フミヒコさん。

最近になって会社から携帯を預けられました。
社用携帯というやつですが、あまり気は進まない感じです。



どうしても、「紐をつけられた」というか、そんな感覚が。

そうも言ってられない。
というのはわかる。
わかるんですけどねぇ。

とかいいつつ、個人携帯でも通話料金でかかってたのはほとんど仕事関係だったので、その辺は良かった。
電話とか、あんまりしなくなってますからね。
もっぱらLINEか、またはメールか。



で、その会社携帯なのですが、定期的に間違い電話がかかってきます。
間違い電話というか、この番号を前に使ってた人宛なのでしょう。

どうやらその人は
「フミヒコさん」
というようです。

フミヒコさんは、おそらくは俺より世代が上。

フミヒコさんは弘前か、ざっくり青森県が地元。

フミヒコさんはゴルフをやる。

フミヒコさんはわりとうっかりしている。

フミヒコさんはいつも誰かに探されている。


とか、かかってくる電話でなんとなくその人となりが分かってくる始末。

・・・つうかかかって来すぎだ。
番号変わったならそれなりに周知しやがれ(-_-;)

休みの日とかに会社携帯が鳴って、しかもわからん番号だと、出ていいのかスルーした方がいいのか判断がつかない。

「まあ、ほんとに必要ならまたかかって来るだろう。」

とか、思った１分後にまた着信があり、いよいよ呼ばれてるかと出てみるとやはり
「フミヒコさんですか？」
「・・・違いますよ。」


彼に何があったのか、心配にすらなってきますね。
大丈夫なんだろうか(^_^;)

そのうち借金取りやら警察とかから電話がかかってこないことを祈るばかりです。