森元首相、浅田真央選手に関する発言で「反省しなくては...」 BSフジ「PRIME NEWS」で

ソチオリンピックで、日本中を感動の渦に巻き込んだ浅田真央選手(23)に関して、「あの子は大事なところで転ぶ」などと発言し、波紋を広げていた森元首相が26日夜、BSフジの「PRIME NEWS」に出演し、騒動後、初めてその真意を語った。

森元首相は「僕は現地で見てたわけですよ、団体戦を。日本は5位か6位かそんなとこだったかな。それで、『これ勝てるの?』と言ったら、『まず無理でしょ』ってことだった。『浅田さんは(五輪は)最後になるかもしれないよね』とおっしゃったんです。最後に、花を飾らせてあげるのかなという、僕らもみんなそう思ってますよ。だから余計なことに神経を使わせないほうがいいんじゃないかと、わたしはそう思ったんです」と述べた。

2020年東京オリンピック組織委員会会長の森元首相は、先の発言は「個人戦で、浅田真央選手にメダルを取ってもらいたいためだった」と話した。

またこれに先立ち、「言いたいことが伝わらなかったのなら、反省しなくてはいけない」と述べた。

25日、森元首相の発言について、「わたしは別に今、何とも思ってないですけど、たぶん森さんが、ああいう発言をしてしまったことについて、森さんは今、少し後悔をしてるのではないかなというふうには、少しは思っています」と語った浅田真央選手。

これについて、森元首相は「『森さん、後悔してるんじゃない』なんて言われたけどね、後悔はしてないけど、まあ、真央ちゃんっていうのは、わたしから見たら、孫みたいな年齢ですよね。わたしのまた孫がね、大好きなんですよ、真央ちゃんが。ものすごく今、孫から怒られてる。孫の母親、つまりわたしの娘からも怒られてる。そんなつもりじゃなかったんだけどなと思って」と述べた。

　言いたいことがちゃんと伝わるように言ってほしいですね。