津軽三味線に感動する話。

昨日、今日とまた出張でした。

今回も青森県ですが、今度は弘前市へ。



これは帰りの券ですが。

前日入りして準備して、翌日作業という、そういうスケジュールです。

やることもこないだと全く同じなのですが、前回で穴あけが済んでるだけに、若干の心の余裕があったのでした。


どのくらい余裕があるかというと、夜飲みに出れるくらいの余裕。

一緒に行った営業さんに、

「三味線聴きながら飲めるところがあるらしいよ。」

と言われ、

「まじすか。いいすねそれ。」

と、即決して行ってみたわけです。

津軽三味線、とか、結構興味はあったので。

それはそう、吉田兄弟のＣＤを借りて、車で聴く程度の興味。


小さい飲み屋ではありましたがこぎれいなとこで、２時間に１回くらい演奏があるようです。

しばらく普通に飲んでると、おもむろに奏者の方が入ってきて、演奏開始。



生で聴くのは初めてに近いので、どんなもんだろうかと思ってましたが・・・

最初から最後まで立ちっぱなし。

何がって鳥肌が。


いや、すごかったですよ。

アンプとか、そういうのも使ってないんだろうけど大迫力。

あんまし小難しい表現ができないのがアレですが、体に響くというか、心に響くといいますかね。

約３０分くらいの演奏時間なのですが、正座して聞き入ってしまったのでした。

足がしびれてんのも気づかないほど。


当たり前に三味線のうまい下手とかは判断がつきませんが、今回の奏者の方はどうもすごい人らしく、大会でも入賞多数の模様。

今ネットで見てみたら吉田兄弟とかともつながってるようです。

おもむろに入ってきて演奏して、礼をして帰っていくという、無駄な行動がないところが実に渋い。

最高でした。小山内薫氏。

ツアー的なものもやってるようなので、聴きに行ってみようかなと思いました。


ちなみに、一人の演奏でさえ大感動なのに、数人でやることもあるようでした。



いつか聴いてみたいもんです。


とりあえず、本来の仕事の方もうまくいきました。

いい出張でしたね。