少女の関係は悲劇を生みやすいわけだ。

　なるほどね。